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家事支援サービスの国会答弁と質疑
産後や多胎育児、共働きなどで家事の担い手が足りない家庭を支える家事支援サービス。政府は家事支援に係る国家資格を創設する計画を示し、質の担保と担い手の確保、産後ケアや子育て支援との組み合わせが国会で議論されています。だれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2016-03)
家事支援サービスは国会でどれくらい議論されていますか? 2016年3月16日から2026年10月21日までに、国会会議録には家事支援サービスにふれた議員の質疑が54件、政府の答弁が42件あります。取り上げた議員は22人です(「家事支援サービス」「家事支援 国家資格」「家事支援 産後」「家事支援 多胎」を含む発言を数えたもの)。
数字で見る要点
- 質疑がいちばん多かったのは2026年の29件です。
- 党(会派)ごとの質疑は、国民民主 22件(41%)、公明 15件(28%)、旧民主・民進 5件(9%)の順に多くなっています。
- もっとも多くの日に取り上げた議員は、日野紗里亜(国民民主・4日)です。
- 直近の政府答弁は、2026年10月21日の衆議院 厚生労働委員会で、上野賢一郎(厚生労働大臣)が答えたものです。
集め方:「家事支援サービス」「家事支援 国家資格」「家事支援 産後」「家事支援 多胎」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2016年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-11-02 02:40。
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いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
また、質の高い家事支援サービスの利用促進に向けた検討を進めます。
まず、家事支援サービスと介護などの対人支援分野については、サービスの趣旨や目的、その対象となる利用者が異なりますので、例えば、介護分野において訪問介護員が行う生活援助が、今回の国家資格化により、家事支援サービスに単純に代替されるものではないと認識をしております。
まず、家事等の負担軽減を図ることを通じて、育児や介護等による離職を防止をし、女性を含む多様な人材の労働参加を進め、活躍をしていただくことを推進する環境を整備することが重要であり、このため、家事支援サービスの品質向上や信頼性確保の観点から、家事支援サービスに関する国家資格の創設に向け、取り組んでいきたいと考えております。 今回の家事支援サービスの国家資格化に当たりまして、前回も申し上げましたけれども、介護保険制度の保険給付を縮小させることは考えておりません。
直近の質疑
にもかかわらず、今政府が少子化対策の一環として推し進めようとしているのは家事支援サービスの拡充であります。
これからこれからという話ばかりなんですけれども、OECDは、家事支援サービスに対する政策支援の主な受益者は中所得者層から高所得者層であると指摘をしております。 今回の家事支援サービス、家事支援の国家資格化、今の政府の検討している中身では余りにも負の影響が大き過ぎるということを言わざるを得ないと思います。
大臣は、家事支援サービスの国家資格化による人材流出が大幅に起こるということはないと答弁をしております。
よくある質問
家事支援サービスは国会でどれくらい議論されていますか?
2016年3月16日から2026年10月21日までに、国会会議録には家事支援サービスにふれた議員の質疑が54件、政府の答弁が42件あります。取り上げた議員は22人です(「家事支援サービス」「家事支援 国家資格」「家事支援 産後」「家事支援 多胎」を含む発言を数えたもの)。
家事支援サービスを国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?
議員の質疑54件を党(会派)ごとに数えると、国民民主 22件、公明 15件、旧民主・民進 5件の順です(発言時の会派で数えたもの)。
家事支援サービスを国会で多く取り上げた議員はだれですか?
取り上げた日数が多い順に、日野紗里亜(4日・最新 2026年5月27日)、宮崎勝(2日・最新 2026年4月20日)、郡和子(2日・最新 2016年3月30日)です。
政府は家事支援サービスについて最近なんと答えていますか?
2026年10月21日の衆議院 厚生労働委員会で、上野賢一郎(厚生労働大臣)が答弁しています。答弁の一文:「また、質の高い家事支援サービスの利用促進に向けた検討を進めます。」前後の文脈は会議録で確かめてください。
家事支援サービスが国会で最も多く議論されたのはいつですか?
質疑と答弁を合わせた件数が最も多かったのは2026年で、質疑29件・答弁23件でした。
会議録に繰り返し出てくる論点
- 国家資格でどんな能力を保証するのか、資格化で担い手が増えるのか減るのか
- 産後・多胎家庭など、利用料の補助をどこまで広げるか
- 自治体の産後ケア・ヘルパー派遣との関係
- 外国人材の受け入れ
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2016年 | 4 | 1 | |
| 2017年 | 2 | 2 | |
| 2018年 | 0 | 1 | |
| 2019年 | 1 | 0 | |
| 2020年 | 2 | 0 | |
| 2021年 | 2 | 1 | |
| 2022年 | 6 | 3 | |
| 2023年 | 2 | 6 | |
| 2024年 | 6 | 4 | |
| 2025年 | 0 | 1 | |
| 2026年 10月まで | 29 | 23 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日野紗里亜 愛知 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 4 | 22 | 2 | 2026-05-27 |
| 宮崎勝 議員ページ 参議院 | 公明党 | 2 | 4 | 2 | 2026-04-20 |
| 郡和子 衆議院 | 民進党・無所属クラブ | 2 | 4 | 1 | 2016-03-30 |
| 河西宏一 議員ページ 衆議院 | 公明党 | 2 | 2 | 2 | 2024-04-05 |
| 矢倉克夫 参議院 | 公明党 | 2 | 2 | 2 | 2023-03-03 |
| 辰巳孝太郎 議員ページ 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 3 | 1 | 2026-05-29 |
| 福島伸享 衆議院 | 民進党・無所属クラブ | 1 | 2 | 1 | 2017-05-10 |
| 宮出千慧 議員ページ 参議院 | 参政党 | 1 | 1 | 1 | 2026-06-05 |
| 谷浩一郎 議員ページ 衆議院 | 参政党 | 1 | 1 | 1 | 2026-05-08 |
| 中野洋昌 議員ページ 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2024-05-15 |
| 早稲田ゆき 議員ページ 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2024-03-26 |
| 友納理緒 議員ページ 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2024-02-21 |
| 若宮健嗣 議員ページ 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2023-11-21 |
| 平木大作 議員ページ 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2022-11-22 |
| 高木陽介 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2022-10-17 |
| 高瀬弘美 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2022-05-17 |
| 吉田久美子 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2022-05-13 |
| 金村龍那 議員ページ 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2022-05-11 |
| 下野六太 議員ページ 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2021-05-24 |
| 早稲田夕季 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2021-05-19 |
| 高木かおり 議員ページ 参議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2020-11-17 |
| 高木美智代 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2019-05-24 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 奥山千鶴子 | NPO法人子育てひろば全国連絡協議会理事長 | 1 | 2 | 2024-05-23 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 上野賢一郎 | 厚生労働大臣 | 5 | 11 |
| 高市早苗 | 内閣総理大臣 | 4 | 5 |
| 黄川田仁志 | 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助) | 2 | 3 |
| 藤原朋子 | こども家庭庁成育局長 | 2 | 2 |
| 三浦聡 | 内閣府地方創生推進事務局審議官 | 2 | 2 |
| 加藤勝信 | 厚生労働大臣 | 2 | 2 |
| 小倉將信 | 内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画) | 2 | 2 |
| 浅井俊隆 | 経済産業省大臣官房審議官 | 1 | 1 |
| 山田賢司 | 経済産業副大臣・内閣府副大臣 | 1 | 1 |
| 中村英正 | こども家庭庁成育局長 | 1 | 1 |
| 大隈俊弥 | 厚生労働省大臣官房審議官 | 1 | 1 |
| 神谷政幸 | 厚生労働大臣政務官 | 1 | 1 |
| 山影雅良 | 経済産業省商務情報政策局商務・サービス政策統括調整官 | 1 | 1 |
| 加藤鮎子 | 内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・孤独・孤立対策) | 1 | 1 |
| 新藤義孝 | 内閣府特命担当大臣(経済財政政策) | 1 | 1 |
| 茂木正 | 経済産業省大臣官房商務・サービス審議官 | 1 | 1 |
| 橋本泰宏 | 厚生労働省子ども家庭局長 | 1 | 1 |
| 志村幸久 | 厚生労働省大臣官房審議官 | 1 | 1 |
| 末松広行 | 経済産業省産業技術環境局長 | 1 | 1 |
| 山本幸三 | 内閣府特命担当大臣(規制改革・地方創生) | 1 | 1 |
| 塩崎恭久 | 厚生労働大臣 | 1 | 1 |
| 吉田学 | 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、家事支援サービスを国会で取り上げているのは次の議員です。
愛知の46人の発言はことがら「子育てと教育」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
発言のあゆみ
例えば、我が家も家事支援、これまで、夫婦で話し合って、どちらかというと遠慮していたんですけれども、この度使ってみると非常に便利だったと。 続いて、産前産後のサポート、それから産後ケアのところを御質問させてください。
子育てを行う保護者や妊産婦等に対する家事支援につきましては、令和二年度予算より、多胎児を育児する妊産婦に対しまして育児サポーターを派遣する事業というものを実施しております。
日本産婦人科学会が出されている産後ケアの現状と課題の中で、産前・産後サポートの項目には、妊娠、出産、子育てに関する不安や悩み等を傾聴し、相談、支援、寄り添いを行う、この事業における相談、支援は妊産婦及び妊産婦の育児支援を尊重するとともに不安や生活上の困り事等を軽減することを目的としています、実施担当者は必ずしも助産師、保健師等の専門職とは限らないとあります。 私が問題だと思っておりますのは、産後ケアに携わる方々が助産師や保健師等の専門職の皆様であることから、寄り添い、傾聴は積極的に行うことはできるんですが、家事支援は除くと明記されていることだと思っています。
また、その具体的施策は余り盛り込まれておりませんけれども、家事支援サービスなどということも入っておりますが、大変これも遅いのではないかと私は思っております。
国家戦略特別区域家事支援外国人受入事業における外国人家事支援人材につきましては、特定機関に雇用される労働者であるため、国籍等を理由とした労働条件の差別的取扱いを禁止する労働基準法第三条など労働関係法令による保護を受けるものでございます。 他方、外国人家事支援人材とこの家事支援サービスに従事する国内労働者に具体的に着目し、その均等・均衡待遇を直接的に規定した労働関係法令はございません。
もう家事支援であったり育児支援であったり、母親の支援が一体となったサービス給付事業、これ、先ほど法定された産後ケア事業ということも説明いただいたこととは、またこれとは違う、異なる、といっても重層的に相互補完し合うような事業というのはこれ重要だと思います。 その上で、今大臣からも様々な背景の下での孤立化しているお母さんの話もあって、産前・産後サポート事業の話もありました。
この女性の労働参加というのを後押しするには、やっぱり女性が仕事と育児、それから家事、これ両立できる環境というのを整備していくのが当然重要であるわけなんですけれども、これまで、私が感じているのは、仕事と育児、これの両立という支援というのは、産前産後の育休ですとか、また保育のサービスだったり、そういったところは一定サービスが充実しつつあるのではないかと思いますけれども、その仕事と育児、もう一つ家事、家事ですね、家での家事ですね、家事に対して… そこで、今日もう一つの資料を付けさせていただいていますが、そこで、家事支援サービスの拡充についてなんですけれども、まだまだこれ認知度が高まっていなくて、金額も高かったりなかなか使い勝手が難しいというようなアンケートも出ておりますけれども、そこで橋本大臣に御質問させていただきたいと思います。
まさに、三人の乳児を抱えて最も求めていたのは、先ほど大口副大臣からの答弁にありました、やはり具体的な育児支援であり、家事支援であり、育児支援ヘルパーなどの派遣という、誰か助けてもらえる人の存在なのではないかと思います。 出産年齢の高齢化であるとかそうしたことを考えますと、多胎児支援への取組について強化すべきなのではないかと考えます。
最近よく言われるものでは、小口保冷宅配サービスのようなサービスですとか、家事手伝いサービス、家事支援サービスのようなもの、これはサービスでございますが、受けてみないとどういうサービスか分からないという面がございます。
また、評価は厳格に実施しており、東京都、神奈川県、大阪府で外国人家事支援サービスの提供が開始される点、養父市では企業の農地取得により農業の成長産業化が進んでいる点といった評価すべき事項だけでなく、当初計画より事業に遅れが見られる区域がある、区域により改革事項の活用に相当な格差があるなどの課題も指摘し、事業や計画の見直し、改革メニューの積極的な活用に反映させることとしております。
ぜひ大臣、家事支援サービスのような、従来この事業を行った者という要件は絶対に入れないでください。 家事支援サービスはなぜそうなったかというと、この「三年以上家事を代行し、又は補助する業務に係る事業を行っている者」というのを政令で入れちゃったからなんです。
これは、先例のある家事支援サービスにも同様な記述がありますね。
今御指摘になった昨年の審議会での各種発言に関連しての御質問だと思いますが、軽度の要介護者に対する生活援助サービス、さっき家事支援サービスというような表現もあったかと思いますけれども、そのあり方について検討をこの審議会で行っていた中で、生活援助を担う訪問介護員というのは重要な役割を果たしていて、専門性が必要だという意見もあった一方で、先ほど御指摘をいただいたような、看過できないと郡委員は思っていらっしゃる、そういう発言も、生活援助サービス…
私ども、ベビーシッター代あるいは認可外保育所の利用料について、大きな意味での子育て支援、そしてもっと言えば家事支援ということの観点から、来年度の税制改正に向けて、私ども厚生労働省として、関係省庁と協力して今要望をしている段階でございまして、これは与党の中でもこれから御議論をいただきますので、先生の御支援もいただいて、まず、その税制については、これから成案を得るべく調整をさせていただきたいというふうに思います。 その上で、産後ケアの重要性については、先生改めておっしゃっていただきましたように、我々も重要視しております。
家事支援サービスが実は高齢者介護の隠れみのとして転用され、悪用されかねないという余地をこの解釈で明確に示しているんじゃないかと私は思います。 どうしても、こういう議論とこの特区での家事支援人材、家事サービスというのが重なって見えて仕方がないんです。
特定機関と家事支援サービスを利用する一般家庭との間では、特定機関が家事支援サービスを提供するという請負契約を締結するものですから、一般家庭、実にサービスを受ける側としては、その労働者に対して直接指揮命令を行うことができません。
私は、外国人家事支援労働者の受け入れ事業について伺いたいと思います。 改正特区法によって、家事支援サービスを提供する事業者、法律上は特定機関と呼んでいるわけですけれども、この特定機関が、外国人である労働者を受け入れて、家事支援サービスを利用する一般家庭にその外国人労働者を送って家事サービスを提供するという、この事業が神奈川県と大阪府で始められることになっていますけれども、まず、この制度がつくられる過程についてお聞きしてまいりたいと思います。
おっしゃっていただいたように、ショートステイ、デイサービス、ホームヘルプ、また地域の見守り支援、こういったようなこと、それから介護者の家事支援サービスというようなことですね。
この数字の読み方
この道具の作り方