愛知の国会議員 発言ログ愛知の有権者が選んだ45人が、国会で何を話したか

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地下銀行は国会でどう議論されたか

地下銀行とは、銀行などの免許や登録を受けずに為替取引(海外への送金など)を行うことで、銀行法違反として摘発されます。犯罪収益や不正な資金の移動に使われるおそれが指摘されており、2026年4月の国会では、内閣官房長官が、いわゆる地下銀行による違法な送金の実態は金融当局として把握が難しい、と答弁しています。国会でだれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを、会議録から機械的に集めて並べます。

23議員の質疑
17政府の答弁
14取り上げた
議員
2026最新 07-14
(最初 2000-11)

集め方:「地下銀行」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2000年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の45人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-10-02 09:59。

いま、政府は何と答えているか

大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。

2026年4月22日衆議院 内閣委員会法務委員会外務委員会安全保障委員会連合審査会第1号木原稔自由民主党・無所属の会内閣官房長官答弁

また、いわゆる地下銀行が行う違法な送金の実態について、こちらも金融当局として把握することは難しい実情となっている、そのように承知しております。

2023年2月22日衆議院 予算委員会第13号鈴木俊一自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

いわゆる地下銀行を通じました疑似的な送金につきましては、報道等によりましてその存在が指摘されていること、それは承知しておりますが、一般論として申し上げますと、国内で送金等の為替取引を業として営む場合には、銀行としての免許あるいは資金移動業者としての登録が必要でありまして、それらを得なければ、これは違法な行為となるわけであります。

2022年12月6日衆議院 財務金融委員会第4号伊藤豊金融庁監督局長答弁

地下銀行、定義が難しゅうございますので、なかなか全ての実態を把握するということも難しゅうございますけれども、先生御承知のとおり、為替取引につきましては、銀行法若しくは資金決済法で、免許若しくは登録が必要ということでございまして、これをなくしてこの為替取引を行った場合には刑事罰がかかるということでございますので、私ども若しくはその捜査当局とも協力しながら必要な対応を取っていく必要があるだろうというふうに考えているところでございます。

直近の質疑

2026年7月14日参議院 財政金融委員会第12号小池晃日本共産党

私、暗号資産は、マネーロンダリング、テロ組織、ランサムウェアなどの身の代金の送金、違法なオンラインカジノの決済、中国の地下銀行による海外への違法送金、もういろんなことに使われていると。

2026年4月22日衆議院 内閣委員会法務委員会外務委員会安全保障委員会連合審査会第1号横田光弘日本維新の会

同様の問題、私、非常に前から思っていたんですけれども、地下銀行というのがあります。 シャドーバンキングとでもいうんでしょうか、地下銀行ですね。

2025年5月16日参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会第3号柳ヶ瀬裕文日本維新の会

今、地下銀行かなり摘発されたというような話もありますけれども、送金なんか幾らでもできますよ。

会議録に繰り返し出てくる論点

  • 地下銀行による違法な送金の実態を、だれがどう把握するのか
  • 暗号資産やステーブルコインが、違法な送金に使われないようにするにはどうするか
  • 不動産の取得などの資金の流れを、どこまで確かめられるか

当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。

年ごとの件数

年質疑答弁
2000年10
2002年44
2004年01
2005年01
2007年23
2009年42
2014年11
2016年00
2017年11
2019年21
2022年11
2023年11
2024年20
2025年20
2026年 07月まで21

最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。

だれが国会で取り上げているか

「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。

議員会派(会議録の表記)日数件数会議の種類最後に触れた日
塩村あやか
参議院
立憲民主・社民2222024-03-22
中山展宏
衆議院
自由民主党・無所属の会2222023-02-22
古本伸一郎
衆議院
民主党・無所属クラブ1412009-05-08
日笠勝之
参議院
公明党1312002-06-04
柳ヶ瀬裕文
参議院
日本維新の会1212025-05-16
長谷川岳
参議院
自由民主党・国民の声1212019-04-16
小池晃
参議院
日本共産党1112026-07-14
横田光弘
衆議院
日本維新の会1112026-04-22
松沢成文
参議院
無所属クラブ1112017-05-08
江口克彦
参議院
みんなの党1112014-05-27
木原誠二
衆議院
自由民主党1112007-03-16
田端正広
衆議院
公明党1112007-03-16
遠山清彦
参議院
公明党1112002-05-16
土田龍司
衆議院
自由党1112000-11-08

参考人として意見を述べた人

委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。

名前肩書(会議録の表記)日数件数日付
渡邉雅之弁護士112016-12-12

答えた側

大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。

名前役職(最後の答弁時)日数件数
吉村博人警察庁刑事局長33
泉信也国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・食品安全)22
宮本和夫警察庁刑事局組織犯罪対策部長12
木原稔内閣官房長官11
鈴木俊一財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)11
伊藤豊金融庁監督局長11
中村修金融庁総合政策局参事官11
金田勝年法務大臣11
古屋圭司国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災)11
米田壯警察庁刑事局組織犯罪対策部長11
南野知惠子法務大臣・内閣府特命担当大臣(青少年育成及び少子化対策)11
増田暢也法務省入国管理局長11
村田吉隆内閣府副大臣11

愛知の議員は

愛知の45人には、このことがらの質疑がまだありません。

愛知の45人の発言はことがら「司法と治安」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。

制度そのものを調べるなら

事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。

発言のあゆみ

全部 41 質疑 23 答弁 17 参考人 1 新しい順

2026年4月22日衆議院 内閣委員会法務委員会外務委員会安全保障委員会連合審査会第1号木原稔自由民主党・無所属の会内閣官房長官答弁

また、いわゆる地下銀行が行う違法な送金の実態について、こちらも金融当局として把握することは難しい実情となっている、そのように承知しております。

2023年2月22日衆議院 予算委員会第13号鈴木俊一自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)答弁

いわゆる地下銀行を通じました疑似的な送金につきましては、報道等によりましてその存在が指摘されていること、それは承知しておりますが、一般論として申し上げますと、国内で送金等の為替取引を業として営む場合には、銀行としての免許あるいは資金移動業者としての登録が必要でありまして、それらを得なければ、これは違法な行為となるわけであります。

2022年12月6日衆議院 財務金融委員会第4号伊藤豊金融庁監督局長答弁

地下銀行、定義が難しゅうございますので、なかなか全ての実態を把握するということも難しゅうございますけれども、先生御承知のとおり、為替取引につきましては、銀行法若しくは資金決済法で、免許若しくは登録が必要ということでございまして、これをなくしてこの為替取引を行った場合には刑事罰がかかるということでございますので、私ども若しくはその捜査当局とも協力しながら必要な対応を取っていく必要があるだろうというふうに考えているところでございます。

2019年4月16日参議院 法務委員会第7号中村修金融庁総合政策局参事官答弁

具体的には、金融庁におきまして、先ほど来御答弁申し上げているパンフレットなどで、地下銀行利用の問題点ですとか、口座売買が犯罪であることなど金融犯罪を防止するための注意喚起、それから情報提供などを行っていきます。

2017年4月19日衆議院 法務委員会第11号金田勝年自由民主党・無所属の会法務大臣答弁

我が国におきましても、外国人犯罪組織や、これらの外国人犯罪組織と連携をした暴力団等の犯罪組織による、海外銀行の偽造カードを利用したATMからの多額の引き出し事犯やマネーロンダリングの事犯、それから偽装結婚や不法就労助長等の事犯、あるいは覚醒剤といった違法薬物の密輸密売事犯、それから量販店の物品、自動車、重機等を窃取する、そしてこれを売りさばく大規模窃盗事犯、そして、国外への不正送金を行う地下銀行事犯といった、悪質で巧妙な各種の犯罪が多発…

2014年5月27日参議院 内閣委員会第17号古屋圭司自由民主党国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災)答弁

特に、最近、いわゆる犯罪インフラ事犯、これ今御指摘がありましたけど、いわゆる国内で不法就労で得た収益を海外に不正送金をする地下銀行だとか、あるいは偽装離婚とか偽装認知とか、旅券とか在留カードを偽造する、こういったケース、あるいは不法就労の助長、こういったものがございますので、こういった対策にしっかり警察として対応していくということが極めて重要だというふうに思っておりまして、ちなみに、こういった犯罪インフラの事犯の検挙は、検挙件数で、二十…

2009年5月8日衆議院 法務委員会第9号宮本和夫警察庁刑事局組織犯罪対策部長答弁

この入管法の改正が不法滞在者の国外送金といったものにどのように影響するかというのは、直ちには判断いたしかねるところでございますけれども、いわゆる地下銀行、これは、外国人の不法入国、不法滞在の定着、来日外国人が犯罪を繰り返し行うことを助長するといったこうした基盤になるものでもあることでございまして、警察におきましては、今後とも厳正に取り締まってまいりたいと考えております。

2009年5月8日衆議院 法務委員会第9号宮本和夫警察庁刑事局組織犯罪対策部長答弁

警察におきましては、銀行業を営む免許を受けないで報酬を得て国外送金を代行する者を、地下銀行ということで取り締まりをしておるところでございます。 警察庁におきましては、犯罪統計上、地下銀行の検挙件数、検挙人員といった集計はしておりませんけれども、平成四年以降平成二十年末まで、警察庁において把握しておる、各都道府県警察がいわゆる地下銀行として検挙した事件、これにおける送金額の合計は、推計でございますが、約七千八百億円でございます。

2007年10月23日参議院 内閣委員会第1号泉信也自由民主党国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・食品安全)答弁

暴力団や来日外国人等による組織犯罪に対しては、犯罪収益等に関する情報の分析を充実させ、資金源や地下銀行等の犯罪インフラにかかわる犯罪の取締りを強化するとともに、国内外の関係機関とも連携して犯罪組織の壊滅に向けた対策を推進してまいります。

2007年10月19日衆議院 内閣委員会第2号泉信也自由民主党国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・食品安全)答弁

暴力団や来日外国人等による組織犯罪に対しては、犯罪収益等に関する情報の分析を充実させ、資金源や地下銀行等の犯罪インフラにかかわる犯罪の取り締まりを強化するとともに、国内外の関係機関とも連携して犯罪組織の壊滅に向けた対策を推進してまいります。

2007年3月16日衆議院 内閣委員会第5号米田壯警察庁刑事局組織犯罪対策部長答弁

地下銀行につきましては、これは、各種の証明書の偽造とか偽装結婚などとともに、来日外国人組織犯罪等によります犯罪の、いわばインフラとなっておると認識をしております。 これに対しましては、地下銀行といえども全く金融機関が絡まないというわけではございません。

2005年10月25日衆議院 法務委員会第7号南野知惠子自由民主党法務大臣・内閣府特命担当大臣(青少年育成及び少子化対策)答弁

我が国におきましても、いわゆる蛇頭を初めとする外国人犯罪組織やこれらの外国人犯罪組織と連携した暴力団等の犯罪組織によりまして、集団密航等の組織的な不法入国事犯、覚せい剤等薬物の組織的な密輸、密売事犯、クレジットカード偽造及び詐欺事犯、ピッキング用具を使用した住居侵入強盗、窃盗事犯、国外への不正送金を行う地下銀行等事犯は、悪質、巧妙な各種の犯罪が多発しているものと承知いたしております。

2004年5月26日衆議院 法務委員会第30号増田暢也法務省入国管理局長答弁

また、不法就労してお金を稼いで、またそれを地下銀行を通じて母国に送金しているような人も多い。

2002年6月4日参議院 法務委員会第18号吉村博人警察庁刑事局長答弁

地下銀行についてのお尋ねでございますが、いわゆる地下銀行につきましては、実態としては不法就労で得た収益あるいは犯罪による収益を本国などに不正に送金する手段として多数の不法滞在外国人が利用している実態にあります。 検挙状況でありますが、地下銀行の運営自体は銀行法違反等に触れるおそれがあるわけでありまして、平成四年の検挙以降、これまで銀行法違反等で合計三十五件を検挙いたしております。

2002年5月28日参議院 外交防衛委員会第17号村田吉隆自由民主党内閣府副大臣答弁

前回、私がこの委員会に出席をさせていただきましたときに、金融庁の方から、警察庁の方から答弁がございまして、ハワラという形態でございますけれども、地下銀行の一つの形態ということで、正にそれがそのものということであるケースとそうでないケースとあるかと思いますが、何件かの摘発事例がございますという答弁がございました。 そういう法制になっておりまして、仮にそのハワラという一種の地下銀行的な取引をやる方々が、人たちが銀行を経由して行うということになった場合に、今申しましたように、組織的犯罪取締法によりまして、疑わしい取引と銀行が認知する、そういう場合には私どもに届出をして、この届出を分析いたしまして捜査に資すると認められたものは捜査機関に対して私どもが報告をするという形になっております。

2002年5月16日参議院 外交防衛委員会第14号吉村博人警察庁刑事局長答弁

このいわゆる地下銀行の不正送金システムは、言わば身分確認のための書類が必要とされない、あるいは比較的安い手数料で迅速に送金できるということでありまして、不法残留者が本国の親族等に送金するために利用されているケースがほとんどであります。

2002年4月18日参議院 財政金融委員会第13号吉村博人警察庁刑事局長答弁

それから、組織的犯罪処罰法あるいは麻薬特例法のマネロンそのものではないと思いますが、いわゆる地下銀行というのがあります。

この数字の読み方

数えているのは会議録に語が出てきた発言の数で、賛成・反対は判定していません。質疑ができるのはその日その委員会で質問に立った議員だけなので、件数の差はそのまま熱心さの差ではありません。会議録は国会の会議から数日〜数週間後に公開されるため、直近の審議はまだ載っていないことがあります。
この道具の作り方