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福島伸享議員の質問と、政府の答弁

2022年6月3日 衆議院 国土交通委員会 第17号。「自動運転の社会実装」の国会トラッカーから、この1件を取り出しました。

質問と答弁のカード

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質問

次に、藤田先生にお聞きしたいんですけれども、先生の書かれた「自動運転と法」という本の一部を読ませていただいて、その中で、特に、今、自動運転というのが進んでいますよね。自動運転技術が進化すると、責任を負う者がいなくなり、自賠責の枠組みが維持できなくなるということはないとこの本には書いてあるので、引き続き自賠責が維持されるんだということはおっしゃっています。しかし、運転の自動化が進展すると、運転者、運行供用者の過失とは扱われなくなる反面、自動運転装置が事故防止のために十分機能しなかった、そういう理由で、自動車の構造上の欠陥で取り扱われる場合があるというようなこと、要するに、自賠責保険から恐らくPL法的なものに変わっていく比率が大分高まっていくんじゃないかなと私は想定したんですけれども、これは、自動運転が進むと自賠責保険というのは将来どうなると予想されるでしょうか。

答弁

東京大学大学院法学政治学研究科教授 藤田友敬

しかし、この人が一旦責任追及をされた後、メーカーがそもそも安全性のない自動運行装置を提供したんでしょうとPL法で求償しようとすると、自分が欠陥を証明しなきゃいけない。欠陥がないことの証明を押しつけられ、欠陥の証明を押しつけられるということになって、結局、全く自分がコントロールできないようなリスクについて、一般消費者である自動車ユーザーが負担するリスクがあるというのが、あの本の中で訴えた一つの大きな問題でした。どう解決するかということは、なかなか解が見えません。製造物責任法に行くんだというと、何で特定の商品だけ欠陥の証明責任を例えばメーカーが負うんだといった議論につながるかもしれません。これは国の事業で、今の政府保障事業のようなところに組み入れるんだというと、そういうお金の使い方でいいんですかという議論がもちろん出てくるでしょう。かといって、自賠法上の責任を簡単に免除してしまうと、責任主体…

抜粋は会議録の文をそのまま切り出したもので、要約していません。答弁は「質問の直後の政府側の発言」を機械的に取り出したもので、一つの質問に複数の論点があるときは、別の論点への答弁であることがあります。全文は会議録でご確認ください。

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