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デジタル民主主義の国会答弁と質疑

大量の意見をAIで整理して政策に反映させる「ブロードリスニング」や、行政の意思決定を開いていく「デジタル民主主義」が、国会でも語られるようになりました。台湾のvTaiwanやPolisを引きながら、日本の制度にどう入れるかが問われています。だれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを会議録から機械的に集めて並べます。

22議員の質疑
4政府の答弁
19取り上げた
議員
2026最新 07-08
(最初 2016-05)
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デジタル民主主義は国会でどれくらい議論されていますか? 2016年5月19日から2026年7月8日までに、国会会議録にはデジタル民主主義にふれた議員の質疑が22件、政府の答弁が4件あります。取り上げた議員は19人です(「デジタル民主主義」「ブロードリスニング」「熟議民主主義」「市民参加型 合意形成」を含む発言を数えたもの)。

数字で見る要点

  • 質疑がいちばん多かったのは2021年の5件です。直近の2026年は4件です。
  • 党(会派)ごとの質疑は、立憲民主 8件(36%)、国民民主 4件(18%)、自民 3件(14%)の順に多くなっています。
  • もっとも多くの日に取り上げた議員は、郡山りょう(立憲民主・2日)です。
  • 直近の政府答弁は、2026年6月22日の衆議院 予算委員会で、高市早苗(内閣総理大臣)が答えたものです。

集め方:「デジタル民主主義」「ブロードリスニング」「熟議民主主義」「市民参加型 合意形成」「オープンガバメント」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2016年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-11-02 02:42。

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いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年6月22日衆議院 予算委員会第15号高市早苗自由民主党・無所属の会内閣総理大臣答弁

うちの秘書の認識ですけれども、何かブロードリスニングという国民の声を集める企画がある、そのアプリの中でのインセンティブということでポイントがつくという話を聞いたことはあるけれども、サナエトークンという名前をつけた暗号資産が取引される、発行されるなどということを聞いたこともなければ、承認をしたこともないということでございます。

2026年3月24日参議院 財政金融委員会第2号堀本善雄金融庁総合政策局長答弁

金融庁が個別の事案に具体的にどのように対応しているかについての回答は差し控えさせていただきますが、サナエトークンの発行に関連している事業者でございますノーボーダーDAO等の発表したところによりますと、本年二月二十五日、同社が推進しているジャパン・イズ・バック・プロジェクト、これはブロードリスニング機能を使って民意を政策決定者に届けようとするプロジェクトだと同社としては発表しておりますけれども、これの一環としてサナエトークンが発行されたこ…

2025年4月9日参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会第4号平将明自由民主党・無所属の会デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(規制改革)答弁

例えば今、政治の世界では、ブロードリスニングみたいなものも出てまいりました。

直近の質疑

2026年7月8日参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会第8号郡山りょう立憲民主・無所属

やはりデジタル民主主義等をしっかりと今後動かしていくに当たっては、こういった生成AIによる主導を、引っ張っていくような、こういったところをどうスクリーニングして、声の大きいではなくて、それは多分コメントの数が大きいになるのかもしれませんが、そこをどうスクリーニングして、正しいあるべきEBPMに基づいた政策決定をしていくのかというのは今後の私も課題だと感じていますので、私もしっかりと考えて意見を発していければと思っております。

2026年4月15日参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会第2号郡山りょう立憲民主・無所属

資料の三ページ、提言の地域にとって望ましい再エネの適切な推進のためにということで、片括弧一の二ポツ目、地域主導、市民参加型の仕組みと中間支援を構築していかなければならないとあるんですが、一方で、例えばこの地域主導には自治体の協力欠かせないんですが、鬼木筆頭理事の昨年の予算委員会の質問にあったように、自治体によっては、例えばここに大きく関わる建設や土木の担当者が不在であったり、一方で市民参加型と、私も経験あるんですが、自治会ですね、コミュ…

2026年4月9日衆議院 安全保障委員会第2号山田瑛理チームみらい

そして、国民の理解度を把握するというところでいいますと、ブロードリスニングといった、例えばAIを使って国民の声を収集、分析、そして可視化する手法を活用すれば、どこが理解されていて、どこに国民の皆様は不安や疑問が残っているのか、把握することが容易になります。 現状の防衛予算に関する情報提供は、国民が積極的に取りに行かなければ得られない構造になっておりますので、ダッシュボードでまず調べれば分かる状態をつくって、ブロードリスニングで理解度を把握する。

よくある質問

デジタル民主主義は国会でどれくらい議論されていますか?

2016年5月19日から2026年7月8日までに、国会会議録にはデジタル民主主義にふれた議員の質疑が22件、政府の答弁が4件あります。取り上げた議員は19人です(「デジタル民主主義」「ブロードリスニング」「熟議民主主義」「市民参加型 合意形成」を含む発言を数えたもの)。

デジタル民主主義を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?

議員の質疑22件を党(会派)ごとに数えると、立憲民主 8件、国民民主 4件、自民 3件の順です(発言時の会派で数えたもの)。

デジタル民主主義を国会で多く取り上げた議員はだれですか?

取り上げた日数が多い順に、郡山りょう(2日・最新 2026年7月8日)、中谷一馬(2日・最新 2023年3月29日)、自見はなこ(2日・最新 2022年5月24日)です。

政府はデジタル民主主義について最近なんと答えていますか?

2026年6月22日の衆議院 予算委員会で、高市早苗(内閣総理大臣)が答弁しています。答弁の一文:「うちの秘書の認識ですけれども、何かブロードリスニングという国民の声を集める企画がある、そのアプリの中でのインセンティブということでポイントがつくという話を聞いたことはあるけれども、サナエトークンという名前をつけた暗号資産が取引される、発行されるなどということを聞いたこともなければ、承認をしたこともないということでございます。」前後の文脈は会議録で確かめてください。

デジタル民主主義が国会で最も多く議論されたのはいつですか?

質疑と答弁を合わせた件数が最も多かったのは2026年で、質疑4件・答弁2件でした。議員の質疑だけで数えると、2021年の5件がいちばん多くなります。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • 意見の募集(パブリックコメント)をAIで整理することの是非と、その透明性
  • 少数意見を切り捨てない仕組みをどう担保するか
  • 熟議の場に出てこない人の声をどう拾うか
  • 使う道具をオープンソースにするか、特定の事業者に依存しないか

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2016年10
2019年11
2021年50
2022年30
2023年20
2024年20
2025年41
2026年 07月まで42

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
郡山りょう 議員ページ
参議院
立憲民主・無所属2222026-07-08
中谷一馬
衆議院
立憲民主党・無所属2212023-03-29
自見はなこ 議員ページ
参議院
自由民主党・国民の声2222022-05-24
山田瑛理 議員ページ
衆議院
チームみらい1112026-04-09
伊佐進一 議員ページ
衆議院
中道改革連合・無所属1112026-03-04
礒崎哲史 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-04-09
伊藤孝恵 愛知
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-03-07
川合孝典 議員ページ
参議院
国民民主党・新緑風会1112025-01-29
西岡秀子 議員ページ
衆議院
国民民主党・無所属クラブ1112025-01-28
高木かおり 議員ページ
参議院
日本維新の会・教育無償化を実現する会1112024-06-11
倉林明子
参議院
日本共産党1112024-02-19
末次精一
衆議院
立憲民主党・無所属1112023-05-23
森山浩行
衆議院
立憲民主党・無所属1112022-03-31
音喜多駿
参議院
日本維新の会1112022-03-08
泉健太 議員ページ
衆議院
立憲民主党・無所属1112021-12-08
伊藤岳
参議院
日本共産党1112021-05-12
山田太郎 議員ページ
参議院
自由民主党・国民の声1112021-04-14
城井崇
衆議院
立憲民主党・無所属1112021-03-24
横山信一 議員ページ
参議院
公明党1112016-05-19

参考人として意見を述べた人

委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。

名前肩書(会議録の表記)日数件数日付
山下紀明特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所主任研究員/名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程112026-04-15
安野貴博一般財団法人GovTech東京アドバイザー112025-04-16

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
高市早苗内閣総理大臣11
堀本善雄金融庁総合政策局長11
平将明デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(規制改革)11
平井卓也内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策)11

愛知の議員は

愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、デジタル民主主義を国会で取り上げているのは次の議員です。

愛知の46人の発言はことがら「デジタルと科学技術」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

制度そのものを調べるなら

事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。

発言のあゆみ

全部 28 質疑 22 答弁 4 参考人 2 新しい順

2021年12月8日衆議院 本会議第2号泉健太立憲民主党・無所属

国民に開かれた政府、オープンガバメントによる課題解決を目指してまいります。

2021年5月12日参議院 本会議第21号伊藤岳日本共産党

また、EUでは、自分のデータを自分で管理するデジタル民主主義の取組、個人起点のデータ流通システムが始まっています。

2021年4月14日参議院 本会議第15号山田太郎自由民主党・国民の声

また、デジタル社会は、国民の声が政治に直接届くデジタル民主主義の時代でもあります。

2021年4月5日参議院 決算委員会第1号自見はなこ自由民主党・国民の声

デジタル民主主義という言葉をこのとき山田太郎先生からも教えていただきました。

2021年3月24日衆議院 文部科学委員会第7号城井崇立憲民主党・無所属

デジタル民主主義にもつながる試みであります。

2019年4月24日衆議院 内閣委員会第14号平井卓也自由民主党内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策)答弁

あと、地方自治体でもいろいろなところがありますが、例えば千葉市のちばレポなんかは、市民が写真を撮ってすぐ上げてそれに動くとか、いろいろなやり方、オープンガバメント、また政策決定のやり方があるというふうに思いますし、エストニアでは、政策手法の一つとして、ピッチ・ツー・ザ・ミニストリー、ミニスターじゃないですよ、ミニストリーというのがあるんです。

2019年4月24日衆議院 内閣委員会第14号中谷一馬立憲民主党・無所属フォーラム

現在政府が進めているデジタル行政の方向性について、私は総論で賛成でありますが、各論でもろもろ課題があり、スピード感や利便性向上、透明性確保、格差対策、ユーザー目線からの乖離、オープンガバメント意識の欠如などに対して疑義がありますので、順次伺ってまいります。 まずは、オープンガバメントを目指したデジタル行政の推進について伺います。

2016年5月19日参議院 総務委員会第14号横山信一公明党

一方、オバマ大統領は、政府の保有する情報を公開するオープンガバメントを推進をしております。

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方