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赤い羽根共同募金は国会でどう議論されたか
共同募金(赤い羽根)は、社会福祉法に基づき、都道府県の区域ごとに毎年1回、厚生労働大臣の定める期間に行う寄附金の募集です(第112条)。行えるのは社会福祉法人である共同募金会だけで(第113条)、寄附金の配分には配分委員会の承認が必要、国と地方公共団体は配分に干渉してはならないとされ(第117条)、配分を終えたら1か月以内に募金の総額と配分先・金額を公告します(第120条)。2026年9月には北海道共同募金会で、元事務局長による着服などあわせて約2億5千万円の使途不明が報じられました。国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2010-02)
集め方:「共同募金」「赤い羽根」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2010年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の45人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-09-30 00:57。
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
例えば、そもそもボランティア活動は個人の自主性に基づく活動であること、民間の補助制度を含め様々な支援があり得る中で国費による支援という手段が適当なのかというようなものでございますが、中央共同募金会等、他の民間団体の補助の仕組みで宿泊費等が支援されていること等を踏まえ、今般の被災者支援団体への交通費補助事業では補助対象を交通費に限定をしたところでございます。
委員御指摘のように、当初、中央共同募金会からの資金交付に先立って、石川県の共同募金会の方から市町の災害ボランティアセンターに、これは当座のお金ということだと思いますけれども、まずは百万円ずつ分配したというようなことだというふうに承知をしておりまして、ただ、その金額に活動資金が制限されたものではないというふうに聞いておるところでございます。 今委員からも御紹介いただきましたように、先日の答弁と重なりますけれども、その後、実際に災害ボランティアセンターの運営資金として石川県県民ボランティア基金の方から数億円規模の資金を取り崩すことを一月中に決定し、ボランティアバスの借り上げとか機材購入等の必要な活動経費に充てていらっしゃるところでございますし、また、全国の共同募金会においても、今回の災害を受けて、各都道府県の共同募金会が積み立てている災害等準備金から三・三億円を石川県と富山県…
また、全国の共同募金会におきましても、今回の災害を受けて、各都道府県の共同募金会が積み立てている災害等準備金から三・三億円を石川県と富山県の共同募金会に交付することを二月上旬に決定し、順次送金されているというふうに伺っております。 委員御指摘いただいた百万円という金額でございますけれども、この中央共同募金会の交付決定に先立ち、石川県の共同募金会が手元の資金を十一市町の災害ボランティアセンターに分配した際の金額を指しているものと考えられますけれども、この金額に活動資金が制限されたものではないというふうに承知をしております。
直近の質疑
おおむね十億円規模でこちらの方はかかったということなんですけれども、石川県については、共同募金会の災害等準備金に加えまして、ロシアのナホトカ号重油流出事故のときに義援金と県の補助で県独自に設置をした県民ボランティア基金、この蓄えがあったのでたまたましのぐことができたというふうに伺っております。
そういった意味で、交通費補助における、既に民間部門では助成制度があって、赤い羽根、日本財団等があるというふうなことを教えていただきました。
会議録に繰り返し出てくる論点
- 共同募金会の会計や事務局の経費を、だれがどう監査するか(配分の公告だけで足りるか)
- 不正があったとき、所轄庁の指導監督と解散命令(第121条)をどう使うか
- 寄附した人に、使い道をどこまで細かく示すか
- 信頼が揺らいだとき、配分を受けてきた地域の福祉団体の活動をどう守るか
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2010年 | 0 | 1 | |
| 2011年 | 12 | 14 | |
| 2012年 | 0 | 0 | |
| 2013年 | 2 | 1 | |
| 2015年 | 1 | 1 | |
| 2016年 | 4 | 2 | |
| 2017年 | 0 | 3 | |
| 2018年 | 1 | 1 | |
| 2019年 | 2 | 3 | |
| 2020年 | 1 | 2 | |
| 2021年 | 1 | 0 | |
| 2022年 | 1 | 0 | |
| 2024年 | 3 | 2 | |
| 2025年 06月まで | 3 | 1 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芳賀道也 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 3 | 3 | 1 | 2024-06-19 |
| 山本太郎 参議院 | れいわ新選組 | 2 | 2 | 2 | 2025-03-10 |
| 山本香苗 参議院 | 公明党 | 2 | 2 | 2 | 2019-11-07 |
| 谷合正明 参議院 | 公明党 | 2 | 2 | 2 | 2016-05-02 |
| 杉本かずみ 衆議院 | みんなの党 | 2 | 2 | 2 | 2013-04-19 |
| 石田祝稔 衆議院 | 公明党 | 2 | 2 | 1 | 2011-04-14 |
| 宮本徹 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 2 | 1 | 2016-05-18 |
| 菅原一秀 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 2 | 1 | 2011-05-25 |
| 藤村修 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 2 | 1 | 2011-05-23 |
| 河西宏一 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2025-06-06 |
| 杉本和巳 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2025-04-16 |
| 水岡俊一 参議院 | 立憲民主・社民 | 1 | 1 | 1 | 2022-03-07 |
| 森夏枝 衆議院 | 日本維新の会・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2021-06-11 |
| 宮崎勝 参議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2020-06-15 |
| 吉田豊史 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2016-12-13 |
| 小川淳也 衆議院 | 民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2015-03-06 |
| 難波奨二 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2011-12-06 |
| 大島九州男 参議院 | 民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2011-08-03 |
| 小泉進次郎 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2011-05-30 |
| 西博義 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2011-05-17 |
| 稲津久 衆議院 | 公明党 | 1 | 1 | 1 | 2011-04-21 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 栗田暢之 | 特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)代表理事 | 1 | 1 | 2025-04-15 |
| 奥野総一郎 | 1 | 1 | 2025-01-31 | |
| 坂庭國晴 | 国民の住まいを守る全国連絡会代表幹事 | 1 | 1 | 2024-03-26 |
| 武田政義 | 社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会会長 | 1 | 1 | 2012-06-05 |
| 天野忠正 | 全国商工会連合会理事/宮城県商工会連合会会長 | 1 | 1 | 2011-05-25 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 細川律夫 | 厚生労働大臣 | 6 | 6 |
| 高橋謙司 | 内閣府政策統括官 | 2 | 2 |
| 根本匠 | 厚生労働大臣 | 2 | 2 |
| 定塚由美子 | 厚生労働省社会・援護局長 | 2 | 2 |
| 清水美智夫 | 厚生労働省社会・援護局長 | 2 | 2 |
| 坂井学 | 国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策) | 1 | 1 |
| 加藤勝信 | 厚生労働大臣 | 1 | 1 |
| 谷内繁 | 厚生労働省社会・援護局長 | 1 | 1 |
| 石田真敏 | 総務大臣・内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度) | 1 | 1 |
| 山本順三 | 国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災) | 1 | 1 |
| 塩崎恭久 | 厚生労働大臣 | 1 | 1 |
| 加藤久喜 | 内閣府政策統括官 | 1 | 1 |
| 中村裕一郎 | 内閣府政策統括官付参事官 | 1 | 1 |
| 日原洋文 | 内閣府政策統括官 | 1 | 1 |
| 西藤公司 | 厚生労働省大臣官房審議官 | 1 | 1 |
| 福田昭夫 | 総務大臣政務官 | 1 | 1 |
| 櫻井充 | 財務副大臣 | 1 | 1 |
| 尾立源幸 | 財務大臣政務官 | 1 | 1 |
| 岡本充功 | 厚生労働大臣政務官 | 1 | 1 |
| 片山善博 | 総務大臣・内閣府特命担当大臣(地域主権推進) | 1 | 1 |
| 野田佳彦 | 財務大臣 | 1 | 1 |
| 小川淳也 | 総務大臣政務官 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の45人には、このことがらの質疑がまだありません。
愛知の45人の発言はことがら「医療と介護」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
制度そのものを調べるなら
事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。
発言のあゆみ
おおむね十億円規模でこちらの方はかかったということなんですけれども、石川県については、共同募金会の災害等準備金に加えまして、ロシアのナホトカ号重油流出事故のときに義援金と県の補助で県独自に設置をした県民ボランティア基金、この蓄えがあったのでたまたましのぐことができたというふうに伺っております。
例えば、そもそもボランティア活動は個人の自主性に基づく活動であること、民間の補助制度を含め様々な支援があり得る中で国費による支援という手段が適当なのかというようなものでございますが、中央共同募金会等、他の民間団体の補助の仕組みで宿泊費等が支援されていること等を踏まえ、今般の被災者支援団体への交通費補助事業では補助対象を交通費に限定をしたところでございます。
そういった意味で、交通費補助における、既に民間部門では助成制度があって、赤い羽根、日本財団等があるというふうなことを教えていただきました。
やはり私たちもお金は必要なんですけれども、いろいろな財源を災害時に得て、それこそ、沢渡さんのところの日本財団とか、赤い羽根とか、いろいろなところにお世話になって、そうした寄附金なんかも含めて、それが私たちの特徴なんだろうなというふうにも思います。
八億円を赤い羽根に寄附したとか、あるいは、政倫審も精力的に開いていますが、全く事実は解明されていない。
確かに、赤い羽根のボランティアサポート基金、日本財団等といった助成団体もありますが、しかし、その助成対象となるNPOにも限りがあります。
委員御指摘のように、当初、中央共同募金会からの資金交付に先立って、石川県の共同募金会の方から市町の災害ボランティアセンターに、これは当座のお金ということだと思いますけれども、まずは百万円ずつ分配したというようなことだというふうに承知をしておりまして、ただ、その金額に活動資金が制限されたものではないというふうに聞いておるところでございます。 今委員からも御紹介いただきましたように、先日の答弁と重なりますけれども、その後、実際に災害ボランティアセンターの運営資金として石川県県民ボランティア基金の方から数億円規模の資金を取り崩すことを一月中に決定し、ボランティアバスの借り上げとか機材購入等の必要な活動経費に充てていらっしゃるところでございますし、また、全国の共同募金会においても、今回の災害を受けて、各都道府県の共同募金会が積み立てている災害等準備金から三・三億円を石川県と富山県…
そのとき、内閣府の方からは、全国の共同募金会から一月末になって三億三千万円の募金が石川県と富山県の共同募金会に交付されたこと、それから、石川県内の災害ボランティアセンターの分配に当たって、一か月間百万円上限という制限はされていなかったと承知しているという答弁がありました。
また、全国の共同募金会におきましても、今回の災害を受けて、各都道府県の共同募金会が積み立てている災害等準備金から三・三億円を石川県と富山県の共同募金会に交付することを二月上旬に決定し、順次送金されているというふうに伺っております。 委員御指摘いただいた百万円という金額でございますけれども、この中央共同募金会の交付決定に先立ち、石川県の共同募金会が手元の資金を十一市町の災害ボランティアセンターに分配した際の金額を指しているものと考えられますけれども、この金額に活動資金が制限されたものではないというふうに承知をしております。
一般的に災害ボランティアセンターの運営には数千万円単位の資金が必要で、災害時は石川県共同募金会などから運営費が本来支給されるはずでしたが、一か月以上にわたり提供されないばかりか、ようやく支給された際も上限百万円までと制限されたと聞いています。 通常は三百万円から数千万円までの支給を共同募金会などから受けて災害ボランティアセンターを運営するのが普通だということですが、理由は分からないものの、当初は百万円を超える金額の支給が拒まれてしまったということです。
初期費用の支援などを共同募金会から助成金二百万円を利用してやった、二世帯の母子を支援した。
至らぬ考えですけれども、例えば、赤い羽根募金に倣って、ウクライナの青、黄色を模した羽根をみんなが胸に付けながら、支援、募金を募っていくというようなことも見える化の一つだと、こういうふうに思います。
赤い羽根であったり緑の羽根の募金活動であったり、ああいったものは、皆さん、認知を大分されているかなというふうにも思うんですけれども、例えばですけれども、青いものを身に着けるとか、ブルーリボンを身に着けるといったような、そういう拉致を考える、拉致対策月間とか拉致対策週間のような、国民みんなで拉致のことを考える、取り組む、そんなイベントといいますか、そういうこともあってもいいのかと思いますので、是非、この時間のない、最重要課題である拉致問題…
また、ボランティアセンターの設置、運営の経費については、共同募金会などからの支援金などが充てられておりますけれども、安定した活動を行うには、我が党の同僚の山本香苗議員なども再三訴えておりますように、国による支援が必要だというふうに考えております。
加えて、共同募金会にもいろいろ御協力をいただきまして、更に五月からは事業を拡充するということでありますので、私どもとしてもそうした共同募金会の動きに対して経済界に対しても協力要請を行う、こういったこともさせていただいております。
先週の金曜日に大臣から閣議後の記者会見で発表していただいたものでございますけれども、ちょっと今資料がございませんであれですけれども、中央共同募金会並びに都道府県共同募金会のスキームを使いまして、そういったところに御寄附をいただいたその御寄附を、例えば子供や家族の緊急支援活動の応援に使ったり、さらにフードバンク活動応援に使ったり、そういったスキームにつきまして先週の金曜日に発表させていただいているところでございます。
今回、災害ボランティアセンターの設置、運営に加えて、応援職員派遣の旅費と宿泊費についても共同募金を原資とする災害等準備金で賄うこととなったと伺いました。
数字的に見ましても、ふるさと納税の適用者数は先ほど申し上げた数字ですけれども、条例で定めるものに対する寄附ということで、都道府県民税あるいは市町村民税についても毎年ふえておりますし、共同募金会、日本赤十字社に対する寄附においても人数はふえてきておりまして、寄附文化の醸成につながるという効果があらわれているものと考えております。
この災害ボランティアセンターに対しては、地方自治体による財政支援のほか、各県の共同募金会が社会福祉法の規定による災害等準備金を活用して活動資金を支援しております。 その運営上の課題については、中央共同募金会、全国社会福祉協議会、被災自治体から意見を伺っているところであります。
この数字の読み方
この道具の作り方