総務省 サイバーセキュリティ統括官室
サイバーセキュリティ統合知的・人材育成基盤の構築/(令和5年度第一次補正においては実践的サイバーセキュリティ人材育成の拡充)
事業の目的・現状・概要に「AI」を含むため、AI関連事業として拾っています。
事業の概要
- 目的
- サイバーセキュリティ情報を国内で収集・蓄積・分析・提供するとともに、社会全体でサイバーセキュリティ人材を育成するための共通基盤を国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)に構築し、産学の結節点として開放することで、我が国全体のサイバーセキュリティ対応能力を強化する。
- 概要
- NICTにおいて、次のとおり活用可能な基盤を構築する。
① サイバーセキュリティ情報を幅広く収集・蓄積し、AIを駆使して横断的に分析することで、高信頼で即時的なサイバーセキュリティ情報を生成し、政府・セキュリティ機関等に提供。
② 国産のサイバーセキュリティ機器・サービスの開発を推進するため、最新のサイバー攻撃情報を活用し、その対応状況をサイバーセキュリティ事業者が検証できる環境を提供。
③ 収集したサイバーセキュリティ情報を活用し、高度なサイバー攻撃を迅速に検知・分析できる卓越した人材を育成。
④ NICTが保有する人材育成に関する環境・知見を民間企業・教育機関等に開放し、自律的な人材育成を推進。
なお、本事業は令和8年度から①と②を「我が国のサイバー対処能力確保のためのエコシステムの形成」へ、③と④を「我が国のサイバー対処能力強化に向けた人材育成の推進」へ移管。 - 期間
- 2020年度〜2025年度
- 事業のページ
- https://cynex.nict.go.jp/
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 1-2_RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 729(取得 2026-11-05)
1. 政策形成:AIに関する会議での言及
内閣府のAI関係の会議の資料・議事要旨・提言(取得したPDF)の本文に、この事業名は見つかりませんでした。
行政事業レビューに書かれた「関係する計画・通知等」(6件)
- 「サイバーセキュリティ2024」(令和6年7月10日サイバーセキュリティ戦略本部決定)
- 「サイバーセキュリティ戦略」(令和3年9月28日閣議決定)
- 「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(令和6年6月21日閣議決定)
- 「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2024年改訂版」 (令和6年6月21日閣議決定)
- 「経済財政運営と改革の基本方針2024 ~賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現~」(令和6年6月21日閣議決定)
- 「統合イノベーション戦略2024」(令和6年6月4日閣議決定)
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 1-3RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 729(取得 2026-11-05)
2. 予算と執行
2025年度
- 当初予算
- 9.0億円
- 歳出予算現額
- 9.0億円
- 執行額
- 0円
2024年度
- 当初予算
- 8.5億円
- 前年度から繰越し
- 12.5億円
- 歳出予算現額
- 21.0億円
- 執行額
- 20.5億円(執行率 97.3%)
2023年度
- 当初予算
- 8.5億円
- 補正予算
- 12.5億円
- 歳出予算現額
- 21.0億円
- 執行額
- 8.4億円(執行率 40%)
2022年度
- 当初予算
- 7.0億円
- 前年度から繰越し
- 85.2億円
- 歳出予算現額
- 92.2億円
- 執行額
- 85.1億円(執行率 92.3%)
2021年度
- 当初予算
- 7.0億円
- 前年度から繰越し
- 85.2億円
- 歳出予算現額
- 92.2億円
- 執行額
- 5.5億円(執行率 6%)
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 2-1RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 729(取得 2026-11-05)
3. 採択:公募と採択先
この事業につながる公募の採択結果は、集めた公表資料(NEDO・JST・NICTの14公募)の中では確かめられていません。支出先は次の節のとおりです。
4. 実施:支出先
支出先 69件(ブロックごと)のうち、金額の大きい順に15件。ブロックはお金の流れの段(A=最初の支出先、B以降はその先)です。
- 国立研究開発法人情報通信研究機構 20.5億円
ブロックA 法人番号 7012405000492 - 日本電気株式会社 11.7億円
ブロックM 法人番号 7010401022916 - 株式会社日立製作所 1.6億円
ブロックF 法人番号 7010001008844 - 株式会社サイバーディフェンス研究所 1.1億円
ブロックB 法人番号 6010001120410 - 株式会社カヤック 8,182万円
ブロックB 法人番号 4021001010164 - NECソリューションイノベータ株式会社 6,433万円
ブロックD 法人番号 7010601022674 - 株式会社朝日ネット 5,423万円
ブロックH 法人番号 9010001035779 - 株式会社三菱総合研究所 4,488万円
ブロックM 法人番号 6010001030403 - アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 4,049万円
ブロックB 法人番号 6011001106696 - 株式会社 クルウィット 3,333万円
ブロックE 法人番号 3012401014616 - トーテックアメニティ株式会社 3,267万円
ブロックB 法人番号 7180001038759 - 日本コムシス株式会社 3,092万円
ブロックF 法人番号 4010701022825 - 株式会社サイバーディフェンス研究所 2,992万円
ブロックD 法人番号 6010001120410 - 株式会社 クルウィット 2,970万円
ブロックB 法人番号 3012401014616 - 北陸電力株式会社 1,826万円
ブロックI 法人番号 7230001003022
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 5-1RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 729(取得 2026-11-05)
5. 成果評価
- 所管部局の点検結果
- 本事業は、我が国のサイバーセキュリティ対策が海外製品や海外由来の情報に依存する状況を脱却し、国内での十分な情報を収集・分析等の実施及び人材育成をしていくことで、国家のサイバーセキュリティ対応能力を強化することを目的としていることから、国費投入の必要性は確保されている。また事業の完了後には、証憑書類に基づき額の確定を行うなど、適切に事業が実施されたかを確認しているため、事業の効率性も確保されている。
- 改善の方向性
- NICTは、国立研究開発法人として、国家において重要な位置付けを占める組織における国産セキュリティ製品の開発推進及びサイバー攻撃への対処能力を持つ人材を育成する事業を行っており、引き続き効率的・効果的な予算執行が行われるよう指導していく。
- 外部有識者の点検
- 書面点検(2025年度)
- 外部有識者の所見
- ・発現経路、民間企業のみを対象としているのか不分明。説明があるとよい。・アクティビティ101、どのように情報を積極的に提供しているのか、その記載がほしい。
- 推進チームの所見
- 終了予定
- 所見の詳細
- ・更なる経費の効率化を図り、適正な予算執行に努めること。・外部有識者の所見を踏まえ、修正や見直しの検討を行うこと。
- 所見を踏まえた改善点
- ・セキュリティ製品の開発については民間企業の支援を行っているが、情報提供や人材育成に関しては、民間企業や教育機関、公的機関についても取り組んでいる。・官民連携組織に参加している組織での各活動状況報告のための会合やコミュニティによる情報提供に取り組んでいる。
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 4-1RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 729(取得 2026-11-05)
目標と実績(5件)
- アウトプット 国内の民間企業によるサイバーセキュリティ製品の開発を推進する。
指標:サイバー攻撃分析環境の利用回数(回)
目標値:2021年度 40・2022年度 60・2023年度 240・2024年度 400・2025年度 900
実績値:2021年度 333・2022年度 453・2023年度 338・2024年度 959 - アウトプット 民間企業等でサイバー攻撃を迅速に検知・分析できる人材を増加・強化するために、人材育成コンテンツの開発を推進する。
指標:民間企業等が開発した人材育成コンテンツ数(件)
目標値:2021年度 1・2022年度 5・2023年度 8・2024年度 11・2025年度 14
実績値:2021年度 1・2022年度 7・2023年度 25・2024年度 85 - アウトカム 高信頼なサイバーセキュリティ情報を生成・提供するとともに、国産セキュリティ製品の強化を行う。
指標:外部によるサイバーセキュリティ製品テスト環境の利用回数(回)
目標値:2021年度 60・2022年度 180・2023年度 300・2024年度 600・2025年度 900
実績値:2021年度 21・2022年度 427・2023年度 819・2024年度 1271 - アウトカム 国産サイバーセキュリティ製品の製品化・高度化を行う。
指標:外部によるサイバーセキュリティ製品テスト環境利用後に製品化・高度化された製品数(台)
目標値:2022年度 4・2023年度 5・2024年度 7・2025年度 10
実績値:2022年度 4・2023年度 6・2024年度 8 - アウトカム 令和7年度までに、民間企業等において自律的なサイバーセキュリティ人材を育成する。
指標:外部による人材育成プラットフォームの延べ利用者数(人)
目標値:2021年度 70・2022年度 360・2023年度 1700・2024年度 3000・2025年度 3000
実績値:2021年度 11・2022年度 187・2023年度 516・2024年度 2698
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 3-1RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 729(取得 2026-11-05)
6. 国会の質疑
この事業の名前で引いた国会の発言は、まだ取り込んでいません。AI政策全体の質疑は国会トラッカーにあります。
会議の構成員の所属と同じ組織名
この事業の支出先・採択先のうち、AI関係の会議の構成員名簿の所属と同じ組織名が出るもの。組織名が同じことを示すだけで、利益相反があることを示すものではありません。
- 日本電気株式会社
AI制度研究会、人工知能戦略専門調査会、制度の在り方検討ワーキンググループの構成員名簿の所属に出る組織名
組織名の重なりの全体と、利益相反の管理について公表されている定め
出典と作り方
- 予算・執行・支出先・目標と実績・点検:出典 行政事業レビュー見える化サイト(CSVダウンロード 2024年度・2025年度)のデータを加工して作成。公共データ利用規約(第1.0版)(PDL1.0)に準拠。取得 2026-11-05。
- 会議の名簿・開催・資料・提言:内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局の AI関係のページ と e-Gov法令検索。取得 2026-11-05。
- 採択・審査・評価:NEDO・経済産業省・JST・NICTの公表資料から、法人名・テーマ名・日付・規程の文言を出所を明示して引用。取得 2026-11-05。
- 国会の発言:国立国会図書館 国会会議録検索システム(検索用API)。抜粋は会議録の文をそのまま切り出したものです。
- 会議と事業のつながりは、会議の資料・議事要旨・提言のPDFの本文に、行政事業レビューの事業名(括弧の前まで・10字以上)か、設定した関連語(GENIACなど)が出るかで機械的に判定しています。採択と事業のつながりは、公募名や評価報告書の「METI予算要求名称」の記載によります。
- 要約・論評・評価はしていません。誤りに気づいたら お問い合わせ からお知らせください。