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マクロ経済スライドの国会答弁と質疑

年金の額は、物価や賃金に合わせて改定されますが、2004年の制度改革で入ったマクロ経済スライドで、伸びが抑えられる仕組みになっています。物価が急に上がる局面で、基礎年金だけで暮らす人をどう支えるか、年金生活者支援給付金の上乗せなども含めて国会で議論されてきました。年金のマクロ経済スライドと物価高について、国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。

307議員の質疑
284政府の答弁
87取り上げた
議員
2026最新 05-20
(最初 2022-01)

マクロ経済スライドは国会でどれくらい議論されていますか? 2022年1月25日から2026年5月20日までに、国会会議録にはマクロ経済スライドにふれた議員の質疑が307件、政府の答弁が284件あります。取り上げた議員は87人です(「マクロ経済スライド」「年金生活者支援給付金」を含む発言を数えたもの)。

数字で見る要点

  • 質疑がいちばん多かったのは2025年の234件です。直近の2026年は10件です。
  • 党(会派)ごとの質疑は、立憲民主 121件(39%)、共産 54件(18%)、国民民主 49件(16%)の順に多くなっています。
  • もっとも多くの日に取り上げた議員は、井坂信彦(立憲民主・12日)です。
  • 直近の政府答弁は、2026年3月24日の参議院 財政金融委員会で、片山さつき(財務大臣・内閣府特命担当大臣)が答えたものです。

集め方:「マクロ経済スライド」「年金生活者支援給付金」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2022年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-20 05:17。

いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

マクロ経済スライドは、入るを量りて出るを制す的なものでございますから、委員がおっしゃったように、そういう状況になることは当然あるんですが、さきのさきの国会で当時の石破総理が、この年金制度において、その前の年の物価の変動に応じて年金額を改定するということが本来は基本なんですが、基本なんですが、日本の人口構成が少子高齢化傾向の中で変わっていく、それによって年金額を抑制する措置が、マクロ経済スライドにして、それを採用しているのは、賦課方式を取…

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号吉田修厚生労働省大臣官房審議官答弁

公的年金制度につきましては、毎年度、物価や賃金の変動に応じて年金額を改定することを基本としつつ、マクロ経済スライドにより長期的な給付と負担のバランスを確保することで、将来にわたって持続可能な仕組みとなっております。 具体的に申し上げますと、将来世代の負担が過重にならないように、おおむね百年間で積立金を活用しつつ、マクロ経済スライドによって、現役、被保険者数の変動や平均寿命の伸長に対応した給付水準の調整を行うことにより長期の財政均衡を図っているものであります。

2026年2月27日衆議院 予算委員会第2号上野賢一郎自由民主党・無所属の会厚生労働大臣答弁

具体的な支給要件でございますが、例えば、老齢年金生活者支援給付金につきましては、六十五歳以上の老齢基礎年金の受給者であり、前年の年金収入等の金額が約八十一万円以下であること、また、同一世帯の全員が市町村民税の非課税であることが要件となっております。

直近の質疑

2026年5月20日衆議院 法務委員会第11号井戸まさえ国民民主党・無所属クラブ

障害基礎年金は、障害年金生活者支援給付金を加えても、一級で月額の九万五千円、二級でも七万六千円です。

2026年4月22日衆議院 厚生労働委員会第6号辰巳孝太郎日本共産党

その理由について、総人口の減少を挙げるとともに、マクロ経済スライド導入などの年金改革の効果で年金の対GDP比が下がることが大きく寄与している、こういうふうに述べておられるんですね。

2026年3月24日参議院 予算委員会公聴会第1号新実彰平日本維新の会

仮に、その医療にマクロ経済スライドのような考え方を導入して一定のシーリングを掛けるとしても、医療の高度化の部分についてはこの議論には少なくともそぐわないということでしょうか。

よくある質問

マクロ経済スライドは国会でどれくらい議論されていますか?

2022年1月25日から2026年5月20日までに、国会会議録にはマクロ経済スライドにふれた議員の質疑が307件、政府の答弁が284件あります。取り上げた議員は87人です(「マクロ経済スライド」「年金生活者支援給付金」を含む発言を数えたもの)。

マクロ経済スライドを国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?

議員の質疑307件を党(会派)ごとに数えると、立憲民主 121件、共産 54件、国民民主 49件の順です(発言時の会派で数えたもの)。

マクロ経済スライドを国会で多く取り上げた議員はだれですか?

取り上げた日数が多い順に、井坂信彦(12日・最新 2025年6月12日)、長妻昭(12日・最新 2026年2月27日)、田村貴昭(9日・最新 2025年12月11日)です。

政府はマクロ経済スライドについて最近なんと答えていますか?

2026年3月24日の参議院 財政金融委員会で、片山さつき(財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融))が答弁しています。答弁の一文:「マクロ経済スライドは、入るを量りて出るを制す的なものでございますから、委員がおっしゃったように、そういう状況になることは当然あるんですが、さきのさきの国会で当時の石破総理が、この年金制度において、その前の年の物価の変動に応じて年金額を改定するということが本来は基本なんですが、基本なんですが、日本の人口構成が少子高齢化傾向の中で変わっていく、それによって年金額を抑制する措置が、マクロ経済スライドにして、それを採用しているのは、賦課方式を取…」前後の文脈は会議録で確かめてください。

マクロ経済スライドが国会で最も多く議論されたのはいつですか?

件数が最も多かったのは2025年で、質疑234件・答弁213件でした。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • 物価高のなかで、マクロ経済スライドをどう扱うか
  • 基礎年金だけで暮らす人を、どう支えるか
  • 年金生活者支援給付金を、どこまで手厚くするか

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2022年1512
2023年1215
2024年3640
2025年234213
2026年 05月まで104

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
井坂信彦
参議院
立憲民主党・無所属122622025-06-12
長妻昭 議員ページ
衆議院
中道改革連合・無所属122422026-02-27
田村貴昭
衆議院
日本共産党93232025-12-11
山井和則
参議院
立憲民主党・無所属91412025-06-12
森ようすけ 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ61412025-05-30
田村まみ 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会61222025-06-13
石橋通宏 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属51312025-06-12
倉林明子
参議院
日本共産党5932025-06-13
高木真理 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属5622025-06-13
天畠大輔 議員ページ
参議院
れいわ新選組4912025-06-12
浜地雅一 議員ページ
参議院
公明党4722025-06-05
早稲田ゆき 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属4422025-06-18
宮本徹
衆議院
日本共産党4432024-05-08
八幡愛
衆議院
れいわ新選組3512025-05-30
福田徹 愛知
衆議院
国民民主党・無所属クラブ3522025-05-28
梅村聡 議員ページ
衆議院
日本維新の会3422025-05-27
森本真治 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属3322025-06-12
浅野哲 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ2622025-05-30
岡本充功
衆議院
立憲民主党・無所属2312025-05-21
田畑裕明 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会2322025-05-21
芳賀道也 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会2322025-03-19
辰巳孝太郎 議員ページ
衆議院
日本共産党2222026-04-22
上野賢一郎 議員ページ
参議院
自由民主党・無所属の会2212025-06-05
田村憲久 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会2212025-05-30
高井崇志
衆議院
れいわ新選組2222025-05-30
浅田均 議員ページ
参議院
日本維新の会2222025-03-25
高橋千鶴子
衆議院
日本共産党2222024-04-05
足立康史 議員ページ
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会2222024-03-15
吉良よし子 議員ページ
参議院
日本共産党2222023-06-14
泉健太 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属2222023-01-25
宮川伸
衆議院
立憲民主党・無所属1512025-05-28
長谷川淳二 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1512025-05-23
衛藤晟一
参議院
自由民主党1412025-06-05
宗野創
衆議院
立憲民主党・無所属1312025-06-18
塩村あやか 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属1312025-06-09
浜口誠 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1312025-06-05
猪瀬直樹 議員ページ
参議院
日本維新の会1312025-06-05
新実彰平 議員ページ
参議院
日本維新の会1212026-03-24
森ゆうこ 議員ページ
参議院
立憲民主・無所属1212026-03-24
池田真紀
衆議院
立憲民主党・無所属1212025-05-28
一谷勇一郎 議員ページ
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1212024-05-29
伊佐進一 議員ページ
衆議院
公明党1212024-05-29
阿部弘樹 議員ページ
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1212024-02-27
足立信也
参議院
国民民主党・新緑風会1212022-04-07
井戸まさえ 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112026-05-20
原田秀一 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-11-20
比嘉奈津美
参議院
自由民主党1112025-06-12
城井崇
衆議院
立憲民主党・無所属1112025-06-06
大椿ゆうこ
参議院
立憲民主・社民・無所属1112025-06-05
塩田博昭
参議院
公明党1112025-06-04
石田昌宏 議員ページ
参議院
自由民主党1112025-06-04
柳ヶ瀬裕文
参議院
日本維新の会1112025-06-03
古賀篤 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-05-30
塩川鉄也 議員ページ
衆議院
日本共産党1112025-05-30
大塚小百合
衆議院
立憲民主党・無所属1112025-05-30
長坂康正 愛知
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-05-30
青柳仁士 議員ページ
衆議院
日本維新の会1112025-05-30
深澤陽一 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-05-28
酒井なつみ
衆議院
立憲民主党・無所属1112025-05-28
沼崎満子 議員ページ
衆議院
公明党1112025-05-21
猪口幸子
衆議院
日本維新の会1112025-05-21
三谷英弘 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-05-20
打越さく良 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属1112025-05-19
伊藤孝恵 愛知
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-05-12
新谷正義 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-05-12
谷合正明 議員ページ
参議院
公明党1112025-03-06
原口一博
衆議院
立憲民主党・無所属1112025-02-18
北神圭朗 議員ページ
衆議院
有志の会1112025-02-05
竹谷とし子 議員ページ
参議院
公明党1112025-01-29
佐々木さやか
参議院
公明党1112024-12-16
石垣のりこ 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属1112024-12-13
斉藤鉄夫 議員ページ
衆議院
公明党1112024-12-03
柚木道義
衆議院
立憲民主党・無所属1112024-04-19
末松義規
衆議院
立憲民主党・無所属1112024-04-12
橋本岳 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112024-04-11
江田憲司
衆議院
立憲民主党・無所属1112024-04-05
古賀之士 議員ページ
参議院
立憲民主・社民1112024-03-18
加藤勝信 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112024-02-05
国光あやの 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112024-02-05
大塚耕平
参議院
国民民主党・新緑風会1112023-10-26
志位和夫
衆議院
日本共産党1112023-10-25
後藤祐一 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属1112023-01-31
仁木博文 議員ページ
衆議院
有志の会1112022-11-09
沢田良
衆議院
日本維新の会1112022-10-28
岩渕友 議員ページ
参議院
日本共産党1112022-06-13
川田龍平
参議院
立憲民主・社民1112022-03-24
蓮舫 議員ページ
参議院
立憲民主・社民1112022-03-17

参考人として意見を述べた人

委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。

名前肩書(会議録の表記)日数件数日付
駒村康平慶應義塾大学経済学部教授2202025-06-11
八代尚宏昭和女子大学特命教授142025-05-27
玉木伸介大妻女子大学短期大学部教授142025-05-27
たかまつなな株式会社笑下村塾代表取締役132025-05-27
井上隆一般社団法人日本経済団体連合会専務理事132025-05-27
浜地雅一122025-05-27
伊藤周平鹿児島大学法文学部教授122023-04-04
三原岳株式会社ニッセイ基礎研究所上席研究員112026-03-24
伊藤仁日本商工会議所専務理事112025-06-11
堀有喜衣独立行政法人労働政策研究・研修機構統括研究員112025-06-11
是枝俊悟株式会社大和総研金融調査部主任研究員112025-06-11
上野賢一郎112025-05-28
高井崇志112025-05-28
田村まみ112025-05-22
清水秀行日本労働組合総連合会事務局長112025-02-25
菊池馨実早稲田大学理事・法学学術院教授112024-04-11
西沢和彦株式会社日本総合研究所理事112024-02-29
鈴木亘学習院大学経済学部教授112024-02-29

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
福岡資麿厚生労働大臣35141
石破茂内閣総理大臣1333
間隆一郎厚生労働省年金局長1147
岸田文雄内閣総理大臣1112
加藤勝信財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)1013
武見敬三厚生労働大臣1011
武藤憲真厚生労働省大臣官房審議官35
泉潤一厚生労働省大臣官房審議官33
後藤茂之厚生労働大臣33
橋本泰宏厚生労働省年金局長23
高橋俊之厚生労働省年金局長23
上野賢一郎厚生労働大臣22
吉田修厚生労働省大臣官房審議官11
片山さつき財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)11
高市早苗内閣総理大臣11
巽慎一厚生労働省大臣官房年金管理審議官11
安藤たかお厚生労働大臣政務官11
赤澤亮正内閣府特命担当大臣(経済財政政策)11
東国幹財務大臣政務官11
加藤鮎子内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・孤独・孤立対策)11

愛知の議員は

愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、マクロ経済スライドを国会で取り上げているのは次の議員です。

愛知の46人の発言はことがら「医療と介護」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

発言のあゆみ

全部 643 質疑 307 答弁 284 参考人 49 新しい順

2025年6月5日参議院 厚生労働委員会第18号石橋通宏立憲民主・社民・無所属

大臣に先ほど来、二〇〇四年の年金制度改革、今の年金制度の骨格をつくられた改革ですが、マクロ経済スライドの導入などなど大きな改革がありました。

2025年6月5日参議院 厚生労働委員会第18号衛藤晟一自由民主党

しかし、今、物価高がこれだけ言われて、この対策を講じなければいけないというときに、先ほどからお話ししましたように、マクロ経済スライドでマイナス〇・四をするということで、物価高が二・七ですから、そうすると、名目賃金が二・三で、〇・四を引くと、プラスを一・九パーにしますと、この物価高に相当する二・七とすると、また〇・八の差が開くわけですね、更にですね。 また、被用者保険の適用拡大について、事業主をどのように支援しながら円滑に進めていくのか、国民年金第一号被保険者の就業状況等も踏まえて基礎年金の給付水準をどのように確保していくのか、実質賃金がマイナスとなる中でマクロ経済スライドの仕組みをどのように考えていくのかなど、これまで触れてきたものだけでも様々な視点があります。

2025年6月5日参議院 厚生労働委員会第18号衛藤晟一自由民主党

それから、今度はマクロ経済スライドについて、物価高対策とマクロ経済スライドについて、現在の年金財政の枠組みは、急速に進行する少子高齢化を見据えて将来にわたって制度を持続的に安心できるものとするために、二〇〇四年、平成十六年の年金制度改革により導入をされました。 厚生年金保険料や国民年金保険料の上限を固定して、基礎年金国庫分を二分の一に引き上げ、積立金も活用することとした上で、財源の範囲内で給付水準を自動調整するものとしてマクロ経済スライドの仕組みが導入されました。

2025年6月5日参議院 厚生労働委員会第18号衛藤晟一自由民主党

二十年前、年金法改正したときは、このマクロ経済スライドは、将来的には六〇%から五〇%まで下げるということを了承してもらいたいと、しかし、保険料は、若い方々の負担は一定程度上げさせてくださいよと、それから、国の持分は三分の一から二分の一にしますと、基礎年金の持分をしますという具合にして変えたものですけど、現在は、二十年たった現在は、いろんな形の工夫をしながら、この所得代替率が六一・二%という、当初やったときよりもいい代替率になっているんで… 他方で、基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドによる調整を同時に終了させる方法については、厚生年金の積立金や、基礎年金部分に重点活用することは流用ではないかといった指摘や、当面の厚生年金受給者の年金が一時的に下がるのではないかといった指摘があるのも事実です。

2025年6月5日参議院 厚生労働委員会第18号衛藤晟一自由民主党

修正の内容としては、政府は、今後の社会経済情勢の変化を見極め、二〇二九年の実施を予定する次期財政検証において、基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドの調整期間の見通しとに著しい差異があり、公的年金制度の所得再配分機能の低下により老齢基礎年金の給付水準の低下が見込まれる場合には、将来の老齢基礎年金の給付水準の向上を図るために、基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドを同時に終了させるために必要な法制上の措置を講ずるとすることとされています。

2025年6月5日参議院 厚生労働委員会第18号井坂信彦立憲民主党・無所属

昨年の財政検証によれば、過去三十年の状況を投影した経済前提では、マクロ経済スライドによる給付調整は、報酬比例部分は二〇二六年度に終了する一方、基礎年金は二〇五七年度まで継続する見込みとされています。 このため、二〇二九年に予定される次期財政検証において、将来の基礎年金の給付水準が低下すると見込まれる場合には、将来世代の基礎年金の給付水準の向上を図るため、報酬比例部分のマクロ経済スライドを継続し、基礎年金と報酬比例部分の調整期間を一致させ、公的年金全体として給付調整を早期に終了させる必要があります。

2025年6月4日参議院 本会議第24号倉林明子日本共産党

年金生活者の苦境の元凶となっているマクロ経済スライドは、早期終了の措置を講じたとしても今後十年以上継続し、年金水準の引下げは続くことになります。 我が党は、衆議院でマクロ経済スライドを速やかに停止する修正案を提出しました。

2025年6月4日参議院 本会議第24号田村まみ国民民主党・新緑風会

今回の年金制度改正の議論では、厚生年金の積立てを活用した基礎年金の底上げ、マクロ経済スライドの調整期間の一致による基礎年金の底上げ措置に注目が集まっていますが、働き方に中立な年金制度の構築に向けた様々な施策や重要な論点が置き去りにされたのが政府の提出法案です。 基礎年金の底上げ措置、マクロ経済スライド調整終了の実施時期について伺います。

2025年6月4日参議院 本会議第24号塩田博昭公明党

この基礎年金の給付水準への対応策として、マクロ経済スライドによる給付調整の早期終了、いわゆる基礎年金の底上げ措置に関して、時間を掛けて議論されてきました。

2025年6月4日参議院 本会議第24号森本真治立憲民主・社民・無所属

これに対して、財政検証と併せて行われたオプション試算では、被用者保険の適用拡大やマクロ経済スライドの調整期間の一致などを実施することにより給付水準の目減りを抑えられることが示され、この二つが今回改正の目玉であると報じられていました。 しかし、政府が提出した法案では、被用者保険の適用拡大などが盛り込まれた一方、目玉の一つであるマクロ経済スライドの調整期間の一致は盛り込まれず、その結果、基礎年金の目減り幅は三割から二割五分に抑えられるにとどまる程度でした。

2025年6月4日参議院 本会議第24号石田昌宏自由民主党

急速に進行する少子高齢化を見据えて、財源の範囲内で給付費を賄うことができるよう、年金額の価値を自動調整する仕組みであるマクロ経済スライドは二〇〇四年改正により導入されています。

2025年6月3日参議院 外交防衛委員会第17号柳ヶ瀬裕文日本維新の会

参議院に送付された修正案では、四年後の財政検証の結果、老齢基礎年金の給付水準の低下が見込まれる場合に、マクロ経済スライドの終了の一致のための法制上の措置を講じることとなっております。 五年後に先送りされたとはいえ、基礎年金のマクロ経済スライドが二〇五七年まで続く想定であるということを踏まえれば、これ確実にこの要件に当たることになるだろうというふうに思います。

2025年5月30日衆議院 厚生労働委員会第23号長坂康正愛知自由民主党・無所属の会

その他、次期年金制度改正に向けては、第三号被保険者制度の在り方、年金生活者支援給付金等を含めた低年金者の支援の在り方といった課題についても、速やかに検討を進めること。

2025年5月30日衆議院 厚生労働委員会第23号田村貴昭日本共産党

政府案に反対する理由は、現在の公的年金制度の最大の問題であるマクロ経済スライドによる長期の年金削減を、今後も十数年単位で削減を続けることを前提とするものだからです。 三党修正案は、基礎年金の調整期間の短縮を図り、基礎年金の目減りを政府案よりは小さくすることを目指すものですが、それでも二〇三七年まで十二年間、マクロ経済スライドによる削減が行われ、現在より給付水準は一割引き下げられることになり、容認できません。

2025年5月30日衆議院 厚生労働委員会第23号八幡愛れいわ新選組

第二に、本法案は、マクロ経済スライドを維持しています。 物価高になれば、それに応じて年金給付額を増やすのが人として当たり前の感覚ですが、マクロ経済スライドは、逆に年金額を抑制し、ただでさえ低い年金の人たちを更に生活困窮へと追い込むものであり、逆進性があると言えます。

2025年5月30日衆議院 厚生労働委員会第23号浅野哲国民民主党・無所属クラブ

さらに、自、公、立憲提出の修正案は、削除したマクロ経済スライド同時終了措置を復活させ、基礎年金の底上げの一定改善を図るものの、実施は次期財政検証後とされ、その検討範囲は極めて限定的だと思います。

2025年5月30日衆議院 厚生労働委員会第23号大塚小百合立憲民主党・無所属

しかし、マクロ経済スライドにより、厚生年金加入者も含めた全ての方の基礎年金の水準が三割も減ってしまうことが見込まれているにもかかわらず、政府提出法案からは年金底上げのための措置が抜き取られていました。

2025年5月30日衆議院 厚生労働委員会第23号田村貴昭日本共産党

その原因は、物価が上がっても年金給付水準は引き上げないとするマクロ経済スライド制であります。 政府・与党は百年安心の年金と言い続けてきましたが、マクロ経済スライドの導入からこの二十年間で、公的年金の給付水準は実質約一割も削減され、さらに、昨年の財政検証によれば、過去三十年の経済状況が続く前提では、マクロ経済スライドによる給付調整は二〇五二年度まで継続する見込みとされています。

2025年5月30日衆議院 厚生労働委員会第23号浅野哲国民民主党・無所属クラブ

国民民主党は、基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドの早期の同時終了措置の実施による将来の基礎年金の給付水準の確保のみならず、年金制度における重要な諸課題について幅広く検討を進めるべきとの認識の下、本修正案を提出することといたしました。 第八に、政府は、今後の社会経済情勢の変化を見極め、四年後の次期財政検証において、国民年金の調整期間の見通しと厚生年金保険の調整期間の見通しとの間に著しい差異があり、公的年金制度の所得再分配機能の低下により老齢基礎年金の給付水準の低下が見込まれる場合には、基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドを同時に終了させるために必要な法制上の措置を講ずるものとし、この措置を講ずるに当たっては、高所得者の高齢者の基礎年金の国庫負担分の全部又は一部の額を…

2025年5月30日衆議院 厚生労働委員会第23号田村貴昭日本共産党

マクロ経済スライド制度が導入されて、二〇〇四年以降、年金の実質額は一〇%減少しました。 マクロ経済スライド制は直ちに止める観点に立つべきだと思いますが、総理、いかがですか。

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方