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財政法4条の国会答弁と質疑

国の歳出は税金でまかなうのが原則で、国債を出せるのは公共事業などに限るという財政法4条と、地方自治体の借金(地方債)を同じように制限する地方財政法5条。この原則を廃止して国や自治体が投資のために借りやすくすべきだという主張と、財政規律を守るべきだという主張が国会でぶつかっています。だれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを会議録から機械的に集めて並べます。

121議員の質疑
82政府の答弁
58取り上げた
議員
2026最新 06-10
(最初 2016-01)
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財政法4条と地方債の原則は国会でどれくらい議論されていますか? 2016年1月26日から2026年6月10日までに、国会会議録には財政法4条と地方債の原則にふれた議員の質疑が121件、政府の答弁が82件あります。取り上げた議員は58人です(「財政法四条」「財政法第四条」「財政法4条」「地方財政法五条」を含む発言を数えたもの)。

数字で見る要点

  • 質疑がいちばん多かったのは2026年の37件です。
  • 党(会派)ごとの質疑は、維新 30件(25%)、共産 18件(15%)、無所属 14件(12%)の順に多くなっています。
  • もっとも多くの日に取り上げた議員は、河村たかし(無所属・8日)です。
  • 直近の政府答弁は、2026年6月4日の衆議院 予算委員会で、高市早苗(内閣総理大臣)が答えたものです。

集め方:「財政法四条」「財政法第四条」「財政法4条」「地方財政法五条」「地財法五条」「地方財政法第五条」「地方財政法5条」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2016年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-11-02 02:41。

省庁の新しい発表

各府省の新着情報を毎日取り込み、この話題に関係する発表を並べています(Kurage 省庁トラッカー)。

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いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年6月4日衆議院 予算委員会第14号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

財政法第四条は、国の歳出は租税等をもって賄うという、いわゆる非募債主義の原則を示したものでございます。

2026年5月22日参議院 本会議第15号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

財政法を見直し、危機管理投資、成長投資を財政法第四条の公債発行対象経費とすべきとのお尋ねがございました。 財政法第四条は、公共事業費、出資金、貸付金という具体的な資産が形成され、その受益が将来に及ぶ支出に限り、国会の議決の範囲内で公債発行を認めており、こうした考え方は引き続き堅持すべきですが、危機管理投資、成長投資でも対象となる経費があるものと考えております。

2026年5月13日衆議院 財務金融委員会第9号橋本憲次郎総務省大臣官房審議官答弁

地方財政法第五条は、健全財政の確保、世代間の負担の公平の確保等の観点から、自治体の歳出は地方債以外の歳入をもって賄うことを原則とし、起債の対象経費を、原則として、公営企業に要する経費や、出資金、貸付金、公共、公用施設の建設事業等に限定しているところでございまして、これは国の財政法と同様の考え方でございます。

直近の質疑

2026年6月10日衆議院 財務金融委員会第11号河村たかし愛知無所属

こんな、財政法四条、地財法五条で全体の金を全部役人が取り仕切って、それではいかぬよと。

2026年6月4日衆議院 予算委員会第14号石橋林太郎自由民主党・無所属の会

憲法九条と財政法四条の関係についてでありますけれども、我々自民党は憲法改正を目指しておりますし、総理も憲法改正に大変意欲を持っていらっしゃるということは誰もが承知をしていると思います。 憲法も財政法も共に占領下に作られたわけでありまして、この占領下のものをしっかりと改めていかなければならないというふうに私は思っているところでありますけれども、総理に、この憲法九条と財政法四条の関係について総理の御認識をお聞かせいただきたいと思います。

2026年5月26日参議院 財政金融委員会第9号松田学参政党

先般、防災庁設置法案に係る参院本会議での質問でも、私、高市総理に対しまして、この防災というのは危機管理投資の一環だと、防災の強化に伴って形成される知的資産あるいは人的資産、これは無形資産として広く起債、国債の起債対象にすべきではないかということを申し上げましたが、国民の増税への懸念を払拭しつつ、国際社会の動きにも対応して国を守っていくということで、ほかの国に比べて厳しい財政規律になっている六十年償還ルール、財政法四条、こういったものを国…

よくある質問

財政法4条と地方債の原則は国会でどれくらい議論されていますか?

2016年1月26日から2026年6月10日までに、国会会議録には財政法4条と地方債の原則にふれた議員の質疑が121件、政府の答弁が82件あります。取り上げた議員は58人です(「財政法四条」「財政法第四条」「財政法4条」「地方財政法五条」を含む発言を数えたもの)。

財政法4条と地方債の原則を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?

議員の質疑121件を党(会派)ごとに数えると、維新 30件、共産 18件、無所属 14件の順です(発言時の会派で数えたもの)。

財政法4条と地方債の原則を国会で多く取り上げた議員はだれですか?

取り上げた日数が多い順に、河村たかし(8日・最新 2026年6月10日)、藤巻健史(7日・最新 2017年1月31日)、松田学(5日・最新 2026年5月26日)です。

政府は財政法4条と地方債の原則について最近なんと答えていますか?

2026年6月4日の衆議院 予算委員会で、高市早苗(内閣総理大臣)が答弁しています。答弁の一文:「財政法第四条は、国の歳出は租税等をもって賄うという、いわゆる非募債主義の原則を示したものでございます。」前後の文脈は会議録で確かめてください。

財政法4条と地方債の原則が国会で最も多く議論されたのはいつですか?

質疑と答弁を合わせた件数が最も多かったのは2026年で、質疑37件・答弁16件でした。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • 財政法4条(建設国債の原則)を廃止・緩和するか、特例公債法で毎年しのぐ今の形を続けるか
  • 地方財政法5条を緩めて、自治体が産業投資のために地方債を出せるようにするか
  • 財政規律と成長投資のバランス、金利上昇時の利払い負担
  • 日本銀行の国債保有と財政ファイナンスの線引き

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2016年3117
2017年93
2018年02
2019年01
2020年14
2021年2214
2022年26
2023年118
2024年25
2025年66
2026年 06月まで3716

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
河村たかし 愛知
衆議院
無所属81522026-06-10
藤巻健史
参議院
日本維新の会71022017-01-31
松田学 議員ページ
参議院
参政党5722026-05-26
宮本徹
衆議院
日本共産党4432023-02-01
青山雅幸
衆議院
日本維新の会・無所属の会3522021-03-02
牧山ひろえ 議員ページ
参議院
立憲民主・社民3422021-03-26
ラサール石井 議員ページ
参議院
社会民主党2612026-04-02
小池晃 議員ページ
参議院
日本共産党2312026-03-26
清水忠史
衆議院
日本共産党2322021-03-02
古本伸一郎
衆議院
民進党・無所属クラブ2312017-02-24
大久保勉
参議院
民進党・新緑風会2322016-03-31
神谷宗幣 議員ページ
参議院
各派に属しない議員2212023-05-25
田村貴昭
衆議院
日本共産党2222023-04-06
階猛 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属2222023-03-22
室井邦彦
参議院
日本維新の会2212017-12-04
落合貴之 議員ページ
衆議院
民主・維新・無所属クラブ2222016-03-01
塩入清香 議員ページ
参議院
参政党1312026-03-26
大塚耕平
参議院
民進党・新緑風会1312016-03-31
大島敦 議員ページ
衆議院
中道改革連合・無所属1212026-03-06
音喜多駿
参議院
日本維新の会1222021-03-26
石橋林太郎 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112026-06-04
工藤聖子 議員ページ
衆議院
参政党1112026-04-28
伊佐進一 議員ページ
衆議院
中道改革連合・無所属1112026-03-13
牧野俊一 議員ページ
衆議院
参政党1112026-03-04
田村智子 議員ページ
衆議院
日本共産党1112025-11-21
伊藤孝恵 愛知
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-06-05
嘉田由紀子 議員ページ
参議院
日本維新の会1112025-06-03
柳ヶ瀬裕文
参議院
日本維新の会1112025-04-07
伊藤岳
参議院
日本共産党1112024-04-05
掘井健智
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1112024-02-16
堂込麻紀子 議員ページ
参議院
各派に属しない議員1112023-05-25
矢倉克夫
参議院
公明党1112023-05-24
篠原豪
衆議院
立憲民主党・無所属1112023-04-26
赤嶺政賢
衆議院
日本共産党1112023-04-13
高木真理 議員ページ
参議院
立憲民主・社民1112023-04-05
岩渕友 議員ページ
参議院
日本共産党1112023-03-08
高瀬弘美
参議院
公明党1112022-06-02
舞立昇治 議員ページ
参議院
自由民主党・国民の声1112021-06-07
西田昌司 議員ページ
参議院
自由民主党・国民の声1112021-04-28
上田清司 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112021-03-26
小田原潔 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112021-02-25
加藤鮎子 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112021-02-19
本田太郎 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112021-02-19
渡辺喜美
参議院
みんなの党1112021-01-28
山花郁夫
衆議院
立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム1112020-02-20
石井苗子 議員ページ
参議院
日本維新の会1112017-03-27
石井章
参議院
日本維新の会1112017-01-31
高木宏壽 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112016-11-15
平野達男
参議院
新党改革・無所属の会1112016-03-31
礒崎哲史 議員ページ
参議院
民進党・新緑風会1112016-03-31
吉川沙織 議員ページ
参議院
民主党・新緑風会1112016-03-23
辰巳孝太郎 議員ページ
参議院
日本共産党1112016-03-16
池内さおり
衆議院
日本共産党1112016-03-01
井坂信彦
衆議院
民主・維新・無所属クラブ1112016-02-22
神田憲次
衆議院
自由民主党1112016-02-17
鈴木克昌
衆議院
民主・維新・無所属クラブ1112016-02-12
鷲尾英一郎 議員ページ
衆議院
民主・維新・無所属クラブ1112016-02-09
松野頼久
衆議院
民主・維新・無所属クラブ1112016-01-26

参考人として意見を述べた人

委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。

名前肩書(会議録の表記)日数件数日付
高橋洋一嘉悦大学教授122017-02-21
小西砂千夫総務省地方財政審議会会長/関西学院大学名誉教授112023-02-20
富田茂之112017-02-21
安藤実静岡大学名誉教授112016-02-29

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
麻生太郎財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)916
高市早苗内閣総理大臣88
片山さつき財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)59
鈴木俊一財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)55
橋本憲次郎総務省大臣官房審議官46
内藤尚志総務省自治財政局長44
加藤勝信財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)22
原邦彰総務省自治財政局長22
前田努財務省主計局次長22
角田隆財務省主計局次長22
美並義人財務省主計局次長17
岡本三成財務副大臣12
中山光輝財務省主計局次長11
村上誠一郎総務大臣11
大沢博総務省自治財政局長11
金城泰邦文部科学大臣政務官11
濱田厚史総務省大臣官房審議官11
瀬戸隆一財務大臣政務官11
笠原隆文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部長11
井上貴博財務副大臣11
末松信介文部科学大臣11
前田一浩総務省自治財政局長11
阪田渉財務省主計局次長11
由木文彦国土交通省総合政策局長11
可部哲生財務省主計局次長11
佐川宣寿財務省理財局長11
安田充総務省自治財政局長11
坂井学財務副大臣11
安倍晋三内閣総理大臣11

愛知の議員は

愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、財政法4条と地方債の原則を国会で取り上げているのは次の議員です。

愛知の46人の発言はことがら「財政と予算」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

制度そのものを調べるなら

事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。

発言のあゆみ

全部 208 質疑 121 答弁 82 参考人 5 新しい順

2026年3月31日参議院 財政金融委員会第4号松田学参政党

私たち参政党は、国債を財政の堂々たる財源として積極的に位置付けるべきことを主張しておりますが、そもそも特例公債法そのものが国債イコール悪という思想に立脚して、非募債主義を定める財政法四条の下、その例外として規定された建設公債以外の国債はあくまで特例として許すとの発想に基づくものであり、この考え方が日本の財政運営を国債発行額の過度の抑制へと走らせ、国内に十分なマネー循環を起こすことなく、経済停滞と国力の衰退へと日本を導いた一因であると考え… 現状では、国民生活を支えるために必要な特例公債が国債残高の大半を占めており、もはやそれは特例とは言えず、高市内閣も進めようとしている投資を中心とする積極財政の財源も、財政法四条が許す公共事業向けの建設公債だけでは十分に賄えないはずであります。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

我が国においては、EUですとかあるいはアメリカのような、割合ときちっと数字が決まるような基準がございませんので、まさに市場の信認ですとか、そういったまさに財政法四条そのものですとか、非募債主義ですとか、今我々が掲げております名目GDPに対する債務残高を緩やかに、だけど確実に引き下げていくということですとか、それから、これからどのような表現になるか分かりませんけど、単年度においては入るを量りて出るを制す的な、いわゆるフローの方の基準ですね…

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号小池晃日本共産党

大臣、この今の日本の財政状況は、財政法第四条が目的としている健全財政と言えるのでしょうか。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

これは衆議院の方でも御党から御質問あったんですけれども、財政法四条の制定趣旨でございますが、先ほどもお答えしましたが、公債をむやみに出して国の債務を膨大ならしめ、そうして財政全体の基礎を危うくするということがないように公債発行を限定したものであるということが昭和二十二年に財政法が制定される際の国会における法案審議で説明されております。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号小池晃日本共産党

大臣に聞きますが、そもそも財政法第四条が、国の財政は租税等をもって賄うべしとする非募債主義を定めて、一般会計の歳出不足を補うための赤字国債発行を禁止したのはなぜでしょうか。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号塩入清香参政党

財政法第四条の規定は、憲法第九条の議論と極めて似た構造を持っていると考えております。 同様に、財政法四条では国債発行は原則認めないという建前があるにもかかわらず、現実には特例公債という形で恒常的に国債発行を行っています。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

財政法第四条は、国の歳出は租税等をもって賄うといういわゆる非募債主義を定めたものでありまして、公共事業費などの財源として建設国債を発行する、それ以外の国債発行を禁じているということは、今御答弁を事務方から申し上げたとおりでございまして、他方、委員御指摘のとおり、実際には、特例公債脱却を成し遂げていた時期もありましたが、それ以降はずっとその公債の発行が、特例公債の発行が続いているのも事実でございました。 ですから、特例公債の発行が常態化しているからといって、直ちに財政法第四条が改正されたり廃止されたりということではないというふうに考えております。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号塩入清香参政党

その上で、財政法第四条そのものについても伺わさせていただきます。 財政法第四条は、国の歳出は公債又は借入金以外の歳入をもって賄うことを原則としております。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号中山光輝財務省主計局次長答弁

委員御指摘のとおり、財政法第四条は、公共事業等の財源として発行する建設国債を除きまして国の歳出は租税等をもって賄うという原則を規定してございます。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号塩入清香参政党

まず、大変初歩的な質問で申し訳ないのですが、特例公債法でいうところの特例とは、財政法第四条が建設公債以外の公債発行を原則として想定していないため、その例外として赤字国債の発行を可能にする、そういう位置付けでよろしいでしょうか。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号ラサール石井社会民主党

それでは、国債に関連して財政法四条で認められた国債、いわゆる建設国債についてお伺いします。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号ラサール石井社会民主党

財政法四条に忠実になり、我が国は原則赤字国債を発行しないように努めているんだという意思を市場に示すためにも公債特例法は毎年審議すべきだと考えますが、五年間という衆議院議員の任期を超える長期にわたって赤字国債の発行を可能にすれば、日本は財政健全化に真剣でないと取られるのではないでしょうか。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号ラサール石井社会民主党

私たち社民党の前身、日本社会党の木村禧八郎参議院議員は、一九六〇年三月十日の予算委員会で、「財政法四条、五条でも、公債の発行について厳重な制限をしたり、継続費予算というものを認めなかったのは、日本が、防衛費が継続費とか公債費という形でふえて、再び軍国主義化する危険がある、そういうのを財政面で押えるという意味を持っていたと思うのです。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

このように、財政法第四条は、日本政府側の立案によって健全財政の原則というのを規定したものであって、司令部が再軍備を阻止するために財政の自由度に制限を設けたものであるとは考えておりません。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号ラサール石井社会民主党

財政法四条は、ただインフレ抑止のために作られた規定ではありません。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

委員御指摘の財政法第四条は、国の歳出は租税等をもって賄うといういわゆる非募債主義の原則を示したものでありまして、公共事業費等の財源として建設国債を発行する以外の公債発行を禁じております。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号ラサール石井社会民主党

まず、大臣に、先ほど御指摘もありましたが、財政法四条に関する基本的な御認識をお願いします。 財政法四条が作られた歴史的背景を踏まえてお答えください。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号松田学参政党

次に、日本が今営んでいる六十年償還ルールについて少し聞いてみたいと思っていまして、今般、特例公債法が必要になりますのは、財政法四条が非募債主義を定めている、これ一つ大きな財政規律になっているという説明になっていますが、加えて、日本では国債の六十年償還ルールによる減債基金制度が営まれていると。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号松田学参政党

よく議論されるように、財政法四条そのものは、日本が二度と海軍力を増強して戦争する国にならないように、そのために憲法九条二項とともにGHQが置いていった置き土産だという説もよくありますが、そのことはさておきですね、今般の法案に防衛所得税の創設は盛り込まれてはいますが、今後、防衛関係費のGDP比三・五%も言われる中で、その財源どう賄うことになるのか。 安定財源は増税ということになると、これ非現実的な水準になる可能性もありますので、今私が申し上げたように、財政法四条、この際見直して、防衛費そのものを国債発行の対象とすることも考えなければならなくなるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号松田学参政党

そもそも、今回の特例公債法案は、財政法四条というのがあって、非募債主義を定めていると。 その下で、国債発行は言わば実物投資であります公共事業、あとは出資金、貸付金に限定していて、そのほかの経費の財源に充てられる公債を禁止しているということから、この特例公債法が必要になるということでありまして、ただ、高市内閣が掲げている成長投資とか危機管理投資、これは何も実物の公共投資というものに限られるものではないはずでありまして、この財政法四条がそもそもそうした積極財政の足かせになっているんじゃないかという気もいたします。

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方