Diet Tracker
SNS 年齢制限は国会でどう議論されたか
子どもがSNSで犯罪や誹謗中傷に巻き込まれる事件が続き、オーストラリアでは16歳未満のSNS利用を禁じる法律ができました。日本では、青少年インターネット環境整備法(2008年制定)で携帯電話のフィルタリングを義務づけていますが、SNSそのものの年齢制限はありません。年齢で利用を区切るのか、事業者に何を求めるのか、家庭と学校で何をするのか。国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2020-04)
子どもとSNSは国会でどれくらい議論されていますか? 2020年4月14日から2026年7月27日までに、国会会議録には子どもとSNSにふれた議員の質疑が26件、政府の答弁が76件あります。取り上げた議員は22人です(「SNS 年齢制限」「子ども SNS」「青少年 インターネット 環境」「青少年 SNS」を含む発言を数えたもの)。
集め方:「SNS 年齢制限」「子ども SNS」「青少年 インターネット 環境」「青少年 SNS」「フィルタリング 青少年」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2020年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の45人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-07 23:18。
この話題に関係する法案
- 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律の一部を改正する法律案 委員会に付託されず 2026年7月15日
- 子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案 委員会に付託されず 2025年3月27日
- 子どもの貧困対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案 成立 2024年6月26日
- 子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案 審議未了 2024年6月13日
- 子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案 成立 2024年6月12日
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
今、豊田委員から様々な課題について御指摘をいただきました。 政府では、学校が夏休みに入る七月を青少年の被害・非行防止全国強調月間と位置づけて、青少年の被害、非行防止に向けた普及啓発などを集中的に実施しております。 その上でですが、子供が安全…
お答えいたします。 まず、年齢制限のことでございますけれども、諸外国におけるSNSの利用規制については多様な手段が取られているものと承知しておりますが、我が国としては、子供の年齢と発達段階にふさわしいコンテンツやサービスが提供されることを含…
お答えいたします。 インターネットの長時間利用は、子供のインターネット利用を取り巻くリスクの一つであり、検討すべき課題であると認識しております。 こども家庭庁の調査では、令和七年度において中高生のインターネットの平均時間は、中学生で約五時間…
直近の質疑
今の答弁の中にあって、私は、元中学校の教育現場にいた立場の経験から言わせていただくと、非常に子供たちの健全な育成ということに関して、インターネット環境、SNSに対して、それに対して規制を掛けていくというようなことをこちら側でやるとして、こち…
御答弁ありがとうございます。 まさしく今、要請があればいろいろな課題がある上で進めていくということかというふうに理解をしましたが、今おっしゃっていただいたような課題、例えば利用料の話であるとか、あとは、アプリケーションをどう切り分けていくか…
ありがとうございます。 余り増えてはいない、減少傾向にあるということではある、ただ、規模が拡大傾向にあるということで承りました。 その上で、警報、注意報の制度を整えてきているということで、五月十七日、九日前の広島県福山市で発生した林野火災は…
よくある質問
子どもとSNSは国会でどれくらい議論されていますか?
2020年4月14日から2026年7月27日までに、国会会議録には子どもとSNSにふれた議員の質疑が26件、政府の答弁が76件あります。取り上げた議員は22人です(「SNS 年齢制限」「子ども SNS」「青少年 インターネット 環境」「青少年 SNS」を含む発言を数えたもの)。
子どもとSNSを国会で多く取り上げた議員はだれですか?
取り上げた日数が多い順に、下野六太(2日・最新 2026年7月14日)、西岡義高(2日・最新 2026年5月8日)、伊藤孝江(2日・最新 2024年4月24日)です。
政府は子どもとSNSについて最近なんと答えていますか?
2026年7月27日の衆議院 予算委員会で、高市早苗(内閣総理大臣)が答弁しています。前後の文脈は会議録で確かめてください。
子どもとSNSが国会で最も多く議論されたのはいつですか?
件数が最も多かったのは2026年で、質疑9件・答弁29件でした。
会議録に繰り返し出てくる論点
- SNSの利用に年齢制限を設けるのか(海外の例をどう見るか)
- SNS事業者に、年齢確認や子ども向けの安全策をどこまで求めるのか
- フィルタリングの利用率をどう上げるのか
- 学校と家庭での使い方の教育を、国がどう支えるのか
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 1 | 2 | |
| 2021年 | 1 | 0 | |
| 2022年 | 2 | 1 | |
| 2023年 | 0 | 1 | |
| 2024年 | 7 | 14 | |
| 2025年 | 6 | 29 | |
| 2026年 07月まで | 9 | 29 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 下野六太 参議院 | 公明党 | 2 | 2 | 1 | 2026-07-14 |
| 西岡義高 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 2 | 2 | 2 | 2026-05-08 |
| 伊藤孝江 参議院 | 公明党 | 2 | 2 | 1 | 2024-04-24 |
| 中田優子 参議院 | 参政党 | 1 | 2 | 1 | 2026-05-19 |
| 峰島侑也 衆議院 | チームみらい | 1 | 1 | 1 | 2026-07-10 |
| 平林晃 衆議院 | 中道改革連合・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2026-05-26 |
| 石井めぐみ 参議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2026-05-25 |
| 泉健太 衆議院 | 中道改革連合・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2026-04-22 |
| 山谷えり子 参議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2026-03-16 |
| 赤松健 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2025-11-28 |
| おおたけりえ 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2025-04-11 |
| 山崎正恭 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2025-04-09 |
| 市來伴子 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2025-04-03 |
| 伊藤孝恵 愛知 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2025-03-18 |
| 田中健 愛知 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2024-12-18 |
| 中野洋昌 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2024-05-22 |
| 井原巧 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2024-05-22 |
| 庄子賢一 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2024-04-10 |
| 梅村みずほ 参議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2022-11-17 |
| 石井啓一 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2022-10-06 |
| 山内康一 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2021-06-09 |
| 山本和嘉子 衆議院 | 立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム | 1 | 1 | 1 | 2020-05-22 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 生貝直人 | 東洋大学経済学部総合政策学科准教授 | 1 | 1 | 2020-04-14 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 黄川田仁志 | 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助) | 9 | 10 |
| 竹林悟史 | こども家庭庁長官官房審議官 | 6 | 8 |
| 三原じゅん子 | 内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助) | 5 | 12 |
| 自見はなこ | 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・地方創生・アイヌ施策) | 3 | 3 |
| 古川直季 | 内閣府大臣政務官・復興大臣政務官 | 2 | 3 |
| 藤田清太郎 | 総務省大臣官房総括審議官 | 2 | 3 |
| 高市早苗 | 内閣総理大臣 | 2 | 2 |
| 津島淳 | 内閣府副大臣 | 2 | 2 |
| 林芳正 | 総務大臣 | 2 | 2 |
| 中村英正 | こども家庭庁成育局長 | 2 | 2 |
| 藤原朋子 | こども家庭庁成育局長 | 2 | 2 |
| 玉田康人 | 総務省大臣官房総括審議官 | 2 | 2 |
| 黒瀬敏文 | こども家庭庁長官官房審議官 | 2 | 2 |
| 村上誠一郎 | 総務大臣 | 1 | 2 |
| 塩見みづ枝 | 文部科学省総合教育政策局長 | 1 | 1 |
| 上野賢一郎 | 厚生労働大臣 | 1 | 1 |
| 源河真規子 | こども家庭庁長官官房審議官 | 1 | 1 |
| 松本洋平 | 文部科学大臣 | 1 | 1 |
| 川崎ひでと | 総務大臣政務官 | 1 | 1 |
| 辻清人 | 内閣府副大臣 | 1 | 1 |
| 下仲宏卓 | 総務省大臣官房審議官 | 1 | 1 |
| 茂里毅 | 文部科学省総合教育政策局長 | 1 | 1 |
| 大村真一 | 総務省総合通信基盤局電気通信事業部長 | 1 | 1 |
| 阿達雅志 | 総務副大臣 | 1 | 1 |
| 石破茂 | 内閣総理大臣 | 1 | 1 |
| 岩成博夫 | 公正取引委員会事務総局経済取引局長 | 1 | 1 |
| 工藤彰三 | 内閣府副大臣 | 1 | 1 |
| 高橋宏治 | こども家庭庁長官官房審議官 | 1 | 1 |
| 松本剛明 | 総務大臣 | 1 | 1 |
| 岸田文雄 | 内閣総理大臣 | 1 | 1 |
| 盛山正仁 | 文部科学大臣 | 1 | 1 |
| 和田義明 | 内閣府副大臣 | 1 | 1 |
| 金子恭之 | 総務大臣 | 1 | 1 |
| 浅田和伸 | 文部科学省総合教育政策局長 | 1 | 1 |
| 竹村晃一 | 総務省総合通信基盤局電気通信事業部長 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の有権者の一票が当落に効く45人のうち、子どもとSNSを国会で取り上げているのは次の議員です。
愛知の45人の発言はことがら「AI(人工知能)」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
制度そのものを調べるなら
事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。
関連する公開データ
このことがらに関わる、国や自治体が公表している数字です。当サイトが公表資料から書き写したもので、要約も推計もしていません。
AIに触れた質疑の推移(当サイトの集計)
2023年1月〜2026年7月
| 2023年 | 10件 |
| 2024年 | 12件 |
| 2025年 | 35件 |
| 2026年(7月まで) | 72件 |
読むときの注意:愛知に関係する国会議員45人の質疑に限った数です。2026年は年の途中までの数なので、前の年とそのまま比べられません。
出典:国立国会図書館 国会会議録検索システムから当サイトが集計(2026-09-15確認)
発言のあゆみ
) お答えいたします。 令和七年の小中高生の自殺者数が過去最多となったこと、こども家庭庁としても大変重く受け止めております。 生成AIの利用につきましては、こども家庭庁が実施した令和七年度青少年のインターネット利用環境実態調査において、高校…
大変大事な御指摘をいただきました。 SNS依存への対応、そして、それを始めとして、青少年が安全に安心して、インターネット、SNSを利用できる環境を整備する、重要であると考えておるところでございます。 我が家も下の娘がもう大学を卒業しましたの…
こども家庭庁でも、令和七年度に青少年のインターネット利用環境実態調査を実施しました。インターネット上の経験として、例えば、悪口や嫌がらせのメッセージやメールを送られたり、書き込みをされたことがあると答えた人は五・五%でございました。 議員の…
こども政策、少子化対策、若者活躍、地方創生を担当する内閣府特命担当大臣、また地域未来戦略担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 こども家庭庁は、こども基本法及びこども大綱に基づき、こども政策の司令塔として、全ての子供や若者が健やかに成長…
お答え申し上げます。 今大臣からも答弁申し上げたとおり、青少年にとって安全な環境を提供するということ、非常に重要だと考えております。 現行の青少年インターネット環境整備法におきましても、携帯電話事業所等に対しましてフィルタリングの有効化措置…
議員御指摘のとおり、インターネット上では子供を取り巻くリスクが多様化しておりまして、青少年が安全に安心してインターネットを活用できる環境の整備は急務であると認識をしております。 こども家庭庁としては、本年一月に設置した有識者会議において、青…
こども政策、少子化対策、若者活躍を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 こども家庭庁は、こども基本法及びこども大綱に基づき、子供政策の司令塔として、全ての子供や若者が健やかに成長でき、将来にわたって幸せに生活できるこ…
山谷委員御指摘のとおり、子供のインターネット利用については、その低年齢化や長時間化が進んでおります。また、ネット上のいじめや誹謗中傷、児童ポルノなど、SNSに起因する子供の被害や加害が生じております。また、青少年有害情報の閲覧機会の最小化に…
まず、SNSを含めた、インターネット利用をめぐる青少年の保護の在り方に関しましては、今、こども家庭庁が設置する有識者ワーキンググループにおいて、課題や論点の整理の取りまとめ、そして、現在、これを受けて、関係府省庁連絡会議において議論を深めて…
泉委員がもうこの資料で提唱されているとおり、この縦割り行政を排してこどもまんなか社会をつくるためにこども家庭庁は創設されました。それ以降、政府全体の子供政策を取りまとめたこども大綱の策定やこども未来戦略の策定など、リーダーシップを発揮しなが…
お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、我が国におきましてもインターネット利用の低年齢化が進んでおりまして、その一方で、SNSに起因する子供の被害や青少年有害情報への対応が大変大きな課題となっております。子供たちが安全に安心してインターネ…
こども政策、少子化対策、若者活躍、地方創生を担当する内閣府特命担当大臣、また地域未来戦略担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 こども家庭庁は、こども基本法及びこども大綱に基づき、こども政策の司令塔として、全ての子供や若者が健やかに成長…
こども政策、少子化対策、こども活躍を担当する内閣府特命担当大臣として、一言、あっ、ごめんなさい、若者活躍。済みません、最初からやらせていただきます。 こども政策、少子化対策、若者活躍を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げま…
お答えいたします。 令和五年十二月に閣議決定されたこどもの居場所づくりに関する指針では、SNSやオンラインゲームについて、大人や利用者同士の不適切な関わりなどのリスクが強調されがちである一方で、子供、若者によっては貴重な居場所となっているこ…
お答え申し上げます。 先生御指摘のとおり、海外でプラットフォーム事業者への規制等を制度化する動きがあることは承知をしております。 我が国でも、例えば、ネット上のいじめでありますとか誹謗中傷、児童ポルノなど、SNSに起因する子供の被害への対応…
) 塩村あやか議員の御質問にお答えいたします。 私が総理になったことの受け止めとジェンダーギャップ、組閣についてお尋ねがございました。 私の内閣総理大臣への就任は、強い日本経済をつくり上げる、そして総合的な国力を強化する、それは外交力であり…
大西委員の御質問にお答えいたします。 インターネットやSNSの利用は、国民生活や社会経済活動の利便性を飛躍的に向上させる一方で、誹謗中傷などの様々なトラブルも生じさせており、委員御指摘のとおり、悪質な誹謗中傷による被害防止の観点からも、国民…
済みません、こども家庭庁に対する質問のあった部分でお答えします。 大島委員御指摘のように、いわゆるディープフェイクポルノ、青少年がこの問題に巻き込まれることなく安全にインターネットを利用できる環境を整備することは大変重要だと考えています。 …
) 広告であるか否かにかかわらず、現在インターネット上には青少年の健全な成長を著しく阻害する情報が多く流通しており、私としても強い問題意識を持って受け止めております。 青少年が安全に安心してインターネットを利用できるような環境の整備、これは…
はい。 青少年が安心してインターネットを利用できるような環境整備、極めて重要な課題でありますが、一方、表現の自由、適切な情報を入手する機会の確保とのバランス、SNSの活用が子供の生活にメリットとなる場合もあることをどう考えるかなど様々な論点…
この数字の読み方
この道具の作り方