株式会社エクスブリッジ
国会議員 発言ログ全国の国会議員が、国会で何を話したか

Diet Tracker

救急救命士 アドレナリンの国会答弁と質疑

アナフィラキシーは、アドレナリンを早く筋肉に注射すれば命を救える病気です。いまの制度では、救急救命士が打てるのは本人がエピペンを処方されている場合だけで、処方の無い人にも現場で打てるようにするかが、厚生労働省の研究と実証、国会の質疑で検討されてきました。国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。

19議員の質疑
22政府の答弁
12取り上げた
議員
2026最新 03-12
(最初 2007-02)

救急救命士のアドレナリン投与は国会でどれくらい議論されていますか? 2007年2月28日から2026年3月12日までに、国会会議録には救急救命士のアドレナリン投与にふれた議員の質疑が19件、政府の答弁が22件あります。取り上げた議員は12人です(「救急救命士 アドレナリン」「救急救命士 アナフィラキシー」「救急救命士 エピペン」「救急救命処置 拡大」を含む発言を数えたもの)。

数字で見る要点

  • 質疑がいちばん多かったのは2014年の4件です。直近の2026年は2件です。
  • 党(会派)ごとの質疑は、公明 10件(53%)、国民民主 4件(21%)、維新 3件(16%)の順に多くなっています。
  • もっとも多くの日に取り上げた議員は、福田徹(国民民主・3日)です。
  • 直近の政府答弁は、2026年3月3日の衆議院 予算委員会で、上野賢一郎(厚生労働大臣)が答えたものです。

集め方:「救急救命士 アドレナリン」「救急救命士 アナフィラキシー」「救急救命士 エピペン」「救急救命処置 拡大」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2006年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-17 00:56。

いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年3月3日衆議院 予算委員会第4号上野賢一郎自由民主党・無所属の会厚生労働大臣答弁

そうした中にありまして、医師の業務のタスクシフト・シェアの観点から、救急救命士の皆さんに現場で頑張っていただく、そうした環境づくりを検討することは大切だと考えております。 今御指摘のありました、アナフィラキシーに対するアドレナリンの筋肉内投与につきましては、令和五年度と六年度に研究を実施をいたしました。

2025年11月28日衆議院 厚生労働委員会第6号森光敬子厚生労働省医政局長答弁

救命救急士が実施できる救急救命処置において投与できる薬剤は、重度傷病者の症状の著しい悪化を防止し、又はその生命の危険を回避するために緊急に必要なものとして厚生労働大臣の指定するものに限られているという状況でございます。 救急救命士が行う救急救命処置の範囲の拡大につきましては、救急医療を担う多職種で構成された救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループにおいて検討しているところでございまして、例えば、現在は、アナフィラキシーショックに対するアドレナリンの筋肉内投与、いわゆるエピペン投与につきまして実証事業中でございます。

2025年6月18日衆議院 厚生労働委員会第26号福岡資麿自由民主党厚生労働大臣答弁

今後も救急搬送件数の増加が見込まれます中、救急救命士の活用についての検討というのは大変重要なことだと思います。 救急救命士の処置拡大に関しまして、アドレナリンの筋肉内投与に係る検討状況につきましては、令和五年度の研究事業において、救急救命士がアナフィラキシーの状態であることを適切に判断することが可能との結論を得たことを踏まえまして、令和六年度から、具体的な手順であったり安全性を検証するための研究を進めておりまして、本年三月からは、一部の地域において実証を開始したところでございます。

直近の質疑

2026年3月12日衆議院 予算委員会第10号福田徹愛知国民民主党・無所属クラブ

私、先日、アナフィラキシーという病気に対して、病院に到着する前に現場で救急救命士がアドレナリンという薬を投与する、そんな質疑をさせていただきました。

2026年3月3日衆議院 予算委員会第4号福田徹愛知国民民主党・無所属クラブ

アナフィラキシーという病気があります。 アナフィラキシーという病気に対する救急救命士による緊急処置について、お願いさせてください。

2025年11月28日衆議院 厚生労働委員会第6号沼崎満子公明党

まさに、医学的に必要な使用場面というのが当然このアドレナリンの点鼻薬には生じますので、是非、厚労省と文科省で御協力をいただいて、発売された際には速やかに学校現場で使えるように手続を進めていただきたいと思います。 そしてもう一点、このアドレナリンの点鼻薬、今度は救急の現場でも救急救命士が使用する。

よくある質問

救急救命士のアドレナリン投与は国会でどれくらい議論されていますか?

2007年2月28日から2026年3月12日までに、国会会議録には救急救命士のアドレナリン投与にふれた議員の質疑が19件、政府の答弁が22件あります。取り上げた議員は12人です(「救急救命士 アドレナリン」「救急救命士 アナフィラキシー」「救急救命士 エピペン」「救急救命処置 拡大」を含む発言を数えたもの)。

救急救命士のアドレナリン投与を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?

議員の質疑19件を党(会派)ごとに数えると、公明 10件、国民民主 4件、維新 3件の順です(発言時の会派で数えたもの)。

救急救命士のアドレナリン投与を国会で多く取り上げた議員はだれですか?

取り上げた日数が多い順に、福田徹(3日・最新 2026年3月12日)、古屋範子(3日・最新 2023年3月29日)、上田勇(1日・最新 2024年6月7日)です。

政府は救急救命士のアドレナリン投与について最近なんと答えていますか?

2026年3月3日の衆議院 予算委員会で、上野賢一郎(厚生労働大臣)が答弁しています。前後の文脈は会議録で確かめてください。

救急救命士のアドレナリン投与が国会で最も多く議論されたのはいつですか?

件数が最も多かったのは2014年で、質疑4件・答弁3件でした。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • エピペンを処方されていない人にも、救急救命士がアドレナリンを打てるようにするか
  • 実証の結果をいつ、どう制度にするか
  • 救急救命士の処置の範囲を、ほかにどう広げるか

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2007年22
2008年01
2009年23
2010年10
2014年43
2016年12
2019年02
2021年11
2022年01
2023年11
2024年21
2025年34
2026年 03月まで21

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
福田徹 愛知
衆議院
国民民主党・無所属クラブ3422026-03-12
古屋範子
衆議院
公明党3322023-03-29
上田勇 議員ページ
参議院
公明党1212024-06-07
上西小百合
衆議院
日本維新の会1212014-02-25
沼崎満子 議員ページ
衆議院
公明党1112025-11-28
竹内真二 議員ページ
参議院
公明党1112021-04-16
水戸将史
衆議院
民主・維新・無所属クラブ1112016-02-23
柏倉祐司 議員ページ
衆議院
みんなの党1112014-03-19
荒木清寛
参議院
公明党1112010-05-17
礒崎陽輔
参議院
自由民主党1112009-04-23
浜四津敏子
参議院
公明党1112007-10-16
江田康幸
衆議院
公明党1112007-02-28

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
森光敬子厚生労働省医政局長22
横田真二消防庁次長12
高島泉厚生労働省大臣官房審議官12
上野賢一郎厚生労働大臣11
福岡資麿厚生労働大臣11
冨樫博之総務副大臣11
宮本直樹厚生労働省大臣官房審議官11
岡田直樹内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革・地方創生・クールジャパン戦略・アイヌ施策)11
小宮大一郎消防庁次長11
田村憲久厚生労働大臣11
梅田珠実厚生労働省大臣官房審議官11
竹内譲厚生労働副大臣11
市橋保彦消防庁次長11
上西康文内閣官房地域活性化統合事務局長代理兼内閣府構造改革特区担当室長11
岡本保消防庁長官11
榮畑潤厚生労働省大臣官房審議官11
樋口修資文部科学省スポーツ・青少年局長11
関有一総務省行政評価局長11
柳澤伯夫厚生労働大臣11

愛知の議員は

愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、救急救命士のアドレナリン投与を国会で取り上げているのは次の議員です。

愛知の46人の発言はことがら「医療と介護」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

発言のあゆみ

全部 41 質疑 19 答弁 22 新しい順

2007年10月29日参議院 行政監視委員会第1号関有一総務省行政評価局長答弁

この調査結果に基づき、消耗品の調達に当たっては、単価契約による調達などにより契約件数の縮減を推進するとともに、少額随意契約による調達を見直し、一般競争契約の導入、拡大を推進することが必要であるとの勧告をいたしました。 ③の滞納の拡大防止対策等の的確な実施につきましては、労災年金業務では受給者等の生存確認について住民基本台帳ネットワークシステムの活用が進んでいないこと、滞納の場合には許可の取消し等が法律上可能であるにもかかわらず、滞納者に対して一律に許可等の更新が行われていることなどが判明しました。

2007年2月28日衆議院 予算委員会第五分科会第1号柳澤伯夫自由民主党厚生労働大臣答弁

食物アレルギー等によるアナフィラキシーという症状につきまして深い御見識を持たれている江田委員からの御提案でございます。 救急救命士にその使用を業務の拡大の一環として考えたらどうかという御提案かと思いますが、この救急救命士による業務につきましては、心肺機能停止の患者に対して平成十八年四月よりエピネフリンの投与の実施が認められるなど、確実に、その拡大が着実に行われてきた、こういう認識でございます。

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方