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歩積み両建ての国会答弁と質疑
融資を受ける側に、預金の積み増し(歩積み・両建て預金)や、望まない金融商品の購入を求める——金融機関が取引上の強い立場を使う行為は、独占禁止法の「優越的地位の濫用」や金融庁の監督の対象になります。国会でだれがどう取り上げ、政府や公正取引委員会が何と答えてきたかを会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2000-04)
金融機関の優越的地位の濫用は国会でどれくらい議論されていますか? 2000年4月20日から2025年6月4日までに、国会会議録には金融機関の優越的地位の濫用にふれた議員の質疑が88件、政府の答弁が77件あります。取り上げた議員は46人です(「優越的地位の濫用 金融機関」「優越的地位 銀行 融資」「歩積み 両建て」「両建て預金」を含む発言を数えたもの)。
数字で見る要点
- 質疑がいちばん多かったのは2006年の18件です。直近の2024年は1件です。
- 党(会派)ごとの質疑は、旧民主・民進 42件(48%)、共産 29件(33%)、公明 5件(6%)の順に多くなっています。
- もっとも多くの日に取り上げた議員は、大門実紀史(共産・8日)です。
- 直近の政府答弁は、2025年6月4日の衆議院 経済産業委員会で、岡田大(金融庁総合政策局参事官)が答えたものです。
集め方:「優越的地位の濫用 金融機関」「優越的地位 銀行 融資」「歩積み 両建て」「両建て預金」「拘束預金」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2000年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-20 09:55。
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
金融庁といたしましても、金融機関に対しまして、MアンドA支援についてアンケート調査やヒアリングを実施し取組状況などを確認する、その他のことを進めると同時に、よい取組事例などを横展開していくとか、そういったことを通じて、引き続き、地域金融機関に対してMアンドA支援の取組を後押ししてまいりたいと思います。 他方で、金融機関は企業の資金需要に対して融資を行うという立場でございまして、取引に際しては優越的地位の濫用に当たらないよう留意が必要でございます。
この担保権を活用した融資では金融機関による伴走支援等が想定されてございますところ、伴走支援におきましては、金融機関が決算など事業者の財務内容の確認ですとか事業者の事業計画を継続的にフォローアップするなど、事業状況を理解して実情に応じたきめ細やかな支援を行うことなどを通じまして金融機関と事業者が能動的なコミュニケーションを行い、事業の継続や成長などに向けて緊密に協力する関係となることを期待しているわけでございます。 伴走支援にはこうした緊密な協力関係の構築が重要でございまして、他方で、伴走支援の中で金融機関が債務者の経営に対して過度に、過剰に介入するということは私どもとしては基本的には想定しているような事態ではないということでございます。
また、これによって、他の金融機関からの借入れに充当することができる担保価値を残しておくということができ、債務者が希望すれば、他の金融機関からの融資も受けやすくする枠組みとするといった工夫をしております。 他方、委員御指摘のとおり、金融機関による企業に対する支配性の点に関しましては、例えば、企業価値担保権が設定されている場合に限らず、顧客企業に対しまして、金融機関が取引上の優越的地位を不当に利用し、取引の条件又は実施について不利益を与えるような行為は、銀行法令等において禁止されております。
直近の質疑
私は、ただいま可決されました事業性融資の推進等に関する法律案に対し、自由民主党、立憲民主・社民、公明党、日本維新の会・教育無償化を実現する会、国民民主党・新緑風会及び日本共産党の各派並びに各派に属しない議員大野泰正委員、神谷宗幣委員及び堂込麻紀子委員の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 事業性融資の推進等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。
ここには、金融機関に対して、融資先の飲食店への特措法に基づく要請、命令の遵守等の働きかけを依頼するとあります。 撤回したとはいいますけれども、そもそも違法な優越的地位の濫用を政府が唆すようなやり方は極めておかしい。
七月八日の記者会見においては、金融機関に対する関係省庁からの協力依頼ということについて大臣から発言がありました。 これについては最終的には行わないことになったと承知していますが、改めて、どのような趣旨でこのような依頼を行うことにしたのか、そして、最終的には働きかけを行わないこととした理由について伺って、もしお時間があれば、これについては優越的地位の濫用に当たるのではないかという指摘もございましたけれども、それについても含めて、大臣の見解を伺いたいと思います。
よくある質問
金融機関の優越的地位の濫用は国会でどれくらい議論されていますか?
2000年4月20日から2025年6月4日までに、国会会議録には金融機関の優越的地位の濫用にふれた議員の質疑が88件、政府の答弁が77件あります。取り上げた議員は46人です(「優越的地位の濫用 金融機関」「優越的地位 銀行 融資」「歩積み 両建て」「両建て預金」を含む発言を数えたもの)。
金融機関の優越的地位の濫用を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?
議員の質疑88件を党(会派)ごとに数えると、旧民主・民進 42件、共産 29件、公明 5件の順です(発言時の会派で数えたもの)。
金融機関の優越的地位の濫用を国会で多く取り上げた議員はだれですか?
取り上げた日数が多い順に、大門実紀史(8日・最新 2013年11月28日)、佐々木憲昭(6日・最新 2011年5月13日)、近藤洋介(6日・最新 2009年4月22日)です。
政府は金融機関の優越的地位の濫用について最近なんと答えていますか?
2025年6月4日の衆議院 経済産業委員会で、岡田大(金融庁総合政策局参事官)が答弁しています。前後の文脈は会議録で確かめてください。
金融機関の優越的地位の濫用が国会で最も多く議論されたのはいつですか?
件数が最も多かったのは2006年で、質疑18件・答弁26件でした。
会議録に繰り返し出てくる論点
- 融資の条件として預金を求める歩積み・両建て預金はどこから違反になるか
- 中小企業や自治体が金融機関から不当な要求を受けたときの相談先
- 公正取引委員会と金融庁の監督の分担
- デリバティブなど望まない金融商品の押し付け
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2000年 | 5 | 4 | |
| 2001年 | 2 | 1 | |
| 2002年 | 4 | 4 | |
| 2003年 | 4 | 1 | |
| 2004年 | 8 | 5 | |
| 2005年 | 5 | 7 | |
| 2006年 | 18 | 26 | |
| 2007年 | 6 | 4 | |
| 2008年 | 8 | 9 | |
| 2009年 | 12 | 2 | |
| 2010年 | 1 | 0 | |
| 2011年 | 3 | 1 | |
| 2013年 | 2 | 0 | |
| 2016年 | 0 | 2 | |
| 2018年 | 2 | 2 | |
| 2021年 | 7 | 5 | |
| 2024年 | 1 | 3 | |
| 2025年 06月まで | 0 | 1 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大門実紀史 議員ページ 参議院 | 日本共産党 | 8 | 11 | 2 | 2013-11-28 |
| 佐々木憲昭 衆議院 | 日本共産党 | 6 | 8 | 1 | 2011-05-13 |
| 近藤洋介 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 6 | 8 | 3 | 2009-04-22 |
| 吉井英勝 衆議院 | 日本共産党 | 3 | 3 | 2 | 2008-05-14 |
| 上田清司 議員ページ 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 3 | 3 | 1 | 2000-11-29 |
| 北神圭朗 議員ページ 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 2 | 4 | 1 | 2009-04-22 |
| 塩川鉄也 議員ページ 衆議院 | 日本共産党 | 2 | 2 | 2 | 2021-07-14 |
| 峰崎直樹 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 2 | 2 | 2 | 2009-06-11 |
| 大塚耕平 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 2 | 2 | 2 | 2009-06-09 |
| 小泉俊明 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 5 | 1 | 2004-05-18 |
| 清水忠史 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 2 | 1 | 2021-04-23 |
| 松原仁 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 2 | 1 | 2006-05-17 |
| 浜田昌良 参議院 | 公明党 | 1 | 2 | 1 | 2006-03-16 |
| 西岡武夫 参議院 | 国会改革連絡会(自由党・無所属の会) | 1 | 2 | 1 | 2002-10-25 |
| 熊谷裕人 議員ページ 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-06 |
| 藤原崇 議員ページ 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2021-07-14 |
| 松平浩一 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2021-05-19 |
| 牧山ひろえ 議員ページ 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 1 | 1 | 2021-05-18 |
| 日吉雄太 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2021-04-23 |
| 福島みずほ 議員ページ 参議院 | 希望の会(自由・社民) | 1 | 1 | 1 | 2018-03-22 |
| 宮本徹 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2018-03-20 |
| 藤田幸久 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2013-02-01 |
| 竹内譲 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2011-04-12 |
| 尾立源幸 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 1 | 1 | 1 | 2009-06-16 |
| 轟木利治 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 1 | 1 | 1 | 2009-05-13 |
| 下条みつ 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2009-04-24 |
| 平将明 議員ページ 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2009-04-22 |
| 田村謙治 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2009-04-09 |
| 荒木清寛 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2008-05-29 |
| 川合孝典 議員ページ 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 1 | 1 | 1 | 2008-04-18 |
| 松本剛明 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2008-02-21 |
| 山井和則 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2007-11-07 |
| 大畠章宏 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2007-10-23 |
| 前田雄吉 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2007-06-13 |
| 岩井國臣 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2006-06-02 |
| 馬淵澄夫 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2006-03-02 |
| 松島みどり 議員ページ 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2005-03-11 |
| 野田佳彦 議員ページ 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2005-01-25 |
| 勝木健司 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2004-04-07 |
| 山口那津男 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2004-03-18 |
| 緒方靖夫 参議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2003-05-27 |
| 山田敏雅 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2003-05-09 |
| 奥田建 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2003-05-07 |
| 木俣佳丈 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2003-03-25 |
| 笠井亮 参議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2000-04-26 |
| 栗原博久 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2000-04-20 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 福留朗裕 | 一般社団法人全国銀行協会会長/株式会社三井住友銀行頭取CEO | 1 | 2 | 2024-05-14 |
| 井上聡 | 長島・大野・常松法律事務所弁護士 | 1 | 1 | 2024-05-14 |
| 永易克典 | 全国銀行協会会長 | 1 | 1 | 2009-06-09 |
| 安東俊夫 | 日本証券業協会会長 | 1 | 1 | 2008-05-08 |
| 奥正之 | 株式会社三井住友銀行頭取 | 1 | 1 | 2006-05-10 |
| 清家孝 | 全国商工会連合会会長 | 1 | 1 | 2004-03-23 |
| 佐々木憲昭 | 1 | 1 | 2002-11-15 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 竹中平蔵 | 総務大臣 | 6 | 6 |
| 与謝野馨 | 内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策) | 5 | 6 |
| 伊藤達也 | 内閣府特命担当大臣(金融) | 5 | 5 |
| 竹島一彦 | 公正取引委員会委員長 | 4 | 5 |
| 三國谷勝範 | 金融庁総務企画局長 | 4 | 5 |
| 松山隆英 | 公正取引委員会事務総局審査局長 | 4 | 5 |
| 山本有二 | 内閣府特命担当大臣(金融) | 3 | 3 |
| 佐藤隆文 | 金融庁監督局長 | 3 | 3 |
| 渡辺喜美 | 内閣府特命担当大臣(金融・行政改革) | 2 | 3 |
| 相沢英之 | 金融再生委員会委員長 | 2 | 3 |
| 伊東章二 | 公正取引委員会事務総局経済取引局長 | 2 | 2 |
| 西村康稔 | 内閣府特命担当大臣(経済財政政策) | 1 | 2 |
| 岡田大 | 金融庁総合政策局参事官 | 1 | 1 |
| 井藤英樹 | 金融庁企画市場局長 | 1 | 1 |
| 神田潤一 | 内閣府大臣政務官 | 1 | 1 |
| 鈴木俊一 | 財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融) | 1 | 1 |
| 石田晋也 | 金融庁総合政策局審議官 | 1 | 1 |
| 古澤知之 | 金融庁企画市場局長 | 1 | 1 |
| 栗田照久 | 金融庁監督局長 | 1 | 1 |
| 西田直樹 | 金融庁総務企画局審議官 | 1 | 1 |
| 遠藤俊英 | 金融庁監督局長 | 1 | 1 |
| 池田唯一 | 金融庁総務企画局長 | 1 | 1 |
| 山田昭典 | 公正取引委員会事務総局審査局長 | 1 | 1 |
| 和田隆志 | 内閣府大臣政務官 | 1 | 1 |
| 山本和史 | 公正取引委員会事務総局審査局長 | 1 | 1 |
| 私市光生 | 金融庁総務企画局参事官 | 1 | 1 |
| 山田務 | 公正取引委員会事務総局審査局長 | 1 | 1 |
| 山本明彦 | 内閣府副大臣 | 1 | 1 |
| 塩崎恭久 | 内閣官房長官 | 1 | 1 |
| 田村耕太郎 | 内閣府大臣政務官 | 1 | 1 |
| 舟橋和幸 | 公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長 | 1 | 1 |
| 中江公人 | 金融庁総務企画局総括審議官 | 1 | 1 |
| 西原政雄 | 金融庁検査局長 | 1 | 1 |
| 櫻田義孝 | 内閣府副大臣 | 1 | 1 |
| 山崎穰一 | 金融庁総務企画局参事官 | 1 | 1 |
| 上杉秋則 | 公正取引委員会事務総局経済取引局長 | 1 | 1 |
| 五味廣文 | 金融庁監督局長 | 1 | 1 |
| 柳澤伯夫 | 金融担当大臣 | 1 | 1 |
| 楢崎憲安 | 公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長 | 1 | 1 |
| 小泉純一郎 | 内閣総理大臣 | 1 | 1 |
| 森昭治 | 金融再生委員会事務局長 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の46人には、このことがらの質疑がまだありません。
愛知の46人の発言はことがら「中小企業」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
制度そのものを調べるなら
事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。
発言のあゆみ
金融庁といたしましても、金融機関に対しまして、MアンドA支援についてアンケート調査やヒアリングを実施し取組状況などを確認する、その他のことを進めると同時に、よい取組事例などを横展開していくとか、そういったことを通じて、引き続き、地域金融機関に対してMアンドA支援の取組を後押ししてまいりたいと思います。 他方で、金融機関は企業の資金需要に対して融資を行うという立場でございまして、取引に際しては優越的地位の濫用に当たらないよう留意が必要でございます。
私は、ただいま可決されました事業性融資の推進等に関する法律案に対し、自由民主党、立憲民主・社民、公明党、日本維新の会・教育無償化を実現する会、国民民主党・新緑風会及び日本共産党の各派並びに各派に属しない議員大野泰正委員、神谷宗幣委員及び堂込麻紀子委員の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 事業性融資の推進等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。
この担保権を活用した融資では金融機関による伴走支援等が想定されてございますところ、伴走支援におきましては、金融機関が決算など事業者の財務内容の確認ですとか事業者の事業計画を継続的にフォローアップするなど、事業状況を理解して実情に応じたきめ細やかな支援を行うことなどを通じまして金融機関と事業者が能動的なコミュニケーションを行い、事業の継続や成長などに向けて緊密に協力する関係となることを期待しているわけでございます。 伴走支援にはこうした緊密な協力関係の構築が重要でございまして、他方で、伴走支援の中で金融機関が債務者の経営に対して過度に、過剰に介入するということは私どもとしては基本的には想定しているような事態ではないということでございます。
また、これによって、他の金融機関からの借入れに充当することができる担保価値を残しておくということができ、債務者が希望すれば、他の金融機関からの融資も受けやすくする枠組みとするといった工夫をしております。 他方、委員御指摘のとおり、金融機関による企業に対する支配性の点に関しましては、例えば、企業価値担保権が設定されている場合に限らず、顧客企業に対しまして、金融機関が取引上の優越的地位を不当に利用し、取引の条件又は実施について不利益を与えるような行為は、銀行法令等において禁止されております。
そもそも我々は、各金融機関は、基本的な考え方の浸透、行内ルールの整備を進ませて、いわゆる、大きくいう優越的地位の濫用、これは厳に防止に努めてやってきているというふうに理解しておりますし、引き続き取組を徹底してまいります。
ただ、先ほど少し触れましたが、経営権にどの程度口出しされるのかということについて、全く何も制約を感じないということで果たして事業性融資の対話ができるかというと、なかなかそういうわけにもいきませんので、不動産の担保を取っているから、別に放っておいても、いざとなったら売れば回収できるよという融資と違って、より対話が必要になろうというふうには思います。 今回、参考資料として、私の配付資料の十四ページに、米英の全資産担保の実務のフローみたいなものの図を、これはある研究会の資料から抜き出してまいりましたが、こういった形で早め早めに対話を開始して、債務者も金融機関と話をしながら、そして、その中に弊害が出てくるような、いわば金融機関が優越的地位を濫用していろいろ口出しをするというようなことについては、別途、独禁法上、あるいは金融規制法上の優越的地位の濫用のルールでもって対応していく、しかし、対…
御懸念の点としては、こうした本制度の趣旨から外れて、担保を設定していることを背景に、与信者が、銀行側が事業者に対して無理なリストラを迫るというような、優越的な地位の濫用を行うのではないかということだと思います。 しかしながら、これは本担保に限定された話ではなくて、優越的地位の濫用というのは、これまでも、各金融機関においては、基本的な考え方の浸透、そして行内ルールの整備を進め、その防止に努めてきているものと理解しております。
まず、御指摘のファイアウオール規制でありますが、一九九三年に、同一金融グループ内において、銀行業、証券業を営むことを可能とする規制緩和を実施した際に、顧客情報の適切な保護や利益相反取引の防止等の弊害防止措置として併せて設けられた規制でございます。 この規制につきましては、これまで数次の見直しを行ってきましたが、その際には、規制緩和を通じたより高度な金融サービス提供等を通じた顧客の利便性向上などを目指すのみならず、顧客情報管理や利益相反管理、優越的地位の濫用防止といった弊害防止措置の実効性を確保するための追加的な措置を必要に応じて講じることによりまして、顧客保護に支障が生じないよう、必要な制度整備を行ってきたところでございます。
今般の新型コロナウイルス感染症対策推進室から関係省庁へのお願いの件につきましては、金融機関が多くの事業者と接点があることに鑑み、休業要請や命令などに応じない飲食店のみならず、あるいは、飲食店に限らず、広く金融機関の融資先等の事業者等に対して一般的な感染症対策を呼びかけていただくという趣旨であり、特定の飲食店への融資に影響を来すような趣旨ではないという認識を新型コロナウイルス感染症対策推進室と共有していたところでございまして、したがって、…
金融機関を通じた働きかけにつきましては、まさに事業者の皆さんと金融機関の間で日常の対話、コミュニケーションを行っている機会が通常ございますので、そうした機会を活用して、金融機関から事業者の皆様方に感染拡大防止徹底の呼びかけを依頼をするという趣旨で、私ども、関係省庁と調整の上で関係省庁に依頼をしたものでございました。 融資の制限などを求めるものではありませんけれども、優越的地位の濫用など様々な御指摘を、当たるのではないかという、そうした御指摘もいただきましたので、特に飲食店の皆様に御不安を与えてしまいましたので、そうしたことを重く受け止めまして、働きかけを行わないということにしたところでございます。
ここには、金融機関に対して、融資先の飲食店への特措法に基づく要請、命令の遵守等の働きかけを依頼するとあります。 撤回したとはいいますけれども、そもそも違法な優越的地位の濫用を政府が唆すようなやり方は極めておかしい。
この金融機関を通じた働きかけについては、いわゆる日常の対話の機会を活用して金融機関から事業者等に感染拡大防止徹底の呼びかけをお願いする趣旨でありまして、決して融資を制限するといった趣旨ではございませんでしたけれども、様々な御指摘を重く受け止めまして、飲食店の皆様の御不安を解消、払拭するという観点から、そのために働きかけは行わないということにいたしました。 また、金融機関には事業者への資金繰りの支援を重ねてお願いしてきておりまして、飲食店の皆様が事業を継続できるよう、支援に万全を期していきたいというふうに考えております。
七月八日の記者会見においては、金融機関に対する関係省庁からの協力依頼ということについて大臣から発言がありました。 これについては最終的には行わないことになったと承知していますが、改めて、どのような趣旨でこのような依頼を行うことにしたのか、そして、最終的には働きかけを行わないこととした理由について伺って、もしお時間があれば、これについては優越的地位の濫用に当たるのではないかという指摘もございましたけれども、それについても含めて、大臣の見解を伺いたいと思います。
なぜかというと、銀行だから、グループ会社に銀行があるからです。 融資を受けているんです、会社は。
私は、ただいま可決されました新型コロナウイルス感染症等の影響による社会経済情勢の変化に対応して金融の機能の強化及び安定の確保を図るための銀行法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主・社民、公明党、国民民主党・新緑風会及びみんなの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 新型コロナウイルス感染症等の影響による社会経済情勢の変化に対応して金融の機能の強化及び安定の確保を図るための銀行法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。
銀行による出資の件でございますけれども、現行制度では、銀行が一般事業会社の議決権を五%を超えて取得、保有することは原則禁止ということになってございまして、その例外といたしまして、事業再生会社ですとか事業承継の場合、そしてベンチャーといった例外がございます。 これにつきましては、銀行グループは従来、出資、融資とそれに附帯する業務のみを行ってきたということでございまして、投資専門会社もそういう枠組みの中にあったわけでございますけれども、単にお金を出すというだけではなくて、必要に応じて出資先の地域企業に寄り添って経営相談などに応ずることができるという趣旨で今回コンサルティング業務を行うというものを追加するという形にしているところでございます。
新型コロナウイルス感染症等の影響による社会経済情勢の変化に対応して金融の機能の強化及び安定の確保を図るための銀行法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 銀行及びその子会社等の業務範囲規制や銀行等の出資規制を緩和するに当たっては、銀行法が銀行の業務の公共性に鑑みながら、国民経済の健全な発展に資することを目的としていることを踏まえ、利益相反取引の防止、優越的地位の濫用の防止、他業リスクの排除の観点から、銀行グループが自己の利益のみを追求することなく、国民経済の成長や地方創生のためにその役割を適切に果たすようモニタリングを行うとともに、本法附則第四十四条に検討条項があることを踏まえ、必要…
第二の反対理由は、銀行法改正です。 銀行の業務範囲規制は、利益相反取引の防止、優越的地位の濫用の防止、他業リスクの排除等の理由で設けられていますが、本改正によりデジタル分野や地方創生に関する事業を認め、多角経営を進めることは、銀行本体の経営リスクを高めることになりかねません。
やはり、一般の融資や国債の運用で利益を上げるためには、金利そのものが引き上がらないと難しいですよね。 その上で、収益の改善のために銀行がIT化や地域経済の活性化などの事業に参入するにせよ、銀行法が定めた業務範囲規制の趣旨がないがしろにされてはなりません。
本年二月五日に発出いたしました要請文では、緊急事態宣言の延長や資金需要の高まる年度末を迎えることなどを踏まえまして、中堅・中小事業者を含めました事業者全般への支援を念頭に、銀行を始め、信用金庫、信用組合等を含めた預金取扱金融機関に対しまして、積極的な資金ニーズの確認ですとか事業者からの相談に対し丁寧な対応を行うこと、補助金等の支給までの間に必要となる資金や年度末に必要な資金等も含めた新規融資を積極的に行うこと、既往債務の条件変更について… これに対しまして、三月四日のものは、特に大手の銀行グループなどに対しまして、その事業規模や総合的な金融サービスを提供するという特性を踏まえまして、お客様である企業に対する資金繰り支援に関する要請を行ったものでございまして、内容といたしましては、中小事業者に加えて、事業規模が大きく、取引先が多岐にわたる大企業、中堅企業に対しても丁寧かつ積極的な資金繰り支援を行っていただくこと、それから、金融庁に対しまして貸し渋り、貸し剥がしの懸念の声が届…
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