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歩積み両建ての国会答弁と質疑
融資を受ける側に、預金の積み増し(歩積み・両建て預金)や、望まない金融商品の購入を求める——金融機関が取引上の強い立場を使う行為は、独占禁止法の「優越的地位の濫用」や金融庁の監督の対象になります。国会でだれがどう取り上げ、政府や公正取引委員会が何と答えてきたかを会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2000-04)
金融機関の優越的地位の濫用は国会でどれくらい議論されていますか? 2000年4月20日から2025年6月4日までに、国会会議録には金融機関の優越的地位の濫用にふれた議員の質疑が88件、政府の答弁が77件あります。取り上げた議員は46人です(「優越的地位の濫用 金融機関」「優越的地位 銀行 融資」「歩積み 両建て」「両建て預金」を含む発言を数えたもの)。
数字で見る要点
- 質疑がいちばん多かったのは2006年の18件です。直近の2024年は1件です。
- 党(会派)ごとの質疑は、旧民主・民進 42件(48%)、共産 29件(33%)、公明 5件(6%)の順に多くなっています。
- もっとも多くの日に取り上げた議員は、大門実紀史(共産・8日)です。
- 直近の政府答弁は、2025年6月4日の衆議院 経済産業委員会で、岡田大(金融庁総合政策局参事官)が答えたものです。
集め方:「優越的地位の濫用 金融機関」「優越的地位 銀行 融資」「歩積み 両建て」「両建て預金」「拘束預金」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2000年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-20 09:55。
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
金融庁といたしましても、金融機関に対しまして、MアンドA支援についてアンケート調査やヒアリングを実施し取組状況などを確認する、その他のことを進めると同時に、よい取組事例などを横展開していくとか、そういったことを通じて、引き続き、地域金融機関に対してMアンドA支援の取組を後押ししてまいりたいと思います。 他方で、金融機関は企業の資金需要に対して融資を行うという立場でございまして、取引に際しては優越的地位の濫用に当たらないよう留意が必要でございます。
この担保権を活用した融資では金融機関による伴走支援等が想定されてございますところ、伴走支援におきましては、金融機関が決算など事業者の財務内容の確認ですとか事業者の事業計画を継続的にフォローアップするなど、事業状況を理解して実情に応じたきめ細やかな支援を行うことなどを通じまして金融機関と事業者が能動的なコミュニケーションを行い、事業の継続や成長などに向けて緊密に協力する関係となることを期待しているわけでございます。 伴走支援にはこうした緊密な協力関係の構築が重要でございまして、他方で、伴走支援の中で金融機関が債務者の経営に対して過度に、過剰に介入するということは私どもとしては基本的には想定しているような事態ではないということでございます。
また、これによって、他の金融機関からの借入れに充当することができる担保価値を残しておくということができ、債務者が希望すれば、他の金融機関からの融資も受けやすくする枠組みとするといった工夫をしております。 他方、委員御指摘のとおり、金融機関による企業に対する支配性の点に関しましては、例えば、企業価値担保権が設定されている場合に限らず、顧客企業に対しまして、金融機関が取引上の優越的地位を不当に利用し、取引の条件又は実施について不利益を与えるような行為は、銀行法令等において禁止されております。
直近の質疑
私は、ただいま可決されました事業性融資の推進等に関する法律案に対し、自由民主党、立憲民主・社民、公明党、日本維新の会・教育無償化を実現する会、国民民主党・新緑風会及び日本共産党の各派並びに各派に属しない議員大野泰正委員、神谷宗幣委員及び堂込麻紀子委員の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 事業性融資の推進等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。
ここには、金融機関に対して、融資先の飲食店への特措法に基づく要請、命令の遵守等の働きかけを依頼するとあります。 撤回したとはいいますけれども、そもそも違法な優越的地位の濫用を政府が唆すようなやり方は極めておかしい。
七月八日の記者会見においては、金融機関に対する関係省庁からの協力依頼ということについて大臣から発言がありました。 これについては最終的には行わないことになったと承知していますが、改めて、どのような趣旨でこのような依頼を行うことにしたのか、そして、最終的には働きかけを行わないこととした理由について伺って、もしお時間があれば、これについては優越的地位の濫用に当たるのではないかという指摘もございましたけれども、それについても含めて、大臣の見解を伺いたいと思います。
よくある質問
金融機関の優越的地位の濫用は国会でどれくらい議論されていますか?
2000年4月20日から2025年6月4日までに、国会会議録には金融機関の優越的地位の濫用にふれた議員の質疑が88件、政府の答弁が77件あります。取り上げた議員は46人です(「優越的地位の濫用 金融機関」「優越的地位 銀行 融資」「歩積み 両建て」「両建て預金」を含む発言を数えたもの)。
金融機関の優越的地位の濫用を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?
議員の質疑88件を党(会派)ごとに数えると、旧民主・民進 42件、共産 29件、公明 5件の順です(発言時の会派で数えたもの)。
金融機関の優越的地位の濫用を国会で多く取り上げた議員はだれですか?
取り上げた日数が多い順に、大門実紀史(8日・最新 2013年11月28日)、佐々木憲昭(6日・最新 2011年5月13日)、近藤洋介(6日・最新 2009年4月22日)です。
政府は金融機関の優越的地位の濫用について最近なんと答えていますか?
2025年6月4日の衆議院 経済産業委員会で、岡田大(金融庁総合政策局参事官)が答弁しています。前後の文脈は会議録で確かめてください。
金融機関の優越的地位の濫用が国会で最も多く議論されたのはいつですか?
件数が最も多かったのは2006年で、質疑18件・答弁26件でした。
会議録に繰り返し出てくる論点
- 融資の条件として預金を求める歩積み・両建て預金はどこから違反になるか
- 中小企業や自治体が金融機関から不当な要求を受けたときの相談先
- 公正取引委員会と金融庁の監督の分担
- デリバティブなど望まない金融商品の押し付け
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2000年 | 5 | 4 | |
| 2001年 | 2 | 1 | |
| 2002年 | 4 | 4 | |
| 2003年 | 4 | 1 | |
| 2004年 | 8 | 5 | |
| 2005年 | 5 | 7 | |
| 2006年 | 18 | 26 | |
| 2007年 | 6 | 4 | |
| 2008年 | 8 | 9 | |
| 2009年 | 12 | 2 | |
| 2010年 | 1 | 0 | |
| 2011年 | 3 | 1 | |
| 2013年 | 2 | 0 | |
| 2016年 | 0 | 2 | |
| 2018年 | 2 | 2 | |
| 2021年 | 7 | 5 | |
| 2024年 | 1 | 3 | |
| 2025年 06月まで | 0 | 1 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大門実紀史 議員ページ 参議院 | 日本共産党 | 8 | 11 | 2 | 2013-11-28 |
| 佐々木憲昭 衆議院 | 日本共産党 | 6 | 8 | 1 | 2011-05-13 |
| 近藤洋介 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 6 | 8 | 3 | 2009-04-22 |
| 吉井英勝 衆議院 | 日本共産党 | 3 | 3 | 2 | 2008-05-14 |
| 上田清司 議員ページ 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 3 | 3 | 1 | 2000-11-29 |
| 北神圭朗 議員ページ 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 2 | 4 | 1 | 2009-04-22 |
| 塩川鉄也 議員ページ 衆議院 | 日本共産党 | 2 | 2 | 2 | 2021-07-14 |
| 峰崎直樹 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 2 | 2 | 2 | 2009-06-11 |
| 大塚耕平 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 2 | 2 | 2 | 2009-06-09 |
| 小泉俊明 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 5 | 1 | 2004-05-18 |
| 清水忠史 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 2 | 1 | 2021-04-23 |
| 松原仁 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 2 | 1 | 2006-05-17 |
| 浜田昌良 参議院 | 公明党 | 1 | 2 | 1 | 2006-03-16 |
| 西岡武夫 参議院 | 国会改革連絡会(自由党・無所属の会) | 1 | 2 | 1 | 2002-10-25 |
| 熊谷裕人 議員ページ 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-06 |
| 藤原崇 議員ページ 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2021-07-14 |
| 松平浩一 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2021-05-19 |
| 牧山ひろえ 議員ページ 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 1 | 1 | 2021-05-18 |
| 日吉雄太 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2021-04-23 |
| 福島みずほ 議員ページ 参議院 | 希望の会(自由・社民) | 1 | 1 | 1 | 2018-03-22 |
| 宮本徹 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2018-03-20 |
| 藤田幸久 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2013-02-01 |
| 竹内譲 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2011-04-12 |
| 尾立源幸 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 1 | 1 | 1 | 2009-06-16 |
| 轟木利治 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 1 | 1 | 1 | 2009-05-13 |
| 下条みつ 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2009-04-24 |
| 平将明 議員ページ 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2009-04-22 |
| 田村謙治 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2009-04-09 |
| 荒木清寛 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2008-05-29 |
| 川合孝典 議員ページ 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 1 | 1 | 1 | 2008-04-18 |
| 松本剛明 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2008-02-21 |
| 山井和則 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2007-11-07 |
| 大畠章宏 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2007-10-23 |
| 前田雄吉 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2007-06-13 |
| 岩井國臣 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2006-06-02 |
| 馬淵澄夫 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2006-03-02 |
| 松島みどり 議員ページ 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2005-03-11 |
| 野田佳彦 議員ページ 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2005-01-25 |
| 勝木健司 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2004-04-07 |
| 山口那津男 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2004-03-18 |
| 緒方靖夫 参議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2003-05-27 |
| 山田敏雅 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2003-05-09 |
| 奥田建 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2003-05-07 |
| 木俣佳丈 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2003-03-25 |
| 笠井亮 参議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2000-04-26 |
| 栗原博久 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2000-04-20 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 福留朗裕 | 一般社団法人全国銀行協会会長/株式会社三井住友銀行頭取CEO | 1 | 2 | 2024-05-14 |
| 井上聡 | 長島・大野・常松法律事務所弁護士 | 1 | 1 | 2024-05-14 |
| 永易克典 | 全国銀行協会会長 | 1 | 1 | 2009-06-09 |
| 安東俊夫 | 日本証券業協会会長 | 1 | 1 | 2008-05-08 |
| 奥正之 | 株式会社三井住友銀行頭取 | 1 | 1 | 2006-05-10 |
| 清家孝 | 全国商工会連合会会長 | 1 | 1 | 2004-03-23 |
| 佐々木憲昭 | 1 | 1 | 2002-11-15 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 竹中平蔵 | 総務大臣 | 6 | 6 |
| 与謝野馨 | 内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策) | 5 | 6 |
| 伊藤達也 | 内閣府特命担当大臣(金融) | 5 | 5 |
| 竹島一彦 | 公正取引委員会委員長 | 4 | 5 |
| 三國谷勝範 | 金融庁総務企画局長 | 4 | 5 |
| 松山隆英 | 公正取引委員会事務総局審査局長 | 4 | 5 |
| 山本有二 | 内閣府特命担当大臣(金融) | 3 | 3 |
| 佐藤隆文 | 金融庁監督局長 | 3 | 3 |
| 渡辺喜美 | 内閣府特命担当大臣(金融・行政改革) | 2 | 3 |
| 相沢英之 | 金融再生委員会委員長 | 2 | 3 |
| 伊東章二 | 公正取引委員会事務総局経済取引局長 | 2 | 2 |
| 西村康稔 | 内閣府特命担当大臣(経済財政政策) | 1 | 2 |
| 岡田大 | 金融庁総合政策局参事官 | 1 | 1 |
| 井藤英樹 | 金融庁企画市場局長 | 1 | 1 |
| 神田潤一 | 内閣府大臣政務官 | 1 | 1 |
| 鈴木俊一 | 財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融) | 1 | 1 |
| 石田晋也 | 金融庁総合政策局審議官 | 1 | 1 |
| 古澤知之 | 金融庁企画市場局長 | 1 | 1 |
| 栗田照久 | 金融庁監督局長 | 1 | 1 |
| 西田直樹 | 金融庁総務企画局審議官 | 1 | 1 |
| 遠藤俊英 | 金融庁監督局長 | 1 | 1 |
| 池田唯一 | 金融庁総務企画局長 | 1 | 1 |
| 山田昭典 | 公正取引委員会事務総局審査局長 | 1 | 1 |
| 和田隆志 | 内閣府大臣政務官 | 1 | 1 |
| 山本和史 | 公正取引委員会事務総局審査局長 | 1 | 1 |
| 私市光生 | 金融庁総務企画局参事官 | 1 | 1 |
| 山田務 | 公正取引委員会事務総局審査局長 | 1 | 1 |
| 山本明彦 | 内閣府副大臣 | 1 | 1 |
| 塩崎恭久 | 内閣官房長官 | 1 | 1 |
| 田村耕太郎 | 内閣府大臣政務官 | 1 | 1 |
| 舟橋和幸 | 公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長 | 1 | 1 |
| 中江公人 | 金融庁総務企画局総括審議官 | 1 | 1 |
| 西原政雄 | 金融庁検査局長 | 1 | 1 |
| 櫻田義孝 | 内閣府副大臣 | 1 | 1 |
| 山崎穰一 | 金融庁総務企画局参事官 | 1 | 1 |
| 上杉秋則 | 公正取引委員会事務総局経済取引局長 | 1 | 1 |
| 五味廣文 | 金融庁監督局長 | 1 | 1 |
| 柳澤伯夫 | 金融担当大臣 | 1 | 1 |
| 楢崎憲安 | 公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長 | 1 | 1 |
| 小泉純一郎 | 内閣総理大臣 | 1 | 1 |
| 森昭治 | 金融再生委員会事務局長 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の46人には、このことがらの質疑がまだありません。
愛知の46人の発言はことがら「中小企業」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
制度そのものを調べるなら
事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。
発言のあゆみ
そのときの統計は、やはり統制的な色彩が強いという面と、もう一つ、歩積み両建てというのが日常的に行われておりまして、表面的な金利だけで物事を判断するのは間違いでございまして、やはり金融機関は歩積み両建てということで、実質的には高い金利を顧客からいただいていた。
三井住友銀行が、取引上の地位が自行に対して劣っているいわゆる融資先に対しまして、金利スワップの購入を提案して、その金利スワップを購入することが融資の条件である、あるいは購入をしなければ不利益を受けることを明示あるいは示唆をするということによりまして、金利スワップの購入を要請し、またその購入を余儀なくさせるということをしたわけでございます。 これが、独占禁止法の優越的地位の濫用、いわゆる押しつけ販売に該当するということで排除勧告を行いました。
この問題は、実はほかの銀行でも法人事業部が、みずほでも実は問題になっております。 しかも、買ってくれないと次の融資はみたいなことをにおわせてやっていると。
先生御指摘の三井住友銀行に対しての件でございますが、不公正な取引方法、優越的地位の濫用に該当する疑いがあるということで現在審査を行ってきているところでございます。 個別具体的な事案でございますので、現在審査中のものでございますので具体的な詳細についてはお答えを控えさせていただきたいと思いますが、一般論で申し上げまして、銀行等の金融機関が自行の取引上の地位を相手方に優越しているということを利用して不当に金融商品等の購入を余儀なくさせるということがございますと、これは優越的地位の濫用、独占禁止法の不公正な取引方法に該当するおそれがございますので、そういう事実が認められましたら厳正に対処してまいりたいと…
もう一つは、金融被害で、先ほど櫻井さんからも少しありましたが、優越的地位の問題でも大変な問題が今起きております。 この優越的地位を利用した、濫用した金融デリバティブ商品の販売という問題がもうちらほら新聞でも報道され始めましたけれども、大変な問題になりつつあります。
第三号におきまして、貸付者としての優越的地位を利用して銀行その他の関係者との取引を行うことを条件に貸付けを行う行為を禁止しているというのがございます。 当該行為は、銀行などによる優越的地位の濫用の典型的な例として定められたものでございますが、例えば、過去におきまして問題となりました歩積み両建て預金、あるいはもう一つは公正取引委員会が実施したアンケート調査にも銀行の関連会社等との取引の強要といったことがございますので、こういった事例を踏まえ規定しているものでございます。
これに対しまして、この具体化でございますが、この人的構成に照らしての部分につきましては、一つは、銀行代理店業務を的確、公正、効率的に遂行するために必要な知識経験を有する者を配置し、かつ必要な体制整備を行っていること、預金、為替を扱う場合には、委託元銀行による各種研修履歴等を有する者が配置されるとともに、委託元銀行との間でオンラインの整備がなされていること、貸付けを扱う場合には、金融機関における数年間の勤務経験等を有する者が配置されるとと… さらに、銀行法上の処分歴がなく他法令の違反歴もないことなど、十分に社会的信用を有する者であること、こういったものを内閣府令において規定することを考えているところでございます。
融資にかかわる間接的な業務はできるというわけであります。 例えば、大手スーパーが銀行の代理業者となった、その場合、納入業者に対してこういう優越的地位を乱用した不正取引というのが発生する可能性はあると私は思うんです。
今回の銀行法の改正につきましては、これは銀行代理店業の担い手を拡大していく、そして幅広い形態で参入を認めるものでございますので、融資等の銀行業と証券業との間における利益相反防止の観点からの証取法第六十五条に関する議論とは切り離して考えるべき問題であると思っております。 銀行の証券業務への参入の範囲は、弊害が小さいと考えられる業務から順次拡大をしてきており、昨年の十二月には証券仲介業務を銀行等に解禁させていただいたところでございますけれども、六十五条の根拠になっております利益相反やあるいは銀行の優越的地位の乱用の可能性は、今なおその重要な論点であると考えております。
現行の銀行法では、先ほどもお話をさせていただいたように、銀行代理店について、銀行が代理店の健全かつ適切な運営を確保することを求めており、この規定に基づきまして内閣府令において具体的な類型を定めているわけであります。 この内閣府令におきましては、個人代理店、法人代理店について銀行代理業以外の他業の兼業を認めておりませんけれども、他方、簡易郵便局が銀行代理店となる場合につきましては、郵便窓口業務を郵便局株式会社から委託される際に十分な社会的信用を有するものとして選定されていること、現に滞りなく日本郵政公社の委託を受けて貯金、為替の窓口業務を行っていること、こうしたことから、兼業を行っていても健全かつ適切に代理店業務を行うことができると考えられます。
確かに、今回、郵政民営化することによって郵便局株式会社は幅広い事業分野へ進出することが可能となるわけでありますけれども、そもそも銀行法上は銀行が他業を営むことを禁止しているのは、他業のリスクから銀行の本業を遮断することが主な観点であります。 一方、銀行代理店は銀行本体とは別法人の販売チャネルであり、銀行本体とは異なり、預金債務等を直接負う存在ではございません。
銀行の融資に当たっての優越的地位の濫用の御質問ということでございますけれども、融資に当たりまして担保等の取引条件につきましては、銀行と融資先企業との間におきまして、当事者間の自由かつ自主的な判断に基づく協議を通じて決定されるべきことが基本であるということになるわけでございますけれども、銀行が融資先企業に対しまして優越的地位にある場合に、その地位を利用しまして、例えば融資先企業に対し、債権保全に必要な限度を超えて過剰な追加担保を差し入れさ… 公正取引委員会といたしましては、そういう金融機関と企業との取引慣行につきまして、独禁法上の問題を平成十三年に明らかにしておるところでございますが、今後とも独禁法上問題となる行為に関する情報に接しました場合には厳正に対処していきたいというふうに考えておるところでございます。
金融機関と融資先の関係が独禁法の優越的地位の乱用に該当するということ、これは、融資先というのは大企業も中小企業も含むわけですけれども、例えば中小企業の方々はこれは御存じありません。 中小企業の悩みというのは、金融機関には、銀行にはとても勝てないやという悩みがあるわけでございます。
民主党は、銀行、生保等、金融サービス全般を含んで利用者の保護を図ろうという金融サービス法をつくるべきであるという提案をしています。 少なくとも、政府系金融機関の貸し付けについては原則無保証という施策を講ずるべきではないでしょうか。
債務者が融資の条件変更やあるいは繰り上げの返済を申し入れた場合、金融機関が当該申し入れに応じた場合に発生する事務コスト等を勘案して手数料を徴収することはあり得るわけでありまして、一概に、どのような水準が妥当であるか、これを申し上げることは大変困難ではないかというふうに思います。 いずれにいたしましても、こうした申し入れを受けた金融機関は、取引に係る手数料について十分説明を行って、そして、債務者の理解を得られるよう努めるなど円滑な取引に取り組んでいくことが重要であるというふうに考えております。
まず第一点目でございますが、融資の見返りに株などの購入を強引に勧めたり、融資などを通じて得た顧客情報を利用して勧誘するのではないかということでございますが、融資の見返りに株式の購入を強引に勧める等の、いわゆるこれはもう優越的な地位の濫用の問題でありますが、この優越的地位の濫用の問題につきましては、現行法令において信用供与の条件として勧誘する行為を禁止をしているところでございます。 融資先を通じて得た顧客情報を利用して勧誘する行為につきましても、証券仲介業部門と融資部門との間の情報の共有を禁止するということといたしているところでございます。
金融機関の優越的地位の乱用につながらないようにしっかりやらなきゃいけないのではないか、これは、委員もおっしゃいましたように、財務金融委員会等々で常に委員からも御指摘をいただいているところでございます。 必ずしも明らかではないわけでありますが、一般論としては、やはり、金融機関が顧客のニーズに応じて必要な状況を適切に提供しながら融資を行うこと、このこと自体はやはり否定されるべきではないわけでございます。
また、この旧関東銀行のY商店に対する貸し付けは、先ほど冒頭で申し上げましたように、これは関東銀行からの持ちかけ融資なんですね、バブルの前後によくありましたが。 また、ウナギの輸入業者と国内販売業者はいずれも当時から極めて懸念されていた信用状態であったのに、銀行はY商店には全くこれを秘密にしていました。
そしてまた、この五億円にも上る両建て預金の不正流出につきまして、旧関東銀行の内部でも、関東銀行本店営業部長ら六名が役員報酬の減俸処分などの懲戒処分を受けています。 このような銀行内部の懲戒処分があった場合、大蔵省や金融庁はその報告を受けることにこれはなっているんでしょうか、大臣。
また、旧関東銀行が両建て預金とした五億円の融資につきまして、これは資料をお手元に配っています。 二ページ目が改ざん後なんですが、これは裁判の過程で裁判長によってこの改ざんが発見されまして、実は、これは裁判上の稟議書なんですが、もう一通、金融庁の検査を回避するための稟議書が銀行の中にあるんじゃないかと言われています。
この数字の読み方
この道具の作り方