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地域医療連携推進法人の国会答弁と質疑
地域医療連携推進法人は、地域の病院や診療所が一つのグループになって、病床の融通や医師の派遣、医薬品の共同購入などを進めるための仕組みで、2017年に始まりました。地域医療連携推進法人について、国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2015-02)
地域医療連携推進法人は国会でどれくらい議論されていますか? 2015年2月23日から2025年12月3日までに、国会会議録には地域医療連携推進法人にふれた議員の質疑が86件、政府の答弁が123件あります。取り上げた議員は32人です(「地域医療連携推進法人」を含む発言を数えたもの)。
数字で見る要点
- 質疑がいちばん多かったのは2015年の56件です。直近の2025年は3件です。
- 党(会派)ごとの質疑は、旧民主・民進 19件(22%)、公明 18件(21%)、自民 16件(19%)の順に多くなっています。
- もっとも多くの日に取り上げた議員は、羽生田俊(自民・2日)です。
- 直近の政府答弁は、2025年11月28日の衆議院 厚生労働委員会で、森光敬子(厚生労働省医政局長)が答えたものです。
集め方:「地域医療連携推進法人」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2014年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-20 05:15。
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
そのため、令和元年に実施いたしました医療施設の合併、事業譲渡に係る調査研究による、承継が円滑に行われた好事例や、マッチング時の課題、留意点の周知ですとか、また、令和五年五月の医療法改正による、医療従事者の人事交流を含めた医療機関間の連携、分担に取り組む地域医療連携推進法人に個人立の医療機関を参加可能とするような制度の改正、これも行っております。
また、更に言えば、山形県北庄内地域におきましては、日本海ヘルスケアネットという地域医療連携推進法人が主導いたしまして、地域の医師会及び薬剤師会と連携して地域フォーミュラリーが運用されている、こういったような取組事例を承知しているところでございます。
先ほども御紹介しましたように、この地域医療連携推進法人の取組としては、いろいろと、医療機能の分化、連携でありますとか、あるいは医療従事者の人事交流とか共同購入や共同研修といったような、いろいろなそのメリットは恐らくあるというふうに思っております。
直近の質疑
最後になりましたけれども、今回の新しい地域医療構想においては、医療、介護、在宅を一体化することであるので、例えば、これは安藤案ですけれども、地域医療連携推進法人と社会福祉連携推進法人を合体して地域包括ケア連携推進法人をつくるとか、また、人口減少地域においては、これは日慢協の武久会長も最近言っておりますけれども、一つの建物の中に病院とか介護施設を一緒にして、マンパワーも柔軟に使い合うということができれば、これはまた一つの将来的なものになっ…
そして、もっと重要なのが、医療人材だけでなく介護人材も今足りないと言われている中で、大館市立総合病院が中心になりまして、地域医療連携推進法人、県内では二つ目の、二例目になる新しい法人を設立する準備会を立ち上げました。
そして、地域においては今、地域医療連携推進法人というものが立ち上がっていて、間違いなく医療と介護と福祉が三位一体で整備していかなければならなくなる、そのときの要になるのが自治体病院だと捉えています。
よくある質問
地域医療連携推進法人は国会でどれくらい議論されていますか?
2015年2月23日から2025年12月3日までに、国会会議録には地域医療連携推進法人にふれた議員の質疑が86件、政府の答弁が123件あります。取り上げた議員は32人です(「地域医療連携推進法人」を含む発言を数えたもの)。
地域医療連携推進法人を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?
議員の質疑86件を党(会派)ごとに数えると、旧民主・民進 19件、公明 18件、自民 16件の順です(発言時の会派で数えたもの)。
地域医療連携推進法人を国会で多く取り上げた議員はだれですか?
取り上げた日数が多い順に、羽生田俊(2日・最新 2020年6月2日)、足立康史(2日・最新 2015年8月5日)、福原淳嗣(2日・最新 2025年2月28日)です。
政府は地域医療連携推進法人について最近なんと答えていますか?
2025年11月28日の衆議院 厚生労働委員会で、森光敬子(厚生労働省医政局長)が答弁しています。答弁の一文:「そのため、令和元年に実施いたしました医療施設の合併、事業譲渡に係る調査研究による、承継が円滑に行われた好事例や、マッチング時の課題、留意点の周知ですとか、また、令和五年五月の医療法改正による、医療従事者の人事交流を含めた医療機関間の連携、分担に取り組む地域医療連携推進法人に個人立の医療機関を参加可能とするような制度の改正、これも行っております。」前後の文脈は会議録で確かめてください。
地域医療連携推進法人が国会で最も多く議論されたのはいつですか?
件数が最も多かったのは2015年で、質疑56件・答弁88件でした。
会議録に繰り返し出てくる論点
- 地域医療連携推進法人を、どう広げるか
- 法人の間での病床の融通を、どこまで認めるか
- 病院の再編や統合に、どう生かすか
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2015年 | 56 | 88 | |
| 2016年 | 1 | 6 | |
| 2018年 | 7 | 6 | |
| 2019年 | 7 | 5 | |
| 2020年 | 3 | 2 | |
| 2021年 | 1 | 1 | |
| 2022年 | 1 | 0 | |
| 2023年 | 7 | 13 | |
| 2025年 12月まで | 3 | 2 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 羽生田俊 参議院 | 自由民主党・国民の声 | 2 | 3 | 1 | 2020-06-02 |
| 足立康史 議員ページ 衆議院 | 維新の党 | 2 | 3 | 1 | 2015-08-05 |
| 福原淳嗣 議員ページ 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 2 | 2 | 2 | 2025-02-28 |
| 佐藤英道 議員ページ 衆議院 | 公明党 | 2 | 2 | 1 | 2023-04-12 |
| 田中健 愛知 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 2 | 2 | 1 | 2023-04-12 |
| 安藤高夫 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 2 | 2 | 2 | 2020-05-20 |
| 薬師寺みちよ 参議院 | 無所属クラブ | 2 | 2 | 1 | 2018-05-15 |
| 福田昭夫 衆議院 | 立憲民主党・無所属フォーラム | 1 | 7 | 1 | 2019-02-27 |
| 長沢広明 参議院 | 公明党 | 1 | 7 | 1 | 2015-09-15 |
| 輿水恵一 議員ページ 衆議院 | 公明党 | 1 | 6 | 1 | 2015-08-05 |
| 西村まさみ 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 5 | 1 | 2015-09-15 |
| 阿部知子 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 5 | 1 | 2015-08-05 |
| 小池晃 議員ページ 参議院 | 日本共産党 | 1 | 4 | 1 | 2015-09-15 |
| 比嘉奈津美 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 4 | 1 | 2015-08-05 |
| 高橋千鶴子 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 4 | 1 | 2015-08-05 |
| 櫻井充 議員ページ 参議院 | 民進党・新緑風会 | 1 | 3 | 1 | 2018-04-19 |
| 川田龍平 参議院 | 維新の党 | 1 | 3 | 1 | 2015-09-15 |
| 津田弥太郎 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 3 | 1 | 2015-09-15 |
| 中島克仁 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 3 | 1 | 2015-08-05 |
| 若松謙維 参議院 | 公明党 | 1 | 2 | 1 | 2023-04-20 |
| 山田美樹 議員ページ 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 2 | 1 | 2018-02-26 |
| 福島みずほ 議員ページ 参議院 | 社会民主党・護憲連合 | 1 | 2 | 1 | 2015-09-15 |
| 安藤たかお 議員ページ 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2025-11-26 |
| 一谷勇一郎 議員ページ 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2023-04-05 |
| 遠藤良太 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2023-03-29 |
| 濱村進 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2021-06-02 |
| 梅村聡 議員ページ 参議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2020-06-04 |
| 宮島喜文 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2016-11-17 |
| 山口和之 参議院 | 日本を元気にする会・無所属会 | 1 | 1 | 1 | 2015-09-15 |
| 堀内照文 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2015-08-05 |
| 牧義夫 衆議院 | 維新の党 | 1 | 1 | 1 | 2015-08-05 |
| 豊田真由子 議員ページ 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2015-08-05 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 山本修一 | 独立行政法人地域医療機能推進機構理事長 | 2 | 2 | 2022-10-26 |
| 三原岳 | 株式会社ニッセイ基礎研究所上席研究員 | 1 | 1 | 2025-12-03 |
| 城守国斗 | 公益社団法人日本医師会常任理事 | 1 | 1 | 2025-12-03 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 塩崎恭久 | 厚生労働大臣 | 10 | 31 |
| 加藤勝信 | 厚生労働大臣 | 6 | 6 |
| 榎本健太郎 | 厚生労働省医政局長 | 4 | 8 |
| 武田俊彦 | 厚生労働省医政局長 | 4 | 5 |
| 二川一男 | 厚生労働省医政局長 | 2 | 47 |
| 永岡桂子 | 厚生労働副大臣 | 2 | 9 |
| 吉田学 | 厚生労働省医政局長 | 2 | 6 |
| 橋本岳 | 厚生労働大臣政務官 | 2 | 4 |
| 森光敬子 | 厚生労働省医政局長 | 1 | 1 |
| 鹿沼均 | 厚生労働省保険局長 | 1 | 1 |
| 北波孝 | 内閣府大臣官房審議官 | 1 | 1 |
| 谷内繁 | 厚生労働省社会・援護局長 | 1 | 1 |
| 神田裕二 | 厚生労働省医政局長 | 1 | 1 |
| 三浦公嗣 | 厚生労働省老健局長 | 1 | 1 |
| 小泉進次郎 | 内閣府大臣政務官・復興大臣政務官 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、地域医療連携推進法人を国会で取り上げているのは次の議員です。
愛知の46人の発言はことがら「医療と介護」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
発言のあゆみ
全部 215 質疑 86 答弁 123 参考人 4 新しい順
その中で、この地域医療連携推進法人制度が沖縄の地域医療にどのように貢献できるのかということをちょっとお尋ねしていきたいと思います。
今回新たに提案をしております地域医療連携推進法人につきましても、地域の医療機関を開設する複数の法人が医療機能の分担あるいは病院等の業務の連携を推進する、こういった目的で連携をするといったものでございます。 さらに、地域医療連携推進法人は、法的には医療法人ではございませんで、一般社団法人ということになるわけでございますけれども、医療法人制度と同様に、この連携法人につきましても、営利法人の役職員の役員への就任の制限、あるいは剰余金の配当禁止、残余財産の帰属先の制限、それから都道府県知事の立入検査の監督権限、こういった医療法人と同様の規定を規定することによりまして、この連携法人におきましても医療の非営利性を確保するといったこととしておるところで…
次にお尋ねしたいのは、これも今までの先生方がちょっとお尋ねしておりましたが、非営利性についてですが、地域医療連携推進法人制度の創設に当たって、医療における非営利性の確保は重要なものだと考えております。
地域医療連携推進法人制度、これは、先ほど御説明申し上げましたように、さまざまなメリットがございます。 この法案の成立後には、改正法案の内容の周知を図るために全国各地で説明会を開催するとともに、地域医療連携推進法人の設立後には、地域医療への好影響について全国に周知することを考えているところでございます。
そこのところで、今回の法案では、このような現状の、今の状態ですね、グループ医療法人と異なりまして、参加法人の自律性を確保しながら、医療機関相互の機能の分担及び業務の連携を通じまして、地域医療構想を達成するための一つの選択肢として地域医療連携推進法人制度を創設するものでございます。
医療、介護を受ける側にも大きなメリットとなると考えますが、地域医療連携推進法人が実施する地域の医療法人間の連携については、大規模な医療法人グループの連携とどういうふうに異なるか、お伺いしたいと思います。 また、今回創設する地域医療連携推進法人に医療法人が参加することに伴う、その医療法人のメリットについてお伺いしたいと思います。
今回の地域医療連携推進法人制度でございますけれども、地域医療構想を達成するための一つの選択肢として提案をしているわけでございまして、複数の医療法人等が一般社団法人である地域医療連携推進法人の社員となって、その地域医療連携推進法人で定める統一的な方針のもとで、人、物、あるいはお金の一体的な運営によってその地域において良質かつ適切な医療を効率的に提供しよう、そういった仕組みでございます。
こうした中で、競争ばかりではなくて、やはり協調を進めまして、地域において質が高く効率的な医療提供体制を確保するために、医療機関の機能の分担、連携に資するように、地域医療構想を達成するための一つの選択肢として、地域医療連携推進法人制度というものを設けるというものでございます。
そのような状況のもと、本法律案において、医療法人以外にも、地方自治体あるいは独立行政法人が設置する公的病院、学校法人を初めとする大学病院等も参加できるこの地域医療連携推進法人制度を創設する趣旨を改めてお伺いしたいと思います。
地域医療連携推進法人を活用するメリットでございますが、この法人が本部機能を果たしまして、急性期そして回復期、それから在宅医療機関等のグループ内の医療機関の医療機能の分化、連携を推進するために、医師、看護師さんの柔軟な配置が可能になると考えております。
今回の地域医療連携推進法人でございますが、非営利法人がグループを形成いたしまして、都道府県が認定をし、地域への信用力、またブランド力等を育む制度であるというふうに認識をしております。
地域医療連携推進法人の参加法人ということにつきましては、医療機関を経営する法人を主たる参加法人としているわけでございます。
今回の地域医療連携推進法人につきましては、医療機関の連携、それと介護の連携、これをメーンにしておりまして、医療機関と介護の連携を図るといったことで、医療につきましては非営利法人が経営するというのが医療法の原則でございますので、その原則を守る範囲内で参加法人という形をとったものでございまして、それが地域医療連携法人のいわゆる参加法人、メーンの構成員ということでございます。
今回の地域医療連携推進法人の参加法人としては、あくまで医療機関あるいは介護事業を行う非営利法人ということでございます。
地域医療連携推進法人の地域要件でございますけれども、これはただいま副大臣が御答弁申し上げたとおり、現在策定をしております都道府県の地域医療構想の区域、この範囲を一応原則とする。
きょうのお話ですと、地域医療連携推進法人、これにつきましてお話しさせていただきたいと思います。
既に維新の党同僚議員が二名もう質問をしておりますけれども、私は、特に今回の法改正の一番の、地域医療連携推進法人制度について質問をさせていただきたいと思います。
今回の改正により、地域医療連携推進法人、これが適切に機能して、地域医療のしっかりとした連携、また適切な医療を住民に提供できる体制の整備が進むことを期待申し上げます。
この地域医療連携推進法人、適切に活用されて、地域の医療、また、そういったさまざまな介護等が地域住民の方にとってしっかり適切に提供できるように、そういう期待をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
先生おっしゃいますように、地域医療連携推進法人の運営に当たりましては、法人内に地域関係者で構成いたします評議会を設置いたしまして、法人の業務の評価を行うことなど法人運営に地域関係者の意見を反映する仕組みを設けております。 先ほどの先生の、知事ですね、監督権限のあります都道府県の知事が、地域の推進法人につきまして、非営利性が確保されていること、地域医療構想と整合性がとれていること、それから地域医療連携推進法人に参加をする希望のある者が不当に参加を拒まれるなど、社員の資格の得喪に関して不当に差別的な扱いをしていないことなどについて確認するとともに、また、必要に応じて報告徴収、それから立入検査などもできる仕組みを設けております。
この数字の読み方
この道具の作り方