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前原誠司議員の質問と、政府の答弁

2023年3月15日 衆議院 財務金融委員会 第9号。「基礎控除の引き上げ・物価連動(年収の壁)」の国会トラッカーから、この1件を取り出しました。

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質問

他の国は上がっていて、そして物価も上がるということになれば、例えば、輸入物価も上がる、日本の賃金は変わらない。そうすると、日本の実質賃金、実質可処分所得は減り続けるということになります。また、優秀な人材は海外に流出をし、外国人労働者は日本をマーケットとして選ばないといった、様々な問題点があります。今日は八年ぶりに政労使の会談が行われるということで、いい成果を求めたいと思いますし、また、今日は春闘の集中回答日ということで、基本的には賃金というのは労使の関係で決まるものでありますけれども、政治の世界でしっかりとやれることについてはやらなければいけない。その観点から、年収の壁について取り上げたいと思います。まず、皆様方にお配りをしている資料、一ページを御覧いただきたいと思います。

答弁

財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融) 鈴木俊一

いわゆる百三万円の壁と呼ばれます所得税の配偶者控除の問題につきましては、配偶者の所得の大きさに応じて控除額を段階的に減少させる配偶者特別控除により、配偶者の収入が百三万円を超えても世帯の手取り収入が逆転しない仕組みとなっており、税制上、いわゆる百三万円の壁は解消をいたしております。また、平成二十九年度税制改正において、配偶者控除等における控除が満額適用できる配偶者の給与収入の上限を百三万円から百五十万円に引き上げる見直しを行っており、現在では、百五十万円までは控除額三十八万円が満額適用を受けられ、百五十万円を超えると配偶者特別控除の額が段階的に減少するという仕組みになっております。したがいまして、前原先生御指摘の百三万円、百五十万円のいずれにおきましても、配偶者の収入増による税負担の増が世帯全体としての収入の増を上回ることはない仕組みとなっており、税制におきましては、働きたい人が就業調整…

抜粋は会議録の文をそのまま切り出したもので、要約していません。答弁は「質問の直後の政府側の発言」を機械的に取り出したもので、一つの質問に複数の論点があるときは、別の論点への答弁であることがあります。全文は会議録でご確認ください。

前原誠司議員の「基礎控除の引き上げ・物価連動(年収の壁)」のほかの質問

  • 2025年2月17日 予算委員会
    我々は二つ問題意識を持っておりまして、一つは、働き控えを起こしている年収の壁の問題であります。
  • 2025年1月27日 本会議
    本来であれば、国全体で高校の無償化を進め、全国一律で教育水準を引き上げ、教育、子育ての大幅な負担軽減を実現するべきでは…
  • 2024年12月3日 本会議
    教育無償化は、未来の日本を支える子育て世帯や現役世代の負担軽減としても、減税や年収の壁解消以上に重要な施策でもあります。
  • 2023年6月9日 財務金融委員会
    厚生労働副大臣にお越しをいただいておりますが、私はこの委員会で年収の壁について質問させていただいておりまして、この年収…
  • 2023年4月18日 財務金融委員会
    その上で、物価目標を安定的に達成するためには、私はやはり賃金が上がることが必要だと思いますね。
  • 2023年3月29日 財務金融委員会
    実は、前々回のこの委員会で年収の壁の質問をさせていただいて、そのときは厚生労働省からは伊佐副大臣がお越しをいただいたわ…
  • 2023年3月29日 財務金融委員会
    物価上昇を割り引いた実質賃金はむしろ下がっている。五%下がっている。一番上がったのは、総裁、何だと思われますか。
  • 2023年2月21日 財務金融委員会
    例えば、年収の壁の問題とか、N乗N分の話についても検討の俎上にのせるとか、様々な議論が出ていますけれども、そもそもの議…

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