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沖縄 先住民族の国会答弁と質疑
国連の人権関係の委員会は、沖縄の人々を先住民族として認めるよう日本政府に勧告してきました。政府は、先住民族はアイヌの人々であるとして、勧告の撤回や修正を求めてきたと説明しています。沖縄の人々を先住民族とする国連の勧告について、国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2000-11)
沖縄と先住民族は国会でどれくらい議論されていますか? 2000年11月20日から2026年7月30日までに、国会会議録には沖縄と先住民族にふれた議員の質疑が24件、政府の答弁が16件あります。取り上げた議員は16人です(「沖縄 先住民族」「琉球 先住民族」を含む発言を数えたもの)。
数字で見る要点
- 質疑がいちばん多かったのは2026年の10件です。
- 党(会派)ごとの質疑は、参政 6件(25%)、旧民主・民進 5件(21%)、各派に属しない議員 3件(13%)の順に多くなっています。
- もっとも多くの日に取り上げた議員は、梅村みずほ(参政・2日)です。
- 直近の政府答弁は、2026年7月16日の参議院 環境委員会で、島田智明(外務大臣政務官)が答えたものです。
集め方:「沖縄 先住民族」「琉球 先住民族」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2000年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-18 14:07。
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
我が国政府として、沖縄県出身者が先住民又は先住民族であるとの認識は有しておらず、沖縄県出身者が先住民族であるとの認識が日本国内に広く存在するとは考えておりません。 実際、沖縄県内の複数の市議会等において、沖縄県出身者が先住民や先住民族であるとの認識は誤りであるとの抗議の声も上がっております。
我が国として、沖縄県出身者の方々、先住民又は先住民族であるとの認識は有しておらず、私もそのような考えを国内で一度も聞いたことありません。 そして、非自治地域の議論については、我が国として随時情報収集に努めておりますが、現時点では、委員御指摘のような国連が定める十七の非自治地域に沖縄を組み入れようとする動きがあるとは承知をしておりません。
御指摘の中国の発言については承知しておりまして、我が国政府として、繰り返しになりますが、沖縄県出身者が先住民又は先住民族であるとの認識は有しておらず、沖縄県出身者が先住民族であるとの認識が日本国内に広く存在するとも考えておりません。
直近の質疑
沖縄の先住民問題について取り上げたいと思います。 国連の自由権規約委員会及び人種差別撤廃委員会が、二〇〇八年以降、日本政府に対し、沖縄の人々を先住民族として認め、その権利を保護するよう求める勧告を計六回にわたり行ってきた問題です。
今日は、ほかの委員も取り上げていらっしゃいましたPFASの問題なんですけれども、私からは、国連の人種差別撤廃委員会や自由権規約委員会といったところを舞台に、先住民族としての琉球民族は日本と米軍に二重に植民地化された、私たちは米軍のPFOSのせいで安全な飲料水へのアクセスを阻害されているなどと主張する市民グループなどの働きかけによって、委員会から日本に、琉球民族を先住民だと認めろ、あるいは先住民の権利を守るべきだなどの勧告や報告書が出され… これ、二〇二二年の出来事なんですけれども、国連の環境問題に関する特別報告者が、沖縄にある米軍基地などから漏れ出した有機フッ素化合物PFOSが検出され続けていることが懸念されているとして問題視している。
時間の関係でちょっと問い三はすっ飛ばしまして、次にちょっと沖縄の話なんですが、二〇二五年十月九日の国連総会第三委員会で中国の国連次席大使が、沖縄の人々ら先住民に対する偏見や差別をやめるよう日本政府に促す発言をしておりますが、沖縄住民が先住民であることを示すエビデンスはございませんですね。 言語分析とかDNA解析、文化面等においてもそういうエビデンスはない、また沖縄県議会からも、沖縄の人々を先住民族とする国連勧告の撤回を求める決議が出されておりまして、学術研究面からも沖縄の自己認識の面からも先住民説は否定されるべきであるにもかかわらず、こういう発言が出ていると。
よくある質問
沖縄と先住民族は国会でどれくらい議論されていますか?
2000年11月20日から2026年7月30日までに、国会会議録には沖縄と先住民族にふれた議員の質疑が24件、政府の答弁が16件あります。取り上げた議員は16人です(「沖縄 先住民族」「琉球 先住民族」を含む発言を数えたもの)。
沖縄と先住民族を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?
議員の質疑24件を党(会派)ごとに数えると、参政 6件、旧民主・民進 5件、各派に属しない議員 3件の順です(発言時の会派で数えたもの)。
沖縄と先住民族を国会で多く取り上げた議員はだれですか?
取り上げた日数が多い順に、梅村みずほ(2日・最新 2026年7月16日)、喜納昌吉(2日・最新 2009年7月1日)、横田光弘(1日・最新 2026年4月15日)です。
政府は沖縄と先住民族について最近なんと答えていますか?
2026年7月16日の参議院 環境委員会で、島田智明(外務大臣政務官)が答弁しています。前後の文脈は会議録で確かめてください。
沖縄と先住民族が国会で最も多く議論されたのはいつですか?
件数が最も多かったのは2026年で、質疑10件・答弁6件でした。
会議録に繰り返し出てくる論点
- 国連の勧告に、政府はどう対応してきたか
- 沖縄の人々の意思を、どう確かめるか
- 国連での議論が外交や安全保障に使われることに、どう向き合うか
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2000年 | 1 | 0 | |
| 2001年 | 1 | 0 | |
| 2002年 | 0 | 0 | |
| 2007年 | 1 | 1 | |
| 2008年 | 1 | 0 | |
| 2009年 | 1 | 3 | |
| 2010年 | 1 | 0 | |
| 2014年 | 3 | 2 | |
| 2016年 | 2 | 1 | |
| 2019年 | 0 | 2 | |
| 2022年 | 1 | 0 | |
| 2023年 | 0 | 0 | |
| 2025年 | 2 | 1 | |
| 2026年 07月まで | 10 | 6 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 梅村みずほ 議員ページ 参議院 | 参政党 | 2 | 3 | 2 | 2026-07-16 |
| 喜納昌吉 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 2 | 2 | 2 | 2009-07-01 |
| 横田光弘 議員ページ 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 3 | 1 | 2026-04-15 |
| 糸数慶子 参議院 | 各派に属しない議員 | 1 | 3 | 1 | 2014-10-16 |
| 宮崎政久 議員ページ 衆議院 | 自由民主党 | 1 | 2 | 1 | 2016-04-27 |
| 伊藤恵介 愛知 衆議院 | 参政党 | 1 | 1 | 1 | 2026-07-30 |
| 松田学 議員ページ 参議院 | 参政党 | 1 | 1 | 1 | 2026-06-16 |
| 勝部賢志 議員ページ 参議院 | 立憲民主・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2026-05-22 |
| 鈴木宗男 議員ページ 参議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2026-04-24 |
| 安達悠司 議員ページ 参議院 | 参政党 | 1 | 1 | 1 | 2025-12-05 |
| 上村英明 衆議院 | れいわ新選組 | 1 | 1 | 1 | 2025-11-19 |
| 水岡俊一 議員ページ 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 1 | 1 | 2022-01-20 |
| 松岡徹 参議院 | 民主党・新緑風会・国民新・日本 | 1 | 1 | 1 | 2010-03-16 |
| 鳩山由紀夫 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2007-10-03 |
| 植田至紀 衆議院 | 社会民主党・市民連合 | 1 | 1 | 1 | 2001-11-29 |
| 岡崎トミ子 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2000-11-20 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 田中宏 | 北海道弁護士会連合会理事長 | 1 | 1 | 2002-07-25 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 茂木敏充 | 外務大臣 | 2 | 2 |
| 門脇仁一 | 外務省大臣官房参事官 | 1 | 2 |
| 安倍晋三 | 内閣総理大臣 | 1 | 2 |
| 岸田文雄 | 外務大臣 | 1 | 2 |
| 鳩山由紀夫 | 内閣総理大臣 | 1 | 2 |
| 島田智明 | 外務大臣政務官 | 1 | 1 |
| 大西洋平 | 外務大臣政務官 | 1 | 1 |
| 黄川田仁志 | 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助) | 1 | 1 |
| 飯島俊郎 | 外務省大臣官房参事官 | 1 | 1 |
| 中曽根弘文 | 外務大臣 | 1 | 1 |
| 福田康夫 | 内閣総理大臣 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、沖縄と先住民族を国会で取り上げているのは次の議員です。
愛知の46人の発言はことがら「安全保障」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
発言のあゆみ
二〇一九年五月にはアイヌ施策推進法が成立し、アイヌの人々を先住民族と法律上初めて明記しました。 二〇二一年十月、国連総会に提出された国連人権理事会のファビアン・サルビオリ特別報告者による報告書では、略奪された先住民族の文化遺産、例えば儀式用の物品や遺骨の盗掘は、公正で透明性のある方法で先住民族の皆さんに送還する必要があると指摘しています。
なお、お手元に配付いたしましたとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、海外の人権機関に沖縄の人々が先住民族という前提で人権の保護を訴える際、保護対象に対する誤解を回避することに関する陳情書外八件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、幼児教育・保育の無償化制度に関する意見書外二十七件であります。
北海道、東北、北陸、九州で三倍以上、四国で四倍以上、沖縄では五倍以上に増えています。 広くアイヌ文化を発信する拠点を白老町に整備し、アイヌの皆さんが先住民族として誇りを持って生活できるよう取り組みます。
北海道、東北、北陸、九州で三倍以上、四国で四倍以上、沖縄では五倍以上に増えています。 広くアイヌ文化を発信する拠点を白老町に整備し、アイヌの皆さんが先住民族として誇りを持って生活できるよう取り組みます。
ただ、多くの沖縄県民、ほとんどと言った方がいいんじゃないのかもしれないですけれども、先住民族だと思っていませんし、ましてや、一億三千万人の日本人が、沖縄県民というのは先住民族なんだというふうに思っている人はいないと私は思っています。 先ほども申し上げたように、日本人全体が恐らく知らない、皆さんは知らないと思いますけれども、知らないばかりか、言われている沖縄県民もほとんど知らないというような状況で、勝手に先住民族として扱われているということなわけであります。
沖縄に住んでいる人々は、長い歴史の中で特色豊かな文化、伝統が受け継がれていると認識しておりますが、政府として先住民族として認識している人々は、アイヌの人々以外には存在いたしません。
まず最初に、国連から我が国政府に対して、沖縄県民は日本の先住民族であるとして、さまざまな措置を講ぜよと勧告を受けているという問題について取り上げたいと思っております。 二〇〇八年、平成二十年十月以降、国連から日本政府に対して複数回にわたって、沖縄県民が先住民族であるとして勧告がなされております。
沖縄の県民の心に寄り添うというふうにおっしゃっておりますけれども、沖縄の県民の八〇・二%が、現在政府がやっております、この強行的に今行っております辺野古への新基地建設、あるいは高江のヘリパッドについても県民の思いというのが今政府に届いていないというのが、実際には現実的に行われております。 そういうところで、沖縄ではやはりこれが構造的な差別ではないか。
先ほども申し上げましたが、先住民族につきましては、現在のところ国際的に確立した定義はございません。 そして、在沖縄米軍を含むこの在日米軍の抑止力は我が国の安全、ひいては地域の平和と安全の確保に不可欠であるわけですが、その上で、沖縄の負担の軽減、これは現政権にとりましても最優先で取り組むべき課題であると認識をしております。
全てひとしく対応しているということでありますけれども、沖縄県民に対しましては、これは二〇一〇年の三月の九日に、国連人種差別撤廃委員会は沖縄について踏み込んだ見解を出しております。 これは、まず、沖縄への米軍基地の不均衡な集中は現代的な形の人種差別であり、沖縄の人々が被っている根強い差別に懸念を表明する、日本政府に対しましては、沖縄の人々の権利保護、さらには促進や差別監視のために沖縄の代表者と幅広く協議するように勧告をしております。
しかしながら、先住民族については、現在のところ国際的に確立した定義はなく、実際、先住民族の権利に関する国際連合宣言においても先住民族の定義について記述はございません。 いずれにしましても、沖縄の方々もひとしく日本国民であり、日本国民としての権利を全てひとしく保障されているものと認識をしております。
私は、先住民族の権利とそして沖縄の現状について冒頭にお伺いをしたいと思います。 日本全土の面積の僅か〇・六%に満たない沖縄県に在日米軍専用施設の七四%が集中しており、現在、普天間飛行場代替施設の建設が沖縄県民の多くの反対を押し切って名護市辺野古沖で強行されています。
その中の一部を抜粋をしていますが、特に日本の報告の中で、アイヌの人たちを先住民族として認めたことは高い評価を受けています。 しかし、日本にはまだ沖縄の人たちとか部落問題というものの先が見えないと言っていますね。
また、職場や子育てなど、あらゆる面での男女共同参画を進め、すべての人々が偏見から解放され、分け隔てなく参加できる社会、先住民族であるアイヌの方々の歴史や文化を尊重するなど、多文化が共生をし、だれもが尊厳を持って生き生きと暮らせる社会を実現することが私の進める友愛政治の目標となります。 とりわけ在日米軍再編につきましては、安全保障上の観点も踏まえつつ、過去の日米合意などの経緯も慎重に検証した上で、沖縄の方々が今日まで背負ってこられた負担、苦しみや悲しみに十分に思いを致しながら、地元の皆様の思いをしっかりと受け止めながら真剣に取り組んでまいります。
また、職場や子育てなど、あらゆる面での男女共同参画を進め、すべての人々が偏見から解放され、分け隔てなく参加できる社会、先住民族であるアイヌの方々の歴史や文化を尊重するなど、多文化が共生をし、だれもが尊厳を持って生き生きと暮らせる社会を実現することが、私の進める友愛政治の目標となります。 とりわけ、在日米軍再編につきましては、安全保障上の観点も踏まえつつ、過去の日米合意などの経緯も慎重に検証した上で、沖縄の方々が背負ってこられた負担、苦しみや悲しみに十分に思いをいたし、地元の皆様の思いをしっかりと受けとめながら、真剣に取り組んでまいります。
人権問題については一昨年、国連総会で先住民族の権利に関する国際連合宣言が採択されているんですね。 しかし、事の本質はそうではなくして、先住民族の悲劇でありまして、先住民族の魂の中には地球が健康のまま記憶に残っているという、だから地球運営の案内人であるという、文明社会が地球から離れてしまったという、エデンの園以降、アダムとイブ以降、自然から離れてしまった世界に案内してくれる一つのスピリットを持っているということなんですね。
実際、この建設予定地におきましては、沖縄県が実施した文化財試掘調査の結果、埋蔵文化財が確認されましたことから、我が国文化財保護法の手続にのっとって、沖縄県などの協力を得て、埋蔵文化財の発掘調査が進められているところと承知をいたしております。 アイヌの人々につきましては、御承知のとおり、昨年の六月六日の衆参両院におけるアイヌ民族を先住民族とすることを求める決議、これの採択を受けまして、アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会を開催し、これまで四回の会合が開催をされております。
すべての人が平等に生きる権利をで国際先住民族権利宣言に言及していますが、私もかねてより先住民の運動にはかかわってきたんですね。 九三年の国際先住民年に、沖縄で世界の先住民を集め、イベントをしたこともあります。
次に、沖縄の集団自決に関する教科書検定についてのお尋ねがございました。 御指摘の宣言には先住民族を定義づける記述はなく、アイヌの人々が同宣言に言う先住民族であるかについては結論を下せる状況にはございません。
さらに、最近、沖縄戦における集団自決に関する日本軍の関与についての教科書記述が削除される問題が大きな議論になっています。 四日前の沖縄県民大会では、十一万人の沖縄県民が集結をいたしました。
この数字の読み方
この道具の作り方