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基礎控除 所得制限の国会答弁と質疑

基礎控除には、もともと所得による制限はありませんでした。平成30年度の税制改正で、合計所得2400万円超から減り、2500万円超でなくなる仕組みが入り、2025年からの引き上げでは665万円・850万円にも段差ができました。基礎控除の所得制限について国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。

64議員の質疑
68政府の答弁
42取り上げた
議員
2026最新 04-27
(最初 2011-08)

基礎控除の所得制限は国会でどれくらい議論されていますか? 2011年8月2日から2026年4月27日までに、国会会議録には基礎控除の所得制限にふれた議員の質疑が64件、政府の答弁が68件あります。取り上げた議員は42人です(「基礎控除 所得制限」「基礎控除 逓減」「基礎控除 消失」「基礎控除 二千五百万円」を含む発言を数えたもの)。

数字で見る要点

  • 質疑がいちばん多かったのは2025年の28件です。直近の2026年は11件です。
  • 党(会派)ごとの質疑は、国民民主 37件(58%)、維新 10件(16%)、立憲民主 4件(6%)の順に多くなっています。
  • もっとも多くの日に取り上げた議員は、玉木雄一郎(国民民主・6日)です。
  • 直近の政府答弁は、2026年4月21日の参議院 内閣委員会で、野村知司(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長)が答えたものです。

集め方:「基礎控除 所得制限」「基礎控除 逓減」「基礎控除 消失」「基礎控除 二千五百万円」「基礎控除 二千四百万円」「六百六十五万円の壁」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2010年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-16 13:58。

いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年4月21日参議院 内閣委員会第5号野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長答弁

基礎控除でございますけれども、こちらの方は、税の方での役割というのを考えてみますと、この所得税、住民税における基礎控除といいますのは、一定の額までの少額の所得については負担能力を見出すに至らないと考えられる、つまり担税力というようなことを言われたりしますけれども、そういったことから税を課さない、その一定以下のときに税を課さないという趣旨の下に設けられているものでございます。 一方で、この特別児童扶養手当の所得制限の限度額につきましては、福祉的な現金給付の対象とするかどうかの判断に当たって参照する所得の範囲を定めるものというふうになっています。

2026年4月21日参議院 内閣委員会第5号野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長答弁

この所得制限に係る所得の計算に際しましても、こういった性質というものを踏まえまして組立てをさせていただいているところでありまして、具体的な計算方法などは政令の方で規定をさせていただいております。 その他の該当するものがある場合というやつでございますけれども、この控除の考え方でございますけれども、同じ所得、収入の受給資格者の方でありましても、個々の実情を踏まえたものとなるように配慮をするという観点から、この所得制限に係る所得の計算におきましては、例えば、障害者控除あるいは特別障害者控除といったもの、寡婦控除、一人親控除、医療費控除などの相当額を所得から差し引いて計算をしているところでございます。

2026年3月5日衆議院 本会議第5号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

次に、基礎控除の特例についてお尋ねがありました。 令和八年度税制改正における所得税の基礎控除の引上げのうち、物価上昇を超える特例的な引上げについては、昨年十二月の国民民主党と自由民主党との党首合意や、令和八年度与党税制改正大綱において、物価高で厳しい状況にある中低所得者に配慮したものであることや、給付つき税額控除の議論の中で中低所得者層の給付、負担の在り方を検討していくことを踏まえ、二年間の時限措置として講ずることとされております。

直近の質疑

2026年4月27日参議院 予算委員会第12号上田清司国民民主党・新緑風会

自民党や公明党の皆さんの力で、ガソリンの暫定税率の廃止だとか、あるいは基礎控除の百七十八万円までの引上げだとか、いろいろ実現してきましたけど、基礎控除の所得制限そのものを撤廃したらどうですかと。 障害福祉の所得制限も撤廃したらどうですかと。

2026年4月21日参議院 内閣委員会第5号牛田茉友国民民主党・新緑風会

では、まず特別児童扶養手当の所得制限について伺ってまいります。 この所得制限の所得の計算方法なんですけれども、基本的には地方税法上の総所得金額をベースにしつつ、各種所得、譲与所得などを合算して、給与、年金については一定の調整、これ十万円を控除して、そこから一律で社会保険料相当額控除として八万円を控除した上で、さらに一部の控除を差し引いた額を所得として算出し、支給の可否を判断していると認識をしております。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号江原くみ子国民民主党・新緑風会

それでは、続きましてでございますが、中堅所得層を苦しめている六百六十五万円の壁と八百五十万円の壁について伺います。

よくある質問

基礎控除の所得制限は国会でどれくらい議論されていますか?

2011年8月2日から2026年4月27日までに、国会会議録には基礎控除の所得制限にふれた議員の質疑が64件、政府の答弁が68件あります。取り上げた議員は42人です(「基礎控除 所得制限」「基礎控除 逓減」「基礎控除 消失」「基礎控除 二千五百万円」を含む発言を数えたもの)。

基礎控除の所得制限を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?

議員の質疑64件を党(会派)ごとに数えると、国民民主 37件、維新 10件、立憲民主 4件の順です(発言時の会派で数えたもの)。

基礎控除の所得制限を国会で多く取り上げた議員はだれですか?

取り上げた日数が多い順に、玉木雄一郎(6日・最新 2026年2月25日)、岸田光広(3日・最新 2025年12月8日)、田中健(3日・最新 2026年3月13日)です。

政府は基礎控除の所得制限について最近なんと答えていますか?

2026年4月21日の参議院 内閣委員会で、野村知司(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長)が答弁しています。前後の文脈は会議録で確かめてください。

基礎控除の所得制限が国会で最も多く議論されたのはいつですか?

件数が最も多かったのは2025年で、質疑28件・答弁15件でした。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • 基礎控除に所得制限を設けるのは、税の考え方として正しいか
  • 2500万円超で基礎控除がなくなる仕組みを、どう見るか
  • 665万円・850万円の壁を、なくすのか残すのか

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2011年01
2012年00
2016年10
2017年57
2018年827
2019年03
2020年02
2021年01
2022年01
2023年30
2024年86
2025年2815
2026年 04月まで115

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
玉木雄一郎 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ6632026-02-25
岸田光広
衆議院
国民民主党・無所属クラブ3522025-12-08
田中健 愛知
衆議院
国民民主党・無所属クラブ3422026-03-13
西岡秀子 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ3422026-03-02
斎藤アレックス 議員ページ
衆議院
日本維新の会3322025-02-28
萩原佳 議員ページ
衆議院
日本維新の会2212025-05-30
浅野哲 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ2212025-03-31
浅田均 議員ページ
参議院
日本維新の会2222025-03-24
小川淳也 議員ページ
衆議院
希望の党・無所属クラブ2212018-02-22
橋本幹彦 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1212025-02-27
上田清司 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112026-04-27
牛田茉友 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112026-04-21
江原くみ子 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112026-03-24
牧野俊一 議員ページ
衆議院
参政党1112026-03-10
許斐亮太郎 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112026-03-05
村岡敏英 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112026-03-02
浜野喜史 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-12-16
稲富修二
衆議院
立憲民主党・無所属1112025-06-18
浜口誠 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-04-21
竹詰仁 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-04-07
後藤茂之 議員ページ
参議院
自由民主党・無所属の会1112025-03-24
舟山康江 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-03-06
山崎正恭 議員ページ
衆議院
公明党1112025-03-04
長友慎治 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112025-03-04
三角創太
衆議院
立憲民主党・無所属1112025-02-25
向山好一 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112025-02-18
前原誠司 議員ページ
衆議院
日本維新の会1112024-12-03
藤巻健太
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1112024-04-03
芳賀道也 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112024-03-13
伊藤孝恵 愛知
参議院
国民民主党・新緑風会1112023-11-29
宮崎勝 議員ページ
参議院
公明党1112018-03-22
古川俊治 議員ページ
参議院
自由民主党・こころ1112018-03-09
長尾秀樹
衆議院
立憲民主党・市民クラブ1112018-02-28
杉本和巳
衆議院
日本維新の会1112018-02-23
末松義規
衆議院
立憲民主党・市民クラブ1112018-02-21
野田佳彦 議員ページ
衆議院
無所属の会1112018-02-21
青山大人
衆議院
希望の党・無所属クラブ1112018-02-21
木内孝胤
衆議院
民進党・無所属クラブ1112017-02-27
丸山穂高
衆議院
日本維新の会1112017-02-22
古川元久 愛知
衆議院
民進党・無所属クラブ1112017-02-21
上田勇 議員ページ
衆議院
公明党1112017-02-16
平野達男
参議院
新党改革・無所属の会1112016-03-22

参考人として意見を述べた人

委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。

名前肩書(会議録の表記)日数件数日付
清水秀行日本労働組合総連合会事務局長112025-02-25
醍醐聰東京大学名誉教授112012-08-06

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
麻生太郎財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)1013
加藤勝信財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)710
星野次彦財務省主税局長511
安倍晋三内閣総理大臣59
高市早苗内閣総理大臣45
石破茂内閣総理大臣45
内藤尚志総務省自治税務局長23
野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長12
片山さつき財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)11
青木孝徳財務省主税局長11
鈴木俊一財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)11
岸田文雄内閣総理大臣11
岡本三成財務副大臣11
伊佐進一財務大臣政務官11
野田聖子総務大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画・マイナンバー制度)11
稲岡伸哉総務省大臣官房審議官11
三木亨財務大臣政務官11
五十嵐文彦財務副大臣11

愛知の議員は

愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、基礎控除の所得制限を国会で取り上げているのは次の議員です。

愛知の46人の発言はことがら「年収の壁」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

発言のあゆみ

全部 134 質疑 64 答弁 68 参考人 2 新しい順

2026年4月21日参議院 内閣委員会第5号野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長答弁

基礎控除でございますけれども、こちらの方は、税の方での役割というのを考えてみますと、この所得税、住民税における基礎控除といいますのは、一定の額までの少額の所得については負担能力を見出すに至らないと考えられる、つまり担税力というようなことを言われたりしますけれども、そういったことから税を課さない、その一定以下のときに税を課さないという趣旨の下に設けられているものでございます。 一方で、この特別児童扶養手当の所得制限の限度額につきましては、福祉的な現金給付の対象とするかどうかの判断に当たって参照する所得の範囲を定めるものというふうになっています。

2026年4月21日参議院 内閣委員会第5号野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長答弁

この所得制限に係る所得の計算に際しましても、こういった性質というものを踏まえまして組立てをさせていただいているところでありまして、具体的な計算方法などは政令の方で規定をさせていただいております。 その他の該当するものがある場合というやつでございますけれども、この控除の考え方でございますけれども、同じ所得、収入の受給資格者の方でありましても、個々の実情を踏まえたものとなるように配慮をするという観点から、この所得制限に係る所得の計算におきましては、例えば、障害者控除あるいは特別障害者控除といったもの、寡婦控除、一人親控除、医療費控除などの相当額を所得から差し引いて計算をしているところでございます。

2026年3月5日衆議院 本会議第5号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

次に、基礎控除の特例についてお尋ねがありました。 令和八年度税制改正における所得税の基礎控除の引上げのうち、物価上昇を超える特例的な引上げについては、昨年十二月の国民民主党と自由民主党との党首合意や、令和八年度与党税制改正大綱において、物価高で厳しい状況にある中低所得者に配慮したものであることや、給付つき税額控除の議論の中で中低所得者層の給付、負担の在り方を検討していくことを踏まえ、二年間の時限措置として講ずることとされております。

2026年3月2日衆議院 予算委員会第3号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

令和八年度税制改正における所得税の基礎控除の引上げのうち物価上昇を超える特例的な引上げというのは、働き控えへの対応と、中所得、低所得の方々の手取りの増加を図るという観点から、一定の所得制限を設けた上で、給与所得者の全納税者のうち約八割が対象となるよう、中間層まで負担軽減を行うことといたしました。 ですから、このような趣旨に照らしますと、所得制限の撤廃ということについては慎重であるべきだと考えております。

2026年2月25日衆議院 本会議第4号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

所得税の基礎控除についてお尋ねがありました。 令和八年度税制改正における所得税の基礎控除の引上げのうち物価上昇を超える特例的な引上げは、働き控えへの対応と、中所得、低所得の方々の手取りの増加を図る観点から、一定の所得制限を設けた上で、給与所得者の全納税者のうち約八割が対象となるよう、中間層まで負担軽減を行うこととしたものでございます。

2025年12月8日衆議院 本会議第7号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

所得税の控除が定額であるために物価上昇局面に実質的な負担増が生じるという所得税の課題については、国民民主党、公明党、自民党の三党の幹事長間で結んだ、公党間の約束である三党合意も踏まえつつ、本年末までの令和八年度税制改正プロセスにおいて、基礎控除を物価に連動した形で更に引き上げる税制措置の具体化を図ることとしております。 ただし、基礎控除が原則全ての納税者に適用されるものであるのに対し、最低賃金は給与所得者の一部にのみ適用されるものであることに鑑みれば、基礎控除を最低賃金に連動して調整することは適切ではないと考えております。

2025年12月8日参議院 本会議第9号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

全額公費による現金給付である特別児童扶養手当等の所得制限は、障害児の生活の安定に寄与するよう必要な範囲で支給するという制度趣旨や、他の所得制限を有する制度との均衡を踏まえたものです。 加えて、今般の経済対策等において、いわゆるガソリン税、軽油引取税の暫定税率の廃止、寒さの厳しい冬の間の電気・ガス料金の支援、物価高の影響を強く受ける子育て世帯のための物価高対応子育て応援手当、地域のニーズにきめ細かく対応し、子育て世帯や食料品価格高騰への支援などに用いることも可能な重点支援地方交付金の拡充、基礎控除を物価に連動した形で更に引き上げる税制措置等を盛り込んでおり、暮らしの安心を確実かつ迅速にお届けしていきます。

2025年11月5日衆議院 本会議第4号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

また、所得税の控除が定額であるために、物価上昇局面に実質的な負担増が生じるという所得税の課題については、国民民主党、公明党、自民党の三党の幹事長間で結んだ公党間の約束である三党合意も踏まえつつ、本年末までの令和八年度税制改正プロセスにおいて、基礎控除を物価に連動した形で更に引き上げる税制措置の具体化を図ることとしております。 御指摘の特別児童扶養手当等の所得制限は、障害児の生活の安定に寄与するよう必要な範囲で支給するという制度趣旨や、他の所得制限を有する制度との均衡を踏まえたものです。

2025年4月7日参議院 決算委員会第1号加藤勝信自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

それを踏まえて各党間でも御議論いただき、それを反映した形で、今お話があったような形で、今回、特定扶養控除と同額の六十三万円の所得控除を受けられるようにする、ごめんなさい、百五十万円以下までである場合には親等が特定扶養控除と同額の六十三万円の所得控除を受けられる、また、百五十万を超えた場合でも親等が受けられる控除額が段階的に逓減する、こういう仕組みを導入したところであります。 この百五十万という数字については、基礎控除等の見直しと併せて勤労学生控除の対象となる学生本人の給与収入水準が百三十万円から百五十万円に引き上げられた、まさに学生そのものに対する控除額ですね、これが百五十万円に引き上げられた、これを踏まえたものというものであります。

2025年3月25日参議院 財政金融委員会第4号加藤勝信自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

また、基礎控除についても、平成三十年度の税制改正において、所得二千四百万円を超える水準について所得制限を設ける改正を実施しているところであり、所得再分配機能の強化等の観点から複数段階の所得基準を設けることには一定の合理性が認められる場合もあるものと理解をしているところでございます。

2025年3月25日参議院 財政金融委員会第4号加藤勝信自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

我が国の個人所得課税の各種控除の所得要件については、基礎控除、配偶者特別控除等、それぞれの控除の趣旨に応じて逓減・消失型の控除などを設けております。 委員御指摘のように、フェーズアウト、すなわちこの階段型ではなく直線状で控除を逓減、消失させるという、こういう仕組みだと承知をしておりますけれども、日本においては、納税者のみならず、年末調整を行う源泉徴収義務者である企業の皆さんの事務負担にも配慮する必要があると考えており、例えば、配偶者や扶養親族の年間収入の見込みが年末調整後に少しでも変動した場合、その都度年末調整をやり直す可能性も出てくると考えております。

2025年3月25日参議院 財政金融委員会第4号加藤勝信自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

現行の税制においては、所得控除方式を維持した上で、所得再分配機能を高める工夫として、基礎控除などにおいて控除を逓減、消失させる仕組みも設けているところでありますので、今後の諸控除の在り方については、七年度の与党税制改正大綱においても触れられておりますように、人的控除を始めとする各種控除の在り方について検討を行うこととされておりますので、こうしたことも踏まえ、また様々な要素も勘案して、幅広い検討を行っていきたいと考えております。

2025年3月25日参議院 財政金融委員会第4号加藤勝信自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

その上で、今回の措置の背景は先ほど主税局長から御説明したとおりでありますが、一般論として申し上げれば、基礎控除について所得制限を設ける点については、所得再配分機能の強化という観点から一定の合理性が認められる場合があると理解をしております。 実際、平成三十年度の税制改正においては、基礎控除について、所得二千四百万円を超える水準について所得制限を設ける改正が行われているところであります。

2025年3月25日参議院 財政金融委員会第4号青木孝徳財務省主税局長答弁

ただし、基礎控除を含む所得控除は、個人の様々な事情を踏まえた担税力の減殺に対するしんしゃくや各種の政策上の配慮を行い、課税所得を調整した上で、同じ課税所得に同じ税負担を求める仕組みでございまして、応能負担や水平的な公平の達成に資するものでございます。 その上で、現行の税制におきましては、所得控除方式を維持した上で、所得再分配機能を高める工夫といたしまして、基礎控除などに控除を逓減、消失させる仕組みを設けておるところでございます。

2025年3月24日参議院 財政金融委員会第3号加藤勝信自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

かつ、見直しに当たっては、逓減・消失型の控除を導入することによって、こう、なだらかにすることで、どこかでまたやるとまた壁になりますから、段階的にそれが解消するという仕組みをさせていただきました。 他方で、その基礎控除の関係は、先般からも御説明させていただいているように、政府原案においては、所得税の基礎控除の額などが定額であることにより、物価が上昇すると実質的な税負担が増える。

2025年3月3日衆議院 予算委員会第18号加藤勝信自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

例えば、現行の制度でも、平成三十年の税制改正では、基礎控除について、所得が二千四百万円を超える水準については所得制限を設ける改正を行ったところでありまして、それには、所得再配分という観点からそういったものをビルトインした、こういった経緯もあるということでございます。

2025年3月3日衆議院 予算委員会第18号石破茂自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

基礎控除に所得制限を設けることは、高所得者の優遇にならないようにということに配意をしたものでございます。

2025年3月3日衆議院 予算委員会第18号石破茂自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

政府の立場で与党の修正案にあれこれ見解を申し上げることは控えるべきだと思っておりますが、基礎控除に所得制限を設けましたのは、これは協議の場で何度も我が党から主張してきたと思いますが、決して高齢者優遇とならないようにということは考えてまいりました。

2025年2月26日衆議院 予算委員会第16号石破茂自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

基礎控除の趣旨というのは一体何だろうかということを考えましたときに、一定の額までの少額の所得については、これは負担能力を見出すには至らないということで税を課しておらない、これが基礎控除の趣旨でございます。 基礎控除を含みます課税最低限につきましては、生計費の観点とともに、公的サービスを賄うための費用を国民が広く分かち合う必要性ということも踏まえて、考えをいたしておるものでございます。

2025年2月25日衆議院 財務金融委員会第5号加藤勝信自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

ただ、その上で、現行の税制においては、所得控除方式を維持した上で所得再分配機能を高める工夫として、基礎控除などにおいて控除を逓減、消失させる仕組みも設けられているところであります。

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方