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クマ 被害の国会答弁と質疑

クマが人里に出て、人が襲われる被害が続いています。市街地での「緊急銃猟」の制度や、クマを指定管理鳥獣に加えた対策、ハンターの確保まで、国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。

168議員の質疑
179政府の答弁
67取り上げた
議員
2026最新 07-16
(最初 2017-04)

クマ被害は国会でどれくらい議論されていますか? 2017年4月4日から2026年7月16日までに、国会会議録にはクマ被害にふれた議員の質疑が168件、政府の答弁が179件あります。取り上げた議員は67人です(「クマ 人身被害」「クマ 出没」「ツキノワグマ」「ヒグマ」を含む発言を数えたもの)。

数字で見る要点

  • 質疑がいちばん多かったのは2025年の85件です。直近の2026年は21件です。
  • 党(会派)ごとの質疑は、立憲民主 70件(42%)、維新 28件(17%)、自民 25件(15%)の順に多くなっています。
  • もっとも多くの日に取り上げた議員は、徳永エリ(立憲民主・9日)です。
  • 直近の政府答弁は、2026年7月16日の参議院 環境委員会で、堀上勝(環境省自然環境局長)が答えたものです。

集め方:「クマ 人身被害」「クマ 出没」「ツキノワグマ」「ヒグマ」「指定管理鳥獣 クマ」「緊急銃猟」「クマ類」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2016年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-17 00:53。

いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年7月16日参議院 環境委員会第13号堀上勝環境省自然環境局長答弁

昨年九月の緊急銃猟制度の開始以降、本年七月十五日時点で、全国十四道県で計八十二件の緊急銃猟が実施されております。 緊急銃猟は、熊が人の日常生活圏に出没した際の有効な対応手段の一つとして機能していると考えております。

2026年7月14日衆議院 環境委員会第14号中井淳一国土交通省水管理・国土保全局次長答弁

昨年十一月に決定されたクマ被害対策パッケージにおいて、国土交通省では、河川における熊出没防止対策として、都道府県等と調整し、熊の出没防止に資する河川の樹木伐採や草木の踏み倒し等を行うこととしております。 パッケージの策定以降、これまでに、熊被害の多い地域を中心に、国管理河川三十三水系等において熊の出没防止に資する河川の樹木伐採等を実施してまいりました。

2026年6月12日衆議院 環境委員会第13号堀上勝環境省自然環境局長答弁

委員御指摘のとおり、緊急銃猟制度を昨年の九月から、法改正をした後、施行させていただいております。 熊が人の日常生活圏に出没した際の有効な対応手段でございますけれども、確かに九月からということで、各地域でたくさん実行されているというところではございませんが、ただ、昨年度については六十件実施しておりますので、事例については、様々事例が集まってまいりました。

直近の質疑

2026年7月16日参議院 環境委員会第13号伊藤辰夫愛知国民民主党・新緑風会

昨年九月から開始された緊急銃猟についてお伺いします。 あわせて、実際に緊急銃猟を行った自治体の現場の猟友会などから、運用に当たっての課題や改善の必要性についてどのような意見が上がっており、国としてこれらの現場の声を踏まえてどう対応されているのか、お伺いをします。

2026年7月16日参議院 環境委員会第13号伊藤辰夫愛知国民民主党・新緑風会

昨年度は、熊の出没件数が五万七百七十六件、人身被害者数が二百三十八人、死亡者数が十三人と、いずれも過去最多という極めて危機的な数字を記録いたしました。 政府は、昨年十一月にクマ被害対策パッケージ、本年三月にクマ被害対策ロードマップを取りまとめ、二〇三〇年度に向けた取組を順次進めていると承知しております。

2026年7月14日衆議院 環境委員会第14号西園勝秀愛知中道改革連合・無所属

ツキノワグマの月の模様の調査は私もすごく大事だと思うんですけれども、これはツキノワグマにしか適用できません。 つまり、北海道で出ているヒグマにはこれは利かないわけでございますね。

よくある質問

クマ被害は国会でどれくらい議論されていますか?

2017年4月4日から2026年7月16日までに、国会会議録にはクマ被害にふれた議員の質疑が168件、政府の答弁が179件あります。取り上げた議員は67人です(「クマ 人身被害」「クマ 出没」「ツキノワグマ」「ヒグマ」を含む発言を数えたもの)。

クマ被害を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?

議員の質疑168件を党(会派)ごとに数えると、立憲民主 70件、維新 28件、自民 25件の順です(発言時の会派で数えたもの)。

クマ被害を国会で多く取り上げた議員はだれですか?

取り上げた日数が多い順に、徳永エリ(9日・最新 2026年4月2日)、串田誠一(7日・最新 2026年5月14日)、三上えり(4日・最新 2026年5月14日)です。

政府はクマ被害について最近なんと答えていますか?

2026年7月16日の参議院 環境委員会で、堀上勝(環境省自然環境局長)が答弁しています。答弁の一文:「昨年九月の緊急銃猟制度の開始以降、本年七月十五日時点で、全国十四道県で計八十二件の緊急銃猟が実施されております。」前後の文脈は会議録で確かめてください。

クマ被害が国会で最も多く議論されたのはいつですか?

件数が最も多かったのは2025年で、質疑85件・答弁112件でした。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • クマの人身被害をどう防ぐか(出没の情報発信・注意喚起)
  • 市街地での緊急銃猟を、自治体と猟友会がどう担うか
  • ハンターの確保と、捕獲の費用・体制をどう支えるか

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2017年32
2018年10
2019年32
2021年1019
2022年84
2023年61
2024年3118
2025年85112
2026年 07月まで2121

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
徳永エリ 議員ページ
参議院
立憲民主・無所属91632026-04-02
串田誠一 議員ページ
参議院
日本維新の会71612026-05-14
三上えり 議員ページ
参議院
立憲民主・無所属41012026-05-14
松木けんこう
衆議院
立憲民主党・無所属4912025-12-05
中川郁子
衆議院
自由民主党・無所属の会4632024-04-19
寺田静 議員ページ
参議院
各派に属しない議員3322025-12-02
緑川貴士
衆議院
立憲民主党・無所属3312024-05-29
石川香織
衆議院
立憲民主党・無所属3332024-02-05
北野裕子
衆議院
参政党2612025-11-25
西園勝秀 愛知
衆議院
中道改革連合・無所属2512026-07-14
伊藤辰夫 愛知
参議院
国民民主党・新緑風会2412026-07-16
川原田英世
衆議院
立憲民主党・無所属2412025-12-05
川田龍平
参議院
立憲民主・社民・無所属2312025-04-17
米内紘正 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会2222026-05-29
森田俊和
衆議院
立憲民主党・無所属2222025-11-19
小川勝也
参議院
立憲民主党・民友会・希望の会2222019-05-30
沼崎満子 議員ページ
衆議院
公明党1512025-03-25
川内博史
衆議院
立憲民主党・無所属1312025-11-19
池田真紀
衆議院
立憲民主党・無所属1312025-11-07
山本太郎
参議院
れいわ新選組1312025-04-17
空本誠喜
衆議院
日本維新の会1312025-04-08
柏倉祐司 議員ページ
衆議院
日本維新の会1212026-06-12
笹川博義 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1212026-03-06
臼木秀剛 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1212025-12-05
小野田紀美 議員ページ
参議院
自由民主党1212025-04-17
山下芳生
参議院
日本共産党1212025-04-17
深澤陽一 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1212025-03-25
藤巻健太
衆議院
日本維新の会1212025-01-23
住吉寛紀 議員ページ
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1212024-04-19
篠原孝
衆議院
立憲民主党・無所属1212024-03-12
三木亨
参議院
自由民主党・国民の声1212021-04-22
塩川鉄也 議員ページ
衆議院
日本共産党1212017-05-09
福士珠美 議員ページ
参議院
立憲民主・無所属1112026-06-12
木戸口英司 議員ページ
参議院
立憲民主・無所属1112026-05-19
岸真紀子 議員ページ
参議院
立憲民主・無所属1112026-05-13
向山好一 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112026-04-14
森本真治 議員ページ
参議院
立憲民主・無所属1112026-02-26
横沢高徳 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属1112025-12-18
池畑浩太朗 議員ページ
衆議院
日本維新の会1112025-12-10
古賀友一郎 議員ページ
参議院
自由民主党1112025-12-08
坂本竜太郎 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-12-05
安藤じゅん子
衆議院
立憲民主党・無所属1112025-11-26
勝俣孝明 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-11-25
鰐淵洋子
衆議院
公明党1112025-11-25
岩渕友 議員ページ
参議院
日本共産党1112025-11-20
長谷川淳二 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-11-19
横山信一 議員ページ
参議院
公明党1112025-11-14
舟山康江 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-11-06
水岡俊一 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属1112025-11-05
小林鷹之 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112025-11-04
仙田晃宏
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112025-04-08
竹上裕子
衆議院
日本保守党1112025-04-08
梶原大介 議員ページ
参議院
自由民主党1112025-03-13
福重隆浩 議員ページ
衆議院
公明党1112025-02-07
井上哲士
参議院
日本共産党1112024-06-06
木村英子 議員ページ
参議院
れいわ新選組1112024-06-06
杉尾秀哉 議員ページ
参議院
立憲民主・社民1112024-06-06
鬼木誠
参議院
立憲民主・社民1112024-06-06
庄子賢一 議員ページ
衆議院
公明党1112024-04-19
浅野哲 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112024-04-19
逢坂誠二
衆議院
立憲民主党・無所属1112024-04-19
杉本和巳
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1112024-03-15
林佑美
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1112024-03-15
伊東良孝 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112024-02-09
おおつき紅葉
衆議院
立憲民主党・無所属1112022-04-28
務台俊介
衆議院
自由民主党・無所属の会1112021-04-02
伊藤信太郎 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112017-04-04

参考人として意見を述べた人

委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。

名前肩書(会議録の表記)日数件数日付
室谷悠子全国再エネ問題連絡会共同代表/弁護士122025-06-10
辻琢也一橋大学大学院法学研究科教授112026-03-09
串田誠一112025-06-10

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
堀上勝環境省自然環境局長1322
石原宏高環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)1017
小泉進次郎環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)913
植田明浩環境省自然環境局長839
浅尾慶一郎環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)727
高市早苗内閣総理大臣45
白石隆夫環境省自然環境局長45
小林史明環境副大臣34
鳥居敏男環境省自然環境局長34
成田浩司環境省大臣官房審議官24
あかま二郎国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)23
鈴木憲和農林水産大臣22
橋爪淳文部科学省大臣官房審議官22
松本洋平文部科学大臣22
檜垣重臣警察庁生活安全局長22
服部準警察庁長官官房審議官12
中井淳一国土交通省水管理・国土保全局次長11
吉沢浩二郎財務省主計局次長11
出口和宏総務省自治財政局長11
青山繁晴環境副大臣11
山本啓介農林水産大臣政務官11
山田好孝警察庁生活安全局長11
木原稔内閣官房長官11
森下千里環境大臣政務官11
金子恭之国土交通大臣11
津島淳内閣府副大臣11
五十嵐清環境大臣政務官11
石破茂内閣総理大臣11
大濱健志警察庁長官官房審議官11
坂本哲志農林水産大臣11
吉野維一郎財務省主計局次長11
松村祥史国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)11
斉藤鉄夫国土交通大臣11
中川康洋環境大臣政務官11
奥田直久環境省自然環境局長11
山口壯環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)11
武部新農林水産副大臣11
宮崎雅夫農林水産大臣政務官11
宮崎勝環境大臣政務官11
正田寛環境省自然環境局長11
亀澤玲治環境省自然環境局長11
山本公一環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)11

愛知の議員は

愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、クマ被害を国会で取り上げているのは次の議員です。

愛知の46人の発言はことがら「地方と自治体」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

発言のあゆみ

全部 353 質疑 168 答弁 179 参考人 4 新しい順

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号串田誠一日本維新の会

今みたいにすっきりと分かれればいいんですよ、例えばスーパーマーケットに立てこもっている場合にはこの法は緊急銃猟の対象だと。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

委員御指摘のところは逆でありまして、基本的には、この法案改正後には、基本的にはこの法案の緊急銃猟の、熊が市街地に出てきたときにはこの緊急銃猟の制度でまずは対応を進めるということになります。 先ほど時間が掛かるということがありましたけれども、あれは、例えば秋田県の事例もそうですけれども、スーパーマーケットに立てこもったような場合には、本来であれば、緊急銃猟の制度が施行していれば、緊急銃猟の制度でスーパーマーケットのところを対応をすれば二日も三日も掛からずに対応できたところが、この警職法で対応するとなると、具体的に熊が例えば襲いかかっているような状況でないと命令が出ませんので、二日以上あるいは一週間以上掛かってしまうということ…

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号串田誠一日本維新の会

そういうようなことができないときに緊急銃猟をするんだというようなことを法律で作っているのに、わなに入ってでも、まだこれは捕獲とはいっていないから撃っていいんだというのは、これは条文の日本語としては行き過ぎではないかということを言わせていただいているわけでございます。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号串田誠一日本維新の会

水掛け論をしていてもしようがないんですが、この条文上は明確にこう書いてあるわけですから、この条文上に従って施行していただいて、わなに入った場合には麻酔銃を使うなりなんなりというようなことの選択肢も考えていただかないと、緊急銃猟ができるというままに殺していくというのはやめていただきたいというふうに思います。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号串田誠一日本維新の会

全くちょっと理解できないんですが、わなに入ってもう逃げられない状況になっているのであれば、緊急銃猟するんじゃなくて麻酔で何か眠らせた後に放獣するなりなんなり、いろいろと今まで環境大臣も、あるいは長野県の事例、広島の事例もあるわけですから、なるべく捕殺をしない方法というのもある中で、こういう危険である場合にはというこの法案があるという中で、三十四条二項、明言して、捕獲等をすることが困難な場合って書いてあるのに、もうわなに入って、あるいは頑…

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号串田誠一日本維新の会

わなに入った後も危険鳥獣であるというのは分かりましたが、緊急銃猟することができるというのは三十四条の二項に書かれているわけですよ、明確に。 そのときに緊急銃猟しない限りは捕獲等することが困難な場合と書いてあるんですから、もう既に捕獲された後というのはこの条文に該当しないじゃないですか。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

緊急銃猟には当然麻酔を使う場合と普通の銃を使う場合もありますけれども、いずれにしましても、わなに入っていることをもってそこから危険鳥獣という定義が外れるわけではなく、市街地にいて危険のおそれが多いものを危険鳥獣として今回指定をいたしますので、その市街地の熊については、この法律では適用が除外をされて、そういった止め刺しも含めて可能になるということは法律上、条文上明確であるというふうに我々としては認識をしております。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号串田誠一日本維新の会

法案を離れて議論するというのはあったのかもしれませんが、条文上には、この緊急銃猟をしない限りは捕獲すること等が困難な場合かつと書いてあって、もう既に捕獲されているわけですよ。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号串田誠一日本維新の会

私聞いているのは、三十四条の二で緊急銃猟をすることができる要件としては、緊急銃猟をしない以外は捕獲することが困難な場合と書いてあるわけですよね。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

熊は、現に人家周辺での人身被害が多数確認をされ、被害を受けた際には重症化のリスクが高い鳥獣であります。 このことから、法案においては、人の日常生活圏に出没、出現した危険な状況に限って銃猟を行うことができる緊急銃猟の対象鳥獣を表すものとして危険鳥獣の名称を用いております。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

長野県では、ツキノワグマに関する管理計画を定め、その計画に基づき同県の熊の管理を進めていると承知をしております。 この管理計画では、科学的かつ計画的な保護管理によりツキノワグマと人との緊張感ある共存関係を再構築し、ツキノワグマの個体群の長期にわたる安定的維持や人身被害の回避及び農林業被害の軽減を図ることを目的としています。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号串田誠一日本維新の会

長野県でもツキノワグマの保護管理計画というものが作られているということでございますので、御紹介をいただけますでしょうか。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

まず、その砂川事件でありますけれども、二〇一八年に北海道砂川市でハンターがヒグマに発砲をしたところ、鳥獣保護管理法で禁止する建物への発砲に当たるとして、同法に加え銃刀法違反となり、銃の所持許可取消処分をめぐりハンターが北海道公安委員会と係争中の案件と承知をしております。 本法案に基づく緊急銃猟であれば、建物に向かって行う銃猟を禁止する鳥獣保護管理法の規定の適用除外とすることとしており、したがって、銃刀法に基づく銃の所持許可も取り消さない、取り消されない仕組みとなっているため、同様の事案は起きないと考えております。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

緊急銃猟の結果として物損が生じた場合には、被害者側から市町村長に対して本法案に基づく損失補償規定により請求を行うことが想定され、市町村が補償することとなります。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

緊急銃猟を実施する事態が生じた際に、安全確保を含め、必要な対応を円滑かつ迅速に行うためには、事前準備をしっかりしておくことが重要であります。 そのため、環境省が作成する緊急銃猟のガイドラインでは、事前の訓練等についても夜間での対応を含めた実際に想定される内容を記載することとしており、この内容に応じて事前に準備しておくことを推奨してまいりたいと考えております。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

まずは、国民の皆様に熊が人の日常生活圏に出没した際の危険性や対応の必要性について御理解いただくために、ホームページやSNSを通じて、科学的見地から必要な情報を丁寧に発信してまいりたいと考えております。 また、改正法案の中では市町村長が避難の指示や通行制限の措置を行うことができるとしておりますけれども、この対象は住民だけでなく報道機関も含まれており、緊急銃猟における安全確保のため、銃猟の現場に人がみだりに立ち入ることがないようにしております。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号植田明浩環境省自然環境局長答弁

改正法の円滑な実施には事前の訓練や緊急銃猟の実施手順を分かりやすく示すことが重要と考えておりまして、ガイドライン作成の際には委員御指摘のような点も十分参考にしてまいりたいと考えております。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号三上えり立憲民主・社民・無所属

さて、本改正案ですけれども、緊急銃猟の制度を創設するものであることから、どうしても銃による、このハンターのことが関心が集まりがちになるんですけれども、捕殺について、熊の保護管理において、捕獲に偏らない総合的な対策が求められています。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号浅尾慶一郎自由民主党環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)答弁

この点、例えば熊の出没対応に関するハンターへの報酬については、熊の生息状況や出没状況等の地域の実情を考慮した上で、自治体において設定されるものと承知をしております。 また、本法案の緊急銃猟についても、捕獲従事者の日当経費等が市町村において適切に支払われるよう、環境省の交付金等で対応できるようにしてまいりたいと考えております。

2025年4月17日参議院 環境委員会第6号浅尾慶一郎自由民主党環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)答弁

緊急銃猟は、市町村長が主としてハンターに委託して実施することとしておりますけれども、銃猟を行うことの決定やそのための安全確保措置など、緊急銃猟の実施の責任はあくまでも市町村長にあり、委託を受けたハンターが責任を負うものではありません。

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方