株式会社エクスブリッジ
国会議員 発言ログ全国の国会議員が、国会で何を話したか

Diet Tracker

国債 格下げの国会答弁と質疑

国の借金である国債は、格付け会社の評価や、日銀がどれだけ買うかで金利が動きます。財政への信認が揺らぐと格下げや金利の上昇につながり、海外ではフランスや英国でその例が見られました。日本国債の格付けと、日銀の国債買入れの減額について、国会でだれが取り上げ、政府と日銀が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。

126議員の質疑
61政府の答弁
79取り上げた
議員
2026最新 07-14
(最初 2010-02)

国債の格付けは国会でどれくらい議論されていますか? 2010年2月1日から2026年7月14日までに、国会会議録には国債の格付けにふれた議員の質疑が126件、政府の答弁が61件あります。取り上げた議員は79人です(「国債 格下げ」「日本国債 格付」「国債 格付け」「国債買入れ 減額」を含む発言を数えたもの)。

数字で見る要点

  • 質疑がいちばん多かったのは2011年の31件です。直近の2026年は7件です。
  • 党(会派)ごとの質疑は、自民 51件(40%)、維新 22件(17%)、旧民主・民進 12件(10%)の順に多くなっています。
  • もっとも多くの日に取り上げた議員は、中西健治(自民・3日)です。
  • 直近の政府答弁は、2026年5月26日の参議院 財政金融委員会で、片山さつき(財務大臣・内閣府特命担当大臣)が答えたものです。

集め方:「国債 格下げ」「日本国債 格付」「国債 格付け」「国債買入れ 減額」「国債市場 不安定」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2010年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-20 05:14。

いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年5月26日参議院 財政金融委員会第9号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

日銀の国債買入れ減額が行われている中で、国内外の幅広い投資家に国債を保有していただく努力は、今後の国債の安定的な消化の観点から一層重要になっていると我々把握をしているものでございますから、強く認識はしております。 その上で、個人向け国債の商品性、今、十年の変動、それから五年の固定、三年の固定というのがあるんですけれども、この商品性の在り方というのはもう不断に検討を進めていかなきゃいけないというふうに思っておりまして、まさに先生が今、委員が今おっしゃったような個々人の多様なニーズも踏まえてまいりたいと考えております。

2026年3月26日参議院 財政金融委員会第3号片山さつき自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

仮に、政府債務を圧縮するための財源として活用するということになれば、恐らく抜本的な改正も必要になりますし、それぞれの本来の目的に活用できる分がその分なくなるということがあるので、見え方という点をおっしゃって、証券会社でも長いことそういう御担当をされてきて、私たちも日本国債の格付を、もうこの格付で大丈夫なんだ、落ちる必要はないんだということを一生懸命アピールしたり、そのほかIRをするときにいろんな説明をしてきているわけですが、それを突然こ…

2025年12月10日衆議院 予算委員会第7号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

今の高市内閣の補正予算、これが原因でずっとこれから不安定な状況が続いていくですとか、委員のおっしゃるように長期金利が上がり続けていくというようなことよりも、しっかりとこれから日本が成長していくんだ、どんなリスクにも強い国になっていくんだ、そして、それによってやはり債務残高対GDP比が緩やかに下がっていっている健全な姿になっているんだ、そういう姿を見せていくことの方が大事だと思っております。 今後の国債の発行、消化につきましては、日銀の国債買入れの減額は確かに行われておりますけれども、国内外の幅広い投資家に国債を購入、保有していただくということになりますと、やはり市場環境、投資家ニーズに即した年限構成の見直しや新商品の開発、それから、国内外の投資家に向けたIR、いわゆる投資家向け広報ですね、こういったことの取組、これを行っているところでございます。

直近の質疑

2026年6月19日衆議院 財務金融委員会第12号大森江里子中道改革連合・無所属

次に、国債買入れの減額を停止し、二〇二七年四月以降は月二兆円規模で据え置くという方針についてお伺いをいたします。 日銀はこれまで、異次元緩和からの脱却、量的引締めを掲げ、保有国債の残高を減らしていく姿勢を示してきました。

2026年6月19日衆議院 財務金融委員会第12号大森江里子中道改革連合・無所属

日本銀行が決定した追加利上げと二〇二七年四月以降の国債買入れ減額の停止は、長年続いた異次元緩和の出口戦略における大きな岐路と言えます。 これは、世界的なインフレ懸念や日本の財政悪化に対する警戒感が強まる中で、国債に対する需要が弱まったことが要因と思われます。

2026年6月19日衆議院 財務金融委員会第12号峰島侑也チームみらい

そうしたときに、最後の御質問ですが、今回停止した国債買入れの減額ということについて、将来これを再開する場合、日銀さんはどのような指標や条件に基づいてその判断を行うのかというところについて、御答弁をお願いいたします。

よくある質問

国債の格付けは国会でどれくらい議論されていますか?

2010年2月1日から2026年7月14日までに、国会会議録には国債の格付けにふれた議員の質疑が126件、政府の答弁が61件あります。取り上げた議員は79人です(「国債 格下げ」「日本国債 格付」「国債 格付け」「国債買入れ 減額」を含む発言を数えたもの)。

国債の格付けを国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?

議員の質疑126件を党(会派)ごとに数えると、自民 51件、維新 22件、旧民主・民進 12件の順です(発言時の会派で数えたもの)。

国債の格付けを国会で多く取り上げた議員はだれですか?

取り上げた日数が多い順に、中西健治(3日・最新 2024年12月18日)、江田憲司(3日・最新 2016年2月29日)、木内孝胤(3日・最新 2016年2月26日)です。

政府は国債の格付けについて最近なんと答えていますか?

2026年5月26日の参議院 財政金融委員会で、片山さつき(財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融))が答弁しています。前後の文脈は会議録で確かめてください。

国債の格付けが国会で最も多く議論されたのはいつですか?

件数が最も多かったのは2011年で、質疑31件・答弁7件でした。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • 日本国債の格下げを、どう防ぐか
  • 日銀の国債買入れの減額を、どう進めるか
  • 財政への信認と国債市場の安定を、どう保つか

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2010年72
2011年317
2012年109
2013年33
2014年20
2015年81
2016年101
2017年21
2018年22
2019年02
2020年00
2021年23
2022年16
2023年83
2024年203
2025年1316
2026年 07月まで72

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
中西健治 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会3332024-12-18
江田憲司
衆議院
民主・維新・無所属クラブ3322016-02-29
木内孝胤
衆議院
民主・維新・無所属クラブ3312016-02-26
丹羽秀樹 愛知
衆議院
自由民主党・無所属の会3322012-11-09
菅原一秀 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会3332012-05-24
西田昌司 議員ページ
参議院
自由民主党2412024-12-19
佐藤ゆかり
参議院
自由民主党2422011-08-26
斎藤アレックス 議員ページ
衆議院
日本維新の会2312025-04-18
藤巻健史
参議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会2312024-08-23
藤巻健太
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会2312024-05-08
浜野喜史 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会2222025-11-13
神谷宗幣 議員ページ
参議院
各派に属しない議員2212025-06-03
浅田均 議員ページ
参議院
日本維新の会2222024-12-04
伊東信久 議員ページ
衆議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会2212024-08-23
大塚耕平
参議院
国民民主党・新緑風会2222024-06-18
小池晃 議員ページ
参議院
日本共産党2212024-06-18
櫻井周
衆議院
立憲民主党・無所属2222024-02-28
大門実紀史 議員ページ
参議院
日本共産党2212022-03-31
安藤裕 議員ページ
衆議院
自由民主党2212018-03-28
前原誠司 議員ページ
衆議院
民主党・無所属クラブ2212015-02-20
竹内譲
衆議院
公明党2212011-02-15
石原伸晃
衆議院
自由民主党・無所属の会2222011-02-01
峰島侑也 議員ページ
衆議院
チームみらい1312026-06-19
越智隆雄
衆議院
自由民主党1312016-05-25
塩崎恭久
衆議院
自由民主党・無所属の会1312011-02-01
大森江里子 議員ページ
衆議院
中道改革連合・無所属1212026-06-19
若松謙維
参議院
公明党1212024-08-23
宗清皇一 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1212024-02-16
小坂憲次
参議院
自由民主党1212011-08-11
茂木敏充 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1212011-08-02
加藤勝信 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1222011-03-29
牧野たかお 議員ページ
参議院
自由民主党・改革クラブ1212010-03-19
佐藤主迪 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112026-05-27
松田学 議員ページ
参議院
参政党1112026-03-24
原田秀一 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-11-20
石井苗子 議員ページ
参議院
日本維新の会1112025-06-18
高井崇志
衆議院
れいわ新選組1112025-06-03
熊谷裕人 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属1112025-05-27
嘉田由紀子 議員ページ
参議院
日本維新の会1112025-04-25
村田享子 議員ページ
参議院
立憲民主・社民・無所属1112025-04-24
杉久武 議員ページ
参議院
公明党1112025-04-17
中山展宏 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112024-08-23
堂込麻紀子 議員ページ
参議院
各派に属しない議員1112024-08-23
白坂亜紀 議員ページ
参議院
自由民主党1112024-08-23
柴愼一 議員ページ
参議院
立憲民主・社民1112024-06-18
赤木正幸
衆議院
日本維新の会1112023-04-05
仁比聡平 議員ページ
参議院
日本共産党1112023-02-27
古川禎久 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112023-02-27
玉木雄一郎 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112021-10-12
日吉雄太
衆議院
立憲民主党・無所属1112021-02-24
松浪健太
衆議院
おおさか維新の会1112016-02-24
務台俊介
衆議院
自由民主党1112016-02-17
岡田克也
衆議院
民主党・無所属クラブ1112015-11-10
吉田忠智 議員ページ
参議院
社会民主党・護憲連合1112015-05-13
寺田典城
参議院
維新の党1112015-03-24
岸本周平
衆議院
民主党・無所属クラブ1112015-02-19
藤田幸久
参議院
民主党・新緑風会1112015-02-03
風間直樹
参議院
民主党・新緑風会1112014-03-07
鈴木克昌
衆議院
生活の党1112014-02-12
武正公一
衆議院
民主党・無所属クラブ1112013-03-22
海江田万里
衆議院
民主党・無所属クラブ1112013-01-30
斉木武志 議員ページ
衆議院
民主党・無所属クラブ・国民新党1112012-11-07
中村哲治
参議院
国民の生活が第一1112012-07-27
中島正純
衆議院
国民新党1112012-06-14
野田毅
衆議院
自由民主党・無所属の会1112012-05-23
山谷えり子 議員ページ
参議院
自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会1112012-01-31
中川雅治
参議院
自由民主党・無所属の会1112011-12-07
中西祐介 議員ページ
参議院
自由民主党1112011-08-25
有村治子 議員ページ
参議院
自由民主党1112011-08-11
馳浩
衆議院
自由民主党・無所属の会1112011-08-08
北神圭朗 議員ページ
衆議院
民主党・無所属クラブ1112011-08-03
谷川弥一
衆議院
自由民主党・無所属の会1112011-06-01
愛知治郎
参議院
自由民主党1112011-03-10
田村憲久 議員ページ
衆議院
自由民主党・無所属の会1112011-02-24
大串博志
衆議院
民主党・無所属クラブ1112011-02-03
山口那津男
参議院
公明党1112011-01-28
岩城光英
参議院
自由民主党1112011-01-28
白浜一良
参議院
公明党1112010-04-27
谷垣禎一
両院
自由民主党・改革クラブ1112010-02-17

参考人として意見を述べた人

委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。

名前肩書(会議録の表記)日数件数日付
植田和男日本銀行総裁10262025-06-03
黒田東彦日本銀行総裁782020-02-04
中空麻奈BNPパリバ証券株式会社グローバルマーケット統括本部副会長472021-03-16
末澤豪謙SMBC日興証券株式会社金融経済調査部部長金融財政アナリスト452021-02-22
氷見野良三日本銀行副総裁342026-07-14
加藤出東短リサーチ株式会社代表取締役社長チーフエコノミスト132016-03-10
松田元武蔵野学院大学SMB研究所所長122016-02-24
岩本沙弓大阪経済大学経営学部客員教授122012-07-26
大槻奈那メリルリンチ日本証券調査部マネージングディレクター122011-11-29
会田卓司クレディ・アグリコル証券会社東京支店チーフエコノミスト112026-03-24
中村康治日本銀行理事112026-03-10
内田眞一日本銀行副総裁112025-02-28
河村小百合株式会社日本総合研究所調査部主席研究員112025-02-25
関根正裕株式会社商工組合中央金庫代表取締役社長112023-05-31
小倉將信112017-02-21
早川英男株式会社富士通総研経済研究所エグゼクティブ・フェロー112015-02-25
小幡績慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授112014-04-09
國枝繁樹一橋大学国際・公共政策大学院准教授112012-08-03
上念司デフレ脱却国民会議事務局長・経済評論家112012-06-13
五十嵐敬喜三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社執行役員調査本部長112012-06-08
瀬谷俊雄福島県商工会議所連合会会長112012-06-05
鳥畑與一静岡大学人文社会科学部教授112012-04-10
市川眞一クレディ・スイス証券株式会社チーフ・マーケット・ストラテジスト112011-07-15
永易克典一般社団法人全国銀行協会会長112011-07-13
白川方明日本銀行総裁112011-03-23

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
加藤勝信財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)79
菅直人内閣総理大臣57
鈴木俊一財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)47
麻生太郎財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)44
野田佳彦内閣総理大臣44
片山さつき財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)33
宇波弘貴財務省主計局次長33
窪田修財務省理財局長22
石破茂内閣総理大臣22
高市早苗内閣総理大臣12
藤田幸久財務副大臣12
吉野維一郎財務省主計局次長11
中山光輝財務省主計局次長11
緒方健太郎財務省大臣官房参事官11
大家敏志財務副大臣11
阿久澤孝財務省主計局次長11
伊藤渉財務副大臣11
茶谷栄治財務省主計局次長11
木原稔財務副大臣11
三木亨財務大臣政務官11
中川真財務省大臣官房審議官11
安倍晋三内閣総理大臣11
大久保勉財務副大臣11
武正公一財務副大臣11
前原誠司内閣府特命担当大臣(経済財政政策・科学技術政策・原子力行政・宇宙政策)11
城島光力財務大臣11
安住淳財務大臣11

愛知の議員は

愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、国債の格付けを国会で取り上げているのは次の議員です。

愛知の46人の発言はことがら「財政と予算」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

発言のあゆみ

全部 262 質疑 126 答弁 61 参考人 75 新しい順

2020年2月4日衆議院 予算委員会第6号黒田東彦日本銀行総裁参考人

なお、御指摘のようなイールドカーブコントロールというものにつきましては、最も適切と考えられるイールドカーブの形成を促すように長期国債の買入れを行うわけですけれども、これは弾力的に行うということにしておりまして、こうしたもとで、世界的に金利が低下した昨年後半は国債買入れオペを減額いたしましたが、その後は減額しておりません。

2019年5月9日参議院 財政金融委員会第8号黒田東彦日本銀行総裁参考人

従来から申し上げておりますとおり、物価の安定に向けたモメンタムを維持するために最も適切と考えられるイールドカーブを形成するということで長短金利操作を行っておりますので、具体的な国債買入れ額は金融市場の状況に応じて変動するということでありまして、最近の国債買入れのペースはひところよりも減少しております。 テーパリングというのは、たしか米国のFRBが金融政策の正常化に向けた出口政策の一環として国債買入れ額を意図的、段階的に減額したものでありまして、日本銀行の国債買入れ額の変動はこういったテーパリングとは全く性格を異にするものであるというふうに考えております。

2019年3月4日参議院 予算委員会第3号黒田東彦日本銀行総裁参考人

一つは国債市場における市場機能の低下、もう一つは金融仲介機能の低下であります。 このうち、市場機能の低下については、確かに大規模な国債買入れに伴って金利形成が硬直化するという問題がありました。

2019年2月26日衆議院 予算委員会公聴会第1号末澤豪謙SMBC日興証券株式会社金融経済調査部部長/金融財政アナリスト参考人

そういう面では、景気の成熟が、むしろ、米国の金利の引上げ等で新興国の経済に相当影響が及び、また、トランプ大統領の政策がいろいろな足元の不安定要因になっている、これは事実だと思います。 また、私は、足元の世界経済においてもう一つのリスクは、政治の不安定化だと思います。

2018年11月22日参議院 財政金融委員会第2号黒田東彦日本銀行総裁参考人

こうした金利コントロールの下で、実際の国債買入れ額は金融市場の状況に応じて変動するわけでございます。 なお、御指摘のテーパリングというものは、米国の金融政策の正常化に向けた出口政策の一環として国債買入れ額を意図的、段階的に減額したものでありまして、日本銀行の国債買入れ額の変動はこうしたテーパリングとは性格を異にするものであるというふうに考えております。

2018年2月21日衆議院 予算委員会公聴会第1号中空麻奈BNPパリバ証券株式会社投資調査本部長参考人

金融市場から日銀が日本国債を買うようになりました。 そうすると、日本国債マーケットというのは相当ゆがんできた。

2017年2月21日衆議院 予算委員会公聴会第1号小倉將信自由民主党・無所属の会参考人

中空公述人の、このまま財政拡大を続けていくと国債の格付に影響が出る、国債の格下げの影響というのは過小評価をしてはいけないというのは、私も同意見であります。 ここの資料に書かれておりますように、やはり、日本の企業が海外で資金調達をする際には国債の格付というのがキャップになりますので、日本の国債の格付が下がると、そのまま日本の企業が海外で外貨を調達するときにコストが上がってしまうということで、せっかく実力のある日本の企業も海外展開をしにくくなってしまう、これは日本経済にとっても足かせになり得るわけであります。

2017年2月21日衆議院 予算委員会公聴会第1号中空麻奈BNPパリバ証券株式会社投資調査本部長参考人

クレジットアナリストというのは、日本国債の格付がどうなるのかとか、財政再建ができなければその後どうなっていくのかとか、そんなようなものを見ているわけなんですが、そういうクレジットアナリストの観点から、このまま日本の財政を放置しておくとよくないトラップがたくさん埋め込まれていますよという話をきょうはさせていただきに参りました。 世界はポピュリズムの台頭警戒感が充満しているというタイトルをつけましたが、日本の国債の市場もだんだんと金利が上がってきているわけですね。

2016年3月10日参議院 予算委員会公聴会第1号加藤出東短リサーチ株式会社代表取締役社長チーフエコノミスト参考人

というのは、まだまだ日本には、現状、日本は経常黒字ですし、対外資産も大きい状況ですので、今のところプライマリーバランスの黒字化ができないことで一挙に日本の信認が大幅に低下するということではないんだと思いますけれども、ただ、先ほど申し上げましたような国債の格付の格下げなどを通じてじわじわとその評価が低下していくということでの悪影響というのは、プライマリーバランスの黒字化達成ができないと、そこもじわじわと影響が出てくる可能性はあるかとは思い…

2016年3月10日参議院 予算委員会公聴会第1号加藤出東短リサーチ株式会社代表取締役社長チーフエコノミスト参考人

短期的な景気の観点からいうと、消費税を上げることのマイナスの影響というのが心配はされますけれども、ただ、今、林先生おっしゃったように、国債の格下げということがどういった副作用を生むかということもやっぱりそろそろ、今までは何とかなっていた面はあるんですけれども、そろそろ、海外の規制当局も日本国債をリスクフリー資産から外すという動きがもう既に始まりつつある状況なわけですので、また、外人投資家が去年日本国債を買ったと言われていますけれども、基…

2016年3月10日参議院 予算委員会公聴会第1号加藤出東短リサーチ株式会社代表取締役社長チーフエコノミスト参考人

そういう意味では、消費の強さ、あるいは賃金の伸びの強さというものを見ていく必要があるんだとは思うんですが、ただ、非常に悩ましいのが、消費税を先送りすることで海外の格付機関から日本国債の格付を引き下げられるというようなことがあると、また、それが同時に日本の金融機関の格下げにもつながっていきますのでいろいろと影響が出てくるおそれもあり、そういったことも全体を考慮しながらの消費税の判断というものが必要になってきますし、また、あと、ヨーロッパの…

2016年2月29日衆議院 財務金融委員会第9号末澤豪謙SMBC日興証券株式会社金融経済調査部部長/金融財政アナリスト参考人

前回、消費税の引き上げ延期に伴いまして、海外の格付機関は軒並み日本国債の格付を引き下げております。 これはきょうお示しした資料にも示しておりまして、場合によっては、仮にまた今回再延期となれば、一段の格下げもあり得ると考えております。

2016年2月29日衆議院 財務金融委員会第9号末澤豪謙SMBC日興証券株式会社金融経済調査部部長/金融財政アナリスト参考人

十六ページでございますが、日本の国債市場と財政問題でございまして、日本の長期金利、ここでは九八年以降をお出ししておりまして、基本的には一%台の低位安定が続いておったんですが、二〇一三年四月の異次元緩和、二〇一四年十月の追加緩和以降、一段と金利が低下しておりまして、特に年明けのマイナス金利政策導入後は、これはちょうど先週末でございますけれども、長期金利がマイナス〇・〇七五%、過去最低の金利をつけております。 これは、やはりねじれ国会にあったことが背景なんですが、その結果、建設国債、借換国債、復興国債、財投国債の発行がほぼ終了し、残りは特例公債のみとなったんですね。

2016年2月24日衆議院 予算委員会公聴会第1号松田元武蔵野学院大学SMB研究所所長参考人

まず一点目の御質問から申し上げますと、いわゆるトレーディングの現場で申し上げれば、関係者の方がいらっしゃって恐縮なんですけれども、証券系のシンクタンクによる格付ですとか、それから外資系大手金融機関の格付というのは、大体、往々にして真逆のことが起こり得ます。 要するに、やや下振れリスクがあるという機関が出てきたら実は買いだったり、これは大丈夫です、いわゆる株価レーティングは好調ですというときに空売りが降ってきたりというのは往々にしてございまして、基本的には、シンクタンクや格付会社のレーティングというのは、実際のトレードの売買と真逆の動きをする傾向が非常に多くございます。

2016年2月24日衆議院 予算委員会公聴会第1号松田元武蔵野学院大学SMB研究所所長参考人

一方で、先ほどもお話ございましたけれども、今明らかにリスクとして想定され得る国債に関するリスク提言というのを三点ほどきょうはさせていただきたいと思っております。 量的緩和政策、追加緩和、マイナス金利を含めてさまざまな政策が行われているわけでございますけれども、現時点において大きく三点ほど本質的なリスクが介在しておりまして、こちらを念頭に置いた上で今後の政策を展開しないと、非常に、国債の格付のダウン、それから空売りのリスク等々があるというふうに考えてございます。

2015年5月13日参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会第4号黒田東彦日本銀行総裁参考人

二点申し上げますが、まず第一点、確かに私が財務官をしておりますときに、欧米の格付会社が日本国債の格付を下げるということに対して、いろいろな問題点を指摘し、再考を促したことは事実であります。 それは、財務省ですから、国債発行主体ですから、自分の発行する債券についての格付を下げられたときに、その内容について不満というか不服というか、意見があるというときに申し上げるのは別に差し支えないと思います。

2015年2月25日参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会第1号早川英男株式会社富士通総研経済研究所エグゼクティブ・フェロー参考人

と申しますのも、短期金利がゼロになってしまった後に長期国債等々を買ったりする形で政策効果を及ぼすという政策は非伝統的金融政策と呼ばれるわけなんですけれども、実を言うと、この非伝統的金融政策がどういう効果を持つかについて、経済学界に明確なコンセンサスはありません。 もう一つがQE2と呼ばれているものでありまして、これは長期国債を大量に買うというものです。

2014年4月9日参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会第3号小幡績慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授参考人

国債暴落ですけれども、私自身は、「ハイブリッド・バブル」という本を昨年書きまして、それは国債市場の分析をしたものなんですけれども、国債危機が現状での日本経済における一番の危機、リスクだと思っております。 ですから、国債市場を健全化というか、まともにすること、財政問題を少しでも改善することが一番政策的には重要だと思っています。

2014年2月25日衆議院 予算委員会公聴会第1号末澤豪謙SMBC日興証券金融経済調査部部長/金融財政アナリスト参考人

二ページなんですが、そういう背景、ことし年明け以降の金融市場が不安定化している背景を、ここで一応四つほど挙げさせていただいております。 決定は昨年十二月でございますが、この一月から、米国債、MBSの買い入れ額が八百五十億ドルから七百五十億ドルに減額し、二月からは、また百億ドル減っております。

2013年3月28日参議院 財政金融委員会第5号黒田東彦日本銀行総裁参考人

ただ、これまでのところ国債市場は安定していて、財政運営に対する市場の信認は何とか維持されているように思いますけれども、しかし、財政に対する、あるいは国債に対する市場の信認をしっかり確保していくということが極めて重要でありまして、政府におかれて中長期的な財政健全化の道筋を明確にして、その実現に向けた財政構造改革を着実に進めていくということを強く期待するだけでなくて、まさにそれがないと財政あるいは国債に対する信認が失われて、国債市場が不安定…

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方