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日本版DBSは国会でどう議論されたか
「日本版DBS」は、学校や保育所、認定を受けた学習塾・放課後児童クラブなどで子どもと接する仕事に就く人について、雇用する側が性犯罪歴を国に照会して確かめる仕組みです(こども性暴力防止法)。政府は2025年6月の国会答弁で、施行日を法の施行期限である2026年(令和8年)12月25日とする方針を示しています。犯罪歴が確認された人は、子どもと接する業務に就かせないなどの措置が求められ、国会では施行時の現職者も対象になると答弁されています。国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2021-03)
集め方:「日本版DBS」「日本版DBS」「こども性暴力防止法」「児童対象性暴力」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2010年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の45人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-09-29 20:11。
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
こども・若者の性被害防止のための総合的対策を推進するとともに、本年末のこども性暴力防止法の円滑な施行に向けた準備を着実に進めてまいります。
こども・若者の性被害防止のための総合的対策を推進するとともに、来年末を予定しているこども性暴力防止法の円滑な施行に向けた準備を着実に進めてまいります。
また、特定免許状失効者管理システムのデータベースとこども性暴力防止法の犯罪事実確認の仕組みとの補完、連携についても、本年五月にこども家庭庁、文部科学省との間で審議官級の検討チームを立ち上げ、どのような対応が可能であるかについて課題の精査を進めるとともに、具体的な連携策を検討しているところであります。
直近の質疑
あと、冒頭申し上げましたけれども、この日本版DBSの議論が進んだ契機の一つは、間違いなく、ベビーシッターのマッチングサイトを通じて起きた性暴力だったと私は考えています。
その後も、個人事業主という扱いにしたり、様々な環境整備されていましたけれども、それでも足りなかったから、犯歴がある人はもうそもそも子供に近づけないんだと、イギリス型の制度を導入しようということで、それが今、間もなく始まろうとしている日本版DBSだと思います。
つまり、データベースを整備していても、日本版DBSを導入していても、それだけで全ての事案を防げるわけではないということです。 そして、今年の十二月から日本版DBSが始まりますが、学校や教育委員会の採用実務はますます複雑になります。
会議録に繰り返し出てくる論点
- 施行前に、現職の教職員や保育士の性犯罪歴をどう確かめるか(自己申告・宣誓など、自治体独自の取り組みとの関係)
- 犯罪歴が確認された現職者の配置転換や雇用を、労働法制とどう両立させるか
- 学習塾・放課後児童クラブ・スポーツクラブなど、認定制の民間事業者にどこまで広げるか
- 性犯罪歴のない人による性暴力を、どう未然に防ぎ早く見つけるか
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 11 | 1 | |
| 2022年 | 19 | 34 | |
| 2023年 | 13 | 2 | |
| 2024年 | 92 | 89 | |
| 2025年 | 14 | 6 | |
| 2026年 07月まで | 7 | 1 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 浮島智子 衆議院 | 公明党 | 6 | 13 | 3 | 2025-06-10 |
| 大島九州男 参議院 | れいわ新選組 | 6 | 6 | 1 | 2024-06-11 |
| 伊藤孝恵 愛知 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 4 | 4 | 1 | 2026-05-21 |
| 清水貴之 参議院 | 日本維新の会・教育無償化を実現する会 | 4 | 4 | 2 | 2024-03-22 |
| 吉田はるみ 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 3 | 6 | 2 | 2024-05-22 |
| 高橋千鶴子 衆議院 | 日本共産党 | 3 | 5 | 2 | 2024-05-22 |
| 高木かおり 参議院 | 日本維新の会 | 3 | 5 | 2 | 2022-06-15 |
| 田中健 愛知 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 3 | 4 | 1 | 2024-05-22 |
| 井上哲士 参議院 | 日本共産党 | 3 | 3 | 2 | 2024-06-18 |
| 柴田巧 参議院 | 日本維新の会・教育無償化を実現する会 | 2 | 6 | 1 | 2024-06-18 |
| 城井崇 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 2 | 6 | 2 | 2024-05-16 |
| 小林さやか 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 2 | 4 | 2 | 2026-07-10 |
| 松野明美 参議院 | 日本維新の会 | 2 | 4 | 2 | 2023-11-29 |
| 水野孝一 愛知 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 2 | 3 | 1 | 2026-06-11 |
| 竹詰仁 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 2 | 3 | 1 | 2024-06-18 |
| 西岡秀子 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 2 | 3 | 2 | 2024-05-15 |
| おおつき紅葉 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 2 | 3 | 2 | 2024-03-27 |
| 石井苗子 参議院 | 日本維新の会 | 2 | 3 | 2 | 2022-06-07 |
| 塩村あやか 参議院 | 立憲民主・社民 | 2 | 2 | 2 | 2024-06-18 |
| 伊東信久 衆議院 | 日本維新の会・教育無償化を実現する会 | 2 | 2 | 1 | 2024-05-22 |
| 藤岡隆雄 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 2 | 2 | 1 | 2024-05-22 |
| 赤木正幸 衆議院 | 日本維新の会・教育無償化を実現する会 | 2 | 2 | 1 | 2024-05-16 |
| 石井啓一 衆議院 | 公明党 | 2 | 2 | 1 | 2024-02-01 |
| 藤井比早之 衆議院 | 自由民主党 | 2 | 2 | 2 | 2022-05-17 |
| 馳浩 参議院 | 自由民主党・無所属の会 | 2 | 2 | 2 | 2021-05-27 |
| 広瀬めぐみ 参議院 | 自由民主党 | 1 | 5 | 1 | 2024-06-11 |
| 大西健介 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 3 | 1 | 2024-05-22 |
| 早稲田ゆき 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 3 | 1 | 2024-05-14 |
| 安藤じゅん子 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 2 | 1 | 2025-12-04 |
| 宮崎勝 参議院 | 公明党 | 1 | 2 | 1 | 2024-06-18 |
| 小野泰輔 衆議院 | 日本維新の会・教育無償化を実現する会 | 1 | 2 | 1 | 2024-05-24 |
| 黄川田仁志 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 2 | 1 | 2024-05-09 |
| 中川郁子 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 2 | 1 | 2024-03-13 |
| 川田龍平 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 2 | 1 | 2022-06-07 |
| 吉田とも代 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 2 | 1 | 2022-04-27 |
| 上野通子 参議院 | 自由民主党・国民の声 | 1 | 2 | 1 | 2021-03-16 |
| 三原じゅん子 参議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2026-04-27 |
| 渡辺藍理 愛知 衆議院 | 参政党 | 1 | 1 | 1 | 2026-03-04 |
| 奥村政佳 参議院 | 立憲民主・社民・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2025-06-17 |
| 萩原佳 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2025-04-23 |
| 大森江里子 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2025-03-14 |
| 小林史明 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-19 |
| 阿達雅志 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-19 |
| 石垣のりこ 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-18 |
| 高橋はるみ 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-18 |
| 鬼木誠 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-13 |
| 窪田哲也 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-11 |
| 小林史武 参議院 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-07 | |
| 金子道仁 参議院 | 日本維新の会・教育無償化を実現する会 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-07 |
| 和田義明 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2024-05-17 |
| 坂本祐之輔 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2024-05-15 |
| 菊田真紀子 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2024-05-15 |
| 山崎正恭 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2024-05-09 |
| 浦野靖人 衆議院 | 日本維新の会・教育無償化を実現する会 | 1 | 1 | 1 | 2024-05-09 |
| 天畠大輔 参議院 | れいわ新選組 | 1 | 1 | 1 | 2024-04-09 |
| 早坂敦 衆議院 | 日本維新の会・教育無償化を実現する会 | 1 | 1 | 1 | 2024-04-03 |
| 勝目康 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2024-02-27 |
| 玉木雄一郎 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2024-02-01 |
| 漆間譲司 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2023-05-17 |
| 田村智子 参議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2022-06-10 |
| 高瀬弘美 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2022-05-19 |
| 浅川義治 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2022-04-27 |
| 三木圭恵 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2022-01-25 |
| 畑野君枝 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2021-05-21 |
| 吉川ゆうみ 参議院 | 自由民主党・国民の声 | 1 | 1 | 1 | 2021-04-26 |
| 木村弥生 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2021-04-09 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 末冨芳 | 日本大学文理学部教授 | 2 | 4 | 2024-05-16 |
| 渡邉正樹 | 東京学芸大学名誉教授 | 1 | 4 | 2024-05-16 |
| 浅井春夫 | 立教大学名誉教授/一般社団法人“人間と性”教育研究協議会代表幹事 | 1 | 2 | 2024-06-13 |
| 寺町東子 | 弁護士/社会福祉士/保育士 | 1 | 2 | 2024-05-16 |
| 竹詰仁 | 1 | 1 | 2024-06-18 | |
| 井上哲士 | 1 | 1 | 2024-06-13 | |
| 内田貴 | 東京大学名誉教授 | 1 | 1 | 2024-06-13 |
| 福井裕輝 | NPO法人性犯罪加害者の処遇制度を考える会性障害専門医療センター代表理事 | 1 | 1 | 2024-06-13 |
| 清水秀行 | 日本労働組合総連合会事務局長 | 1 | 1 | 2024-02-29 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 加藤鮎子 | 内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・孤独・孤立対策) | 8 | 59 |
| 岸田文雄 | 内閣総理大臣 | 8 | 13 |
| 野田聖子 | 内閣府特命担当大臣(少子化対策・地方創生・男女共同参画) | 7 | 8 |
| 藤原朋子 | こども家庭庁成育局長 | 6 | 18 |
| 蝦名喜之 | 内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室審議官 | 3 | 4 |
| 黒瀬敏文 | こども家庭庁長官官房審議官 | 3 | 3 |
| 谷内繁 | 内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室長 | 3 | 3 |
| 黄川田仁志 | 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助) | 2 | 2 |
| 松本洋平 | 文部科学大臣 | 2 | 2 |
| 武見敬三 | 厚生労働大臣 | 2 | 2 |
| 盛山正仁 | 文部科学大臣 | 2 | 2 |
| 浅野敦行 | 文部科学省大臣官房学習基盤審議官 | 2 | 2 |
| 古賀友一郎 | 内閣府大臣政務官 | 2 | 2 |
| 小倉將信 | 内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画) | 2 | 2 |
| 橋本泰宏 | 厚生労働省子ども家庭局長 | 2 | 2 |
| 三原じゅん子 | 内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助) | 1 | 1 |
| 金城泰邦 | 文部科学大臣政務官 | 1 | 1 |
| 竹林悟史 | こども家庭庁長官官房審議官 | 1 | 1 |
| 渡辺公徳 | 内閣府規制改革推進室次長 | 1 | 1 |
| 望月禎 | 文部科学省総合教育政策局長 | 1 | 1 |
| 保坂和人 | 法務省大臣官房審議官 | 1 | 1 |
| 後藤茂之 | 厚生労働大臣 | 1 | 1 |
| 相川哲也 | 内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室審議官/内閣府子ども・子育て本部審議官 | 1 | 1 |
| 丹羽秀樹 | 文部科学副大臣・内閣府副大臣 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の有権者の一票が当落に効く45人のうち、日本版DBSを国会で取り上げているのは次の議員です。
- 伊藤孝恵(参議院) 4件・4日、最後は2026年5月21日 発言を読む
- 田中健(衆議院) 4件・3日、最後は2024年5月22日 発言を読む
- 水野孝一(参議院) 3件・2日、最後は2026年6月11日 発言を読む
- 渡辺藍理(衆議院) 1件・1日、最後は2026年3月4日 発言を読む
愛知の45人の発言はことがら「子育てと教育」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
制度そのものを調べるなら
事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。
発言のあゆみ
全部 332 質疑 156 答弁 133 参考人 17 新しい順
続いて、この日本版DBSを実行するには、こども家庭庁の業務が現状よりも増えるのではないかと思っています。
社会復帰というのは、一つの就労支援も含めた制度をつくることというのはある程度枠組みはできますけども、本気でこの中で仕事をやりながら、支援を受けながら自分を変えていこうと、自己変革しようという仕組みはどういうものが必要なのかということを日本版DBSの中で本当に検討しないといけないんではないかなというふうに思っております。
先ほども若干議論になりましたけれども、この児童対象性暴力等が行われるおそれの判断の問題でありますけれども、私は、この間、本会議でこれ恣意的なことがないようにということで質問したんですが、答弁は、それぞれの具体的な内容や判断プロセス等などについて、恣意的、濫用的な運用がなされないよう、施行までに関係省庁、関係団体と協議しつつ、事業者向けのガイドライン等を作成し、しっかりと周知してまいりますと言うだけでありまして、もう中身は何もなかったんで…
三人の先生方がお話しされたように、日本版DBSを考える枠組みとしては、これは一つは、性暴力の前科がある人を子供たちに関わる仕事に就くことを制限すると、これDBSでやります。 このレジュメの方に目を向けていただきたいと思いますが、一番目の日本版DBSの仕組みに関する問題点についてと。
というようなことで、よく日本版DBSについてどう考えるかというようなことを質問等されることがあるんですけれども、ほとんどか、要はこれ、単独ではほとんどか全く効果がないんではないかというのが私の印象です。
第二に、この法案に盛り込まれておりますいわゆる日本版DBS、すなわち前科の照会制度の意義について私の意見を申し上げます。 第一の意義は、教育、保育等に従事する事業者に児童対象性暴力を防止する責務、この責務があることを明文で定めたということでございます。
国からのルールがこうだからこれでいいんですで終わるものではなくて、私たちの活動に合った子供の安全保護のやり方は何だろう、どうやったら性暴力をゼロにできるんだという視点から、分野ごとに全国的な団体を組織する、あるいはそうしたことにつながるような仕組みをつくっていくということが、実効性がある日本版DBSの上では極めて重要ではないかというふうに考えております。
私自身も、日本版DBSの最大の障壁が、犯罪者の職業選択の自由を優先するという、主に法務省や司法がそれまで持っておられた価値観をいかに突破するかというところに懸かっていることは承知しておりました。
日本版DBSとそれに関わる様々な取組について、私自身は、やはり最も重視しなきゃいけないのはスピード感だと思うんですね。
今回の日本版DBSの部分でのコストということでいいますと、認定のコスト、誰が認定するのかというところで、事業者さんからの、要件を満たしていますというものに対しての認定のコスト、それから、データベース作りというところでのコストがかかってくるかと思います。
私は、なかなかそういう予算のことというのは余り詳しくはないので、今回の日本版DBSに関して、どこにそれだけのお金がかかるのかというところはなかなか申し上げられないんですけれども、私が今日お話しした中では、それに関して、例えば研修を行うとか、そういうような部分だと思うんですね。
私も、この日本版DBSについて、学校とか保育所は対象になっているけれども、例えば塾とか、そういったところというのが認定という形で全てが対象になっていないというのを最初見たときに、大丈夫かなと正直思いました。
それでは、お手元の資料、「こども性暴力防止法の効果的運用のために―英国に学ぶこどもの安全保護法制・政策の展望」という資料を基に、参考人として意見を申し述べさせていただきます。 私は、子供政策、教育政策の研究者として、例えばですけれども、著書の中で日本版DBSについても取り扱ってまいりました。
なお、時間の関係もありますので、この子供に関わる仕事から性犯罪等の前科前歴のある者を排除する仕組みを、いわゆる日本版DBSという用語を用いて意見を述べさせていただきます。 また、本法案については、児童の安全を確保するための措置として、従業員の研修や子供への被害の早期把握の措置、相談を容易にする措置、事実調査、保護、支援の措置についても規定するものであり、その部分についても非常に重要な規定だと思っておりますが、時間の関係上、日本版DBSの部分に集中して意見を述べさせていただきます。
ここで審議されています日本版DBSというのは、これはもう非常に重要で、すばらしい取組として見ていくことができると思うんですが、やはり初犯をどう防ぐかということも併せてこれからは考えていく必要があるかなと思います。
二点目は、検討中の日本版DBS法案についてでございます。 しかし、検討中の日本版DBSでは初犯を防ぐことはできません。
この数字の読み方
この道具の作り方