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都市農業の国会答弁と質疑

都市の農地は、地価が高いぶん相続税や固定資産税の負担が重く、相続のたびに農地の一部を売らざるを得ない農家があります。生産緑地の2022年問題、農地の相続税の納税猶予、農機具の倉庫など農業用施設の用地の税、災害時に農地を使う防災協力農地まで、国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。

275議員の質疑
235政府の答弁
80取り上げた
議員
2026最新 06-22
(最初 2015-02)

都市農業は国会でどれくらい議論されていますか? 2015年2月10日から2026年6月22日までに、国会会議録には都市農業にふれた議員の質疑が275件、政府の答弁が235件あります。取り上げた議員は80人です(「都市農業」「生産緑地」「防災協力農地」「農地 納税猶予」を含む発言を数えたもの)。

数字で見る要点

  • 質疑がいちばん多かったのは2018年の94件です。直近の2026年は14件です。
  • 党(会派)ごとの質疑は、立憲民主 55件(20%)、旧民主・民進 45件(16%)、公明 40件(15%)の順に多くなっています。
  • もっとも多くの日に取り上げた議員は、後藤祐一(立憲民主・9日)です。
  • 直近の政府答弁は、2026年6月9日の衆議院 農林水産委員会で、鈴木憲和(農林水産大臣)が答えたものです。

集め方:「都市農業」「生産緑地」「防災協力農地」「農地 納税猶予」「農業用施設 固定資産税」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2015年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-17 00:50。

いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年6月9日衆議院 農林水産委員会第13号鈴木憲和自由民主党・無所属の会農林水産大臣答弁

都市農業か否かにかかわらず、生産基盤の強化に取り組む場合、例えば産地パワーアップ事業というのがありまして、ハウスの整備なんかも支援をしておりますので、ニーズがあればしっかりやらせていただきたいと思います。

2026年6月9日衆議院 農林水産委員会第13号鈴木憲和自由民主党・無所属の会農林水産大臣答弁

先ほど来局長の方から答弁がありますが、生産緑地に係る相続納税猶予制度につきましては、平成三年度の税制改正の中で、猶予期間について、従来の二十年から終身へと変更されたところであります。 一方で、生産緑地は、多様な機能を有しておりまして、維持していくことは重要であるため、平成三十年に法律を制定をして、例えばですけれども、自ら営農せずとも、担い手などに貸借した場合には、終身、納税猶予が継続される制度を措置し、農業者の負担軽減を図ってきているところであります。

2026年6月9日衆議院 農林水産委員会第13号松本平農林水産省農村振興局長答弁

三大都市圏の特定市における納税猶予制度を適用しなかった農地の割合につきましては、統計がございませんので、不明でございます。 その一方でございますが、統計データのあります東京都内の生産緑地の面積、令和八年時点で約二千六百六十ヘクタールでございます、そのうち相続税納税猶予制度の適用を受けている面積につきましては、約千二百九十九ヘクタールであることから、全体の約四八%となっておるところでございます。

直近の質疑

2026年6月22日衆議院 予算委員会第15号菅原一秀自由民主党・無所属の会

また、都市農業を守ることは首都圏の食料安全保障にもつながるわけでありますから、相続税の納税猶予制度に関して、農地だけじゃなくて、農機具を入れる倉庫とか直売所にも適用するように、これは要望しておきたいと思います。

2026年6月22日衆議院 予算委員会第15号菅原一秀自由民主党・無所属の会

私の地元練馬は、世界都市農業サミットが行われるような、大変都市農業の盛んな地域でもあります。

2026年6月9日衆議院 農林水産委員会第13号森ようすけ国民民主党・無所属クラブ

全国延べ単の支援じゃなくて、都市農業に特化した支援を是非お願いしたいと思います。

よくある質問

都市農業は国会でどれくらい議論されていますか?

2015年2月10日から2026年6月22日までに、国会会議録には都市農業にふれた議員の質疑が275件、政府の答弁が235件あります。取り上げた議員は80人です(「都市農業」「生産緑地」「防災協力農地」「農地 納税猶予」を含む発言を数えたもの)。

都市農業を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?

議員の質疑275件を党(会派)ごとに数えると、立憲民主 55件、旧民主・民進 45件、公明 40件の順です(発言時の会派で数えたもの)。

都市農業を国会で多く取り上げた議員はだれですか?

取り上げた日数が多い順に、後藤祐一(9日・最新 2022年4月6日)、紙智子(4日・最新 2018年5月10日)、竹谷とし子(4日・最新 2017年6月13日)です。

政府は都市農業について最近なんと答えていますか?

2026年6月9日の衆議院 農林水産委員会で、鈴木憲和(農林水産大臣)が答弁しています。答弁の一文:「都市農業か否かにかかわらず、生産基盤の強化に取り組む場合、例えば産地パワーアップ事業というのがありまして、ハウスの整備なんかも支援をしておりますので、ニーズがあればしっかりやらせていただきたいと思います。」前後の文脈は会議録で確かめてください。

都市農業が国会で最も多く議論されたのはいつですか?

件数が最も多かったのは2018年で、質疑94件・答弁84件でした。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • 都市の農地を相続しても農業を続けられるよう、相続税の納税猶予をどう見直すか
  • 農機具の倉庫や出荷施設など、農業用施設の用地の税負担をどう考えるか
  • 生産緑地の指定が切れたあとの農地をどう守るか
  • 災害時に農地を避難場所などに使う防災協力農地をどう広げるか

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2015年2319
2016年4336
2017年4143
2018年9484
2019年52
2020年1013
2021年72
2022年55
2023年33
2024年2214
2025年87
2026年 06月まで147

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
後藤祐一 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属93242022-04-06
紙智子
参議院
日本共産党41412018-05-10
竹谷とし子 議員ページ
参議院
公明党4612017-06-13
小宮山泰子
衆議院
国民民主党・無所属クラブ3612018-05-16
田名部匡代 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属3312025-03-25
山田俊男
参議院
自由民主党・こころ3322018-04-05
大河原雅子
衆議院
立憲民主党・市民クラブ21412018-06-19
宮本徹
衆議院
日本共産党21112016-11-02
川田龍平
参議院
立憲民主党21012018-04-19
馬淵澄夫
衆議院
立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム2912020-05-15
岸本周平
衆議院
民主党・無所属クラブ2822015-05-13
鈴木義弘 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ2612024-04-11
儀間光男
参議院
日本維新の会2512018-04-05
徳永エリ 議員ページ
参議院
立憲民主・社民2212024-05-23
神谷裕 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属2212024-04-18
舟山康江 議員ページ
参議院
民進党・新緑風会11112018-04-05
森ようすけ 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1812026-06-09
石川博崇 議員ページ
参議院
公明党1712016-03-25
赤木正幸
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1612024-05-15
斉藤和子
衆議院
日本共産党1612016-11-17
田中健 愛知
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1512024-05-30
森夏枝
衆議院
日本維新の会1512018-06-19
本村賢太郎
衆議院
民進党・無所属クラブ1512017-04-12
もとむら賢太郎
衆議院
無所属の会1412018-06-19
佐藤英道 議員ページ
衆議院
公明党1412018-06-19
神田憲次
衆議院
自由民主党1412018-05-30
横山信一 議員ページ
参議院
公明党1412018-04-05
徳安淳子
衆議院
日本維新の会1312025-02-28
石原伸晃
衆議院
自由民主党1312018-06-19
神谷昇
衆議院
自由民主党1312018-02-23
新妻秀規
参議院
公明党1312017-04-25
青木愛 議員ページ
参議院
希望の会(自由・社民)1312017-04-25
椎木保
衆議院
日本維新の会1312017-04-12
高木美智代
衆議院
公明党1312015-03-10
菅原一秀 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1212026-06-22
佐々木りえ 議員ページ
参議院
日本維新の会1212026-04-21
朝日健太郎 議員ページ
参議院
自由民主党・無所属の会1212026-03-26
金子恵美 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属1212024-04-09
野田国義
参議院
民進党・新緑風会1212017-04-25
伊佐進一 議員ページ
衆議院
公明党1212017-04-12
本村伸子
衆議院
日本共産党1212017-04-12
福田昭夫
衆議院
民主党・無所属クラブ1212015-03-13
大森江里子 議員ページ
衆議院
公明党1112025-12-18
岡田華子
衆議院
立憲民主党・無所属1112025-03-25
高橋光男 議員ページ
参議院
公明党1112025-03-24
矢倉克夫
参議院
公明党1112025-03-19
松野明美 議員ページ
参議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1112024-05-28
横沢高徳 議員ページ
参議院
立憲民主・社民1112024-05-28
渡辺創 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属1112024-04-18
近藤和也 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属1112024-04-18
角田秀穂 議員ページ
衆議院
公明党1112024-03-13
足立康史 議員ページ
衆議院
日本維新の会1112023-04-27
小山展弘
衆議院
立憲民主党・無所属1112023-03-08
岬麻紀
衆議院
日本維新の会1112023-02-20
土屋品子 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112021-04-20
吉良よし子 議員ページ
参議院
日本共産党1112021-04-15
須藤元気
参議院
各派に属しない議員1112021-03-16
浜口誠 議員ページ
参議院
立憲・国民.新緑風会・社民1112020-06-02
繁本護 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112019-12-03
塩田博昭
参議院
公明党1112019-11-07
谷合正明 議員ページ
参議院
公明党1112019-04-16
佐々木さやか
参議院
公明党1112018-11-15
田村貴昭
衆議院
日本共産党1112018-06-19
星野剛士 議員ページ
衆議院
自由民主党1112018-02-08
河戸光彦
参議院
1112017-12-04
山添拓 議員ページ
参議院
日本共産党1112017-04-25
高木かおり 議員ページ
参議院
日本維新の会1112017-04-25
佐々木隆博
衆議院
民進党・無所属クラブ1112017-04-20
大塚耕平
参議院
民進党・新緑風会1112017-03-30
畠山和也
衆議院
日本共産党1112017-03-23
井上義久
衆議院
公明党1112017-01-24
小泉進次郎 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112016-10-17
山本香苗 議員ページ
参議院
公明党1112016-05-26
尾身朝子 議員ページ
衆議院
自由民主党1112016-05-20
秋元司
衆議院
自由民主党1112016-05-20
上田勇 議員ページ
衆議院
公明党1112016-02-25
石田祝稔
衆議院
公明党1112015-06-17
三森かおり
衆議院
1112015-06-09
田城郁
参議院
民主党・新緑風会1112015-05-12
田村智子 議員ページ
参議院
日本共産党1112015-02-10

参考人として意見を述べた人

委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。

名前肩書(会議録の表記)日数件数日付
藤本正人所沢市長122022-04-01
谷口信和東京農業大学農学部教授112015-05-27

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
齋藤健農林水産大臣731
栗田卓也国土交通省都市局長525
石井啓一国土交通大臣57
江藤拓農林水産大臣55
林芳正農林水産大臣411
大澤誠農林水産省経営局長47
細田健一農林水産大臣政務官47
森山裕農林水産大臣46
荒川隆農林水産省農村振興局長322
榊真一国土交通省大臣官房審議官315
山本有二農林水産大臣37
鈴木憲和農林水産大臣24
谷合正明農林水産副大臣24
松本平農林水産省農村振興局長23
麻生太郎財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)23
坂本哲志農林水産大臣22
西村康稔経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)22
梶山弘志経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)22
赤羽一嘉国土交通大臣22
礒崎陽輔農林水産副大臣22
上月良祐農林水産大臣政務官22
藤井比早之国土交通大臣政務官22
佐藤速水農林水産省農村振興局長22
新井毅農林水産省農村振興局農村政策部長22
矢倉克夫農林水産大臣政務官22
石原伸晃内閣府特命担当大臣(経済財政政策)22
安倍晋三内閣総理大臣22
佐藤英道農林水産大臣政務官22
北村知久国土交通省都市局長16
川野豊国土交通省不動産・建設経済局次長14
天河宏文国土交通省都市局長14
泉田裕彦国土交通大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官13
加藤寛治農林水産大臣政務官12
宮内秀樹国土交通大臣政務官12
竹谷とし子財務大臣政務官12
小林大樹農林水産省経営局長11
根本幸典農林水産副大臣11
佐藤紳農林水産省大臣官房生産振興審議官11
山本佐知子農林水産大臣政務官11
石破茂内閣総理大臣11
前島明成農林水産省農村振興局長11
岸田文雄内閣総理大臣11
杉中淳農林水産省大臣官房総括審議官11
斉藤鉄夫国土交通大臣11
長井俊彦農林水産省農村振興局長11
青山豊久農林水産省農村振興局長11
野村哲郎農林水産大臣11
牧元幸司農林水産省農村振興局長11
金子原二郎農林水産大臣11
朝日健太郎国土交通大臣政務官11
野上浩太郎農林水産大臣11
室本隆司農林水産省農村振興局長11
野中厚農林水産大臣政務官11
あきもと司国土交通副大臣・内閣府副大臣・復興副大臣11
枝元真徹農林水産省生産局長11
三木亨財務大臣政務官11
冨樫博之総務大臣政務官11
梛野良明国土交通大臣官房審議官11
馳浩文部科学大臣11
伊東良孝農林水産副大臣11
矢野康治財務省大臣官房審議官11
太田昭宏国土交通大臣11
小関正彦国土交通省都市局長11
田村計国土交通省大臣官房審議官11

愛知の議員は

愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、都市農業を国会で取り上げているのは次の議員です。

愛知の46人の発言はことがら「農業と食料」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

発言のあゆみ

全部 525 質疑 275 答弁 235 参考人 3 新しい順

2018年6月19日衆議院 農林水産委員会第22号石原伸晃自由民主党

私は、自民党の都市農業の振興を図ります都市農業研究会の会長を長く務めさせていただいております。 きょうは御同僚の山田参議院議員も傍聴されておりますけれども、都市農業研究会が発足したのは古うございまして、二〇〇五年、当時の会長は、亡くなられましたけれども、亀井善之先生でございます。

2018年6月7日衆議院 農林水産委員会第21号齋藤健自由民主党農林水産大臣答弁

都市農地の貸借の円滑化に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 都市農業は、都市住民に地元産の新鮮な農産物を供給するとともに、都市住民が身近に農作業に親しむ場の提供、都市住民の農業に対する理解の醸成等多様な機能を有しています。

2018年5月30日衆議院 農林水産委員会第18号礒崎陽輔自由民主党・こころ農林水産副大臣答弁

都市農業の振興につきましては、平成二十七年四月に議員立法で都市農業振興基本法が制定され、本年五月に、当該法律に基づきまして、都市農業振興基本計画が閣議決定されたところでございます。 本基本計画におきましては、従来宅地化すべきものとされていた都市農地を、都市にあるべきものへとその位置づけを大きく転換するとともに、都市農業の安定的な継続に向けた施策を充実することとされたところでございます。

2018年5月30日衆議院 農林水産委員会第18号神田憲次自由民主党

都市農業が多様な機能を発揮していくためには、都市における限られた貴重な資源でありますところの都市農地を適正に保全して、その有効利用を図っていくことが今後ますます重要になるかと思います。 都市農業の振興に向けた取組に対する政府の考えをお伺いしたいと存じます。

2018年5月30日衆議院 農林水産委員会第18号荒川隆農林水産省農村振興局長答弁

今先生からお話ございました、まさに都市農地につきましては、相続税の納税猶予の適用が切れるかどうかというところが大変重大な課題になっておったというふうに認識をしております。 そのような中で、今年度の税制改正事項といたしまして、今先生からお話ございました都市農地の貸借の円滑化に関する法律案に基づきまして、認定を受けた計画に基づいて貸付けを受ける場合、それから、同じくこの法律案に基づきまして、特定農地貸付けの方法によりまして市民農園の用地として貸し付けられる場合などにつきまして、生産緑地内の農地について相続税の納税猶予が継続をするという措置を講ずることとされたところでございます。

2018年5月30日衆議院 農林水産委員会第18号神田憲次自由民主党

都市農地の貸借の円滑化を図る上で実質的な問題と申しますのは、相続税の納税猶予制度の適用を受けている農地について、貸借を行うことでその納税猶予が打ち切られて、過大な、大きな税負担が生じることであろうかと存じます。 そこで、改めて、今般の都市農地の貸借の円滑化の措置とあわせて講じられることとなっております都市農業に関する税制改正の内容についてお聞かせ願いたいと存じます。

2018年5月30日衆議院 農林水産委員会第18号荒川隆農林水産省農村振興局長答弁

都市農地の借り手の方が安心して農業投資を行いまして、継続して農業を営んでいただくためには、貸借の対象となります農地が容易に転用されず、将来にわたって農地として保全されているという必要があるんだろうと考えておるところでございます。 それで、私ども、今先生から御紹介がございました都市農地の貸借の円滑化に関する法律案をこの国会に出させていただいているわけでございますけれども、その対象農地といたしまして、生産緑地という概念に着目をしたところでございます。

2018年5月30日衆議院 農林水産委員会第18号神田憲次自由民主党

政府は、今し方お話がありました農業従事者の減少、高齢化が進む中で、都市農地の有効利用を図り、都市農業の機能の発揮を通じて都市住民の生活の向上に資するために、今国会に都市農地の貸借の円滑化に関する法律案を提出されておられますが、この法律案の大きな特徴は、その対象を、市街化区域内農地のうち生産緑地地域に限定しているところであるということです。 そこで、同法律案の対象となる農地を生産緑地に限定する理由について、説明をお願いしたいと存じます。

2018年5月30日衆議院 農林水産委員会第18号荒川隆農林水産省農村振興局長答弁

都市農業に関するお尋ねでございます。 今先生からもお話ございましたが、都市農業につきましては、その立地条件を生かしまして、都市住民等への直接販売などによりまして大変収益性の高い農業経営が行われているということがございます。

2018年5月30日衆議院 農林水産委員会第18号神田憲次自由民主党

都市農業は、新鮮で安全な農作物の供給、それから災害時の防災空間等、多様な機能を有しておるわけでございまして、その役割というのはますます重要になっていると考えております。 都市農業がどんな課題を抱えておりまして、さらに農業政策上どのように位置づけられているか、政府の御認識をお聞かせいただきたいと存じます。

2018年5月16日衆議院 国土交通委員会第14号小宮山泰子国民民主党・無所属クラブ

ぜひこれは、地域生産緑地の問題、また、都市農業の振興にあわせまして、この改正については関係の方々とも連携をとって推進をしていただけるよう、国交省においても努力いただくことをお願いいたします。

2018年5月16日衆議院 国土交通委員会第14号栗田卓也国土交通省都市局長答弁

生産緑地法改正によります生産緑地地区内の直売所及び農家レストランの共同設置につきまして、昨年、委員からお尋ねを頂戴したところでございます。 この点、昨年六月十五日の法律の一部施行にあわせまして都市計画の運用指針を既にお示ししておりますが、その中で、「当該生産緑地に係る農林漁業の主たる従事者が複数の近隣農家と任意組合等を構成して農家レストランの経営、管理を行うことも想定される。

2018年5月16日衆議院 国土交通委員会第14号小宮山泰子国民民主党・無所属クラブ

改正によって、生産緑地地区における直売所や農家レストランの設置ができることとなるようになりました。

2018年5月10日参議院 農林水産委員会第13号紙智子日本共産党

反対する理由は、国家戦略特区諮問会議や植物工場を推進する民間企業の要求を受け入れ、農林水産省の見解まで変えて、農地をコンクリート化しても農地と認めるものになっているからです。 農家が活用している農業用パイプハウスが高度化施設として認められないなら、コンクリート化した農地は農地と認められず、違法転用になってしまいます。

2018年5月10日参議院 農林水産委員会第13号徳永エリ国民民主党・新緑風会

今回の法改正は、所有者不明農地を簡単な手続で農地バンクに貸せる仕組みの改正と、もう一つ、農業用施設内の床面をコンクリート張りにしても農地とみなすように規制を緩和するというものであります。 このコンクリート張り農地について、議論が足りておりません。

2018年4月19日参議院 農林水産委員会第12号大澤誠農林水産省経営局長答弁

農林省は全ての土地の価格を把握しているわけじゃないので、なかなか客観的なデータをもって答えにくいわけでございますけれども、都市部の一般農地につきまして、ごく一般論になってしまうかもしれませんが、この農業用施設については、転用によって造っているものを含めて、単に例えば固定資産税の課税標準額で取ってみますと十倍以上の差があると、上昇があるということで、これは先ほどからもお話ししているとおり、農地法に基づく転用規制等の規制対象であるかないかに… 今回の措置といいますのは、施設を造った場合でも、引き続き農地法上農地として取り扱われまして、転用規制を含む規制も今までの農地と変わりないということでございますので、今回の措置の下でコンクリート張りを行うという行為だけを取り上げて、一概に資産価値が上がるということではないのかなとは思っております。

2018年4月19日参議院 農林水産委員会第12号川田龍平立憲民主党

都市農業が、担い手が求めているようなコンクリート張りというのは農地として認めるべきとは思いますが、今回の法案が意図していないような営利企業の参入で都市農地の多面的な機能が失われないようにお願いしたいと思います。 今回、法案提出のきっかけの一つが、いわゆるこの悪玉のような規制改革会議及び国家戦略特区での議論だったと承知していますが、この議事録を拝見しますと、コンクリートなんてすぐ壊せるんだからとか、駐車場も農地として認めろ、農業委員会へのお伺いは不要などと、民間議員を中心に随分乱暴な議論がなされているように思いました。

2018年4月19日参議院 農林水産委員会第12号大澤誠農林水産省経営局長答弁

都市農地について今回法律を出させていただいているわけでございますけれども、都市農地については、様々な農業者のニーズを考えながら、それぞれの担当の部局においてどういうふうに都市農業を振興させていくか、こういうものを考えていくということになるのではないかというふうに考えてございます。

2018年4月19日参議院 農林水産委員会第12号川田龍平立憲民主党

この生産緑地では国交省が一定の規制を検討するとのことですが、先日の審議の際にも申し上げたように、生産緑地は一万三千百八十八ヘクタールにすぎず、都市部にはほかに宅地化農地が五万八千五百三十五ヘクタールもあり、この宅地化農地も都市農地としての多面的な機能を発揮しているわけです。 これを国交省にお任せするのではなく、農水省としても都市農地の多面的機能の維持のためにこの法律で措置すべきことがあるんではないでしょうか。

2018年4月19日参議院 農林水産委員会第12号榊真一国土交通大臣官房審議官答弁

生産緑地地区内におきましては、建築物の建築等を行う場合には市区町村長の許可を要することとされており、市区町村長は、建築物の建築等が農産物等の生産の用に供する施設等の設置又は管理に係る行為で、かつ良好な生活環境の確保を図る上で支障がないと認めるものである場合に限り、許可をすることができることとされております。 国土交通省といたしましては、今後、農地法施行規則に定められます農作物栽培高度化施設の設置基準を踏まえつつ、市区町村長が生産緑地地区内における農作物栽培高度化施設の建築等について許可をするか否かを、良好な生活環境の確保の観点を踏まえて適切に判断することができるよう、許可に当たっての考え方を整理し、技術的助言として地方公共団体に対して周知をしてまいりたいと考えております。

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方