文部科学省 初等中等教育局 学校情報基盤・教材課
次世代の校務デジタル化推進実証事業
事業の目的・現状・概要に「生成AI」を含むため、AI関連事業として拾っています。
事業の概要
- 目的
- 本事業は、教職員が場所を選ばずに校務を処理できる環境の普及による教職員の負担軽減・働きやすさの向上や、校務系・学習系・行政系データの連携・分析・利活用による学習指導・学校経営の高度化・効率化等を目指し、実証事業によりモデルケースを創出し、事業終了後の全国レベルでの校務支援システムの入れ替えを促進する。
- 概要
- 民間事業者を活用しつつ、教育委員会・学校現場の共通理解を得ながら、都道府県が域内の市町村と連携した次世代の校務のデジタル化モデルの実証研究を実施する。令和5年度に構築したネットワーク環境を活用し、校務のデジタル化や効率化を進めるユースケースの創出や、ダッシュボードを活用した校務でのデータ分析等を行い、モデルケースを創出することで、事業終了後の全国レベルでの効果的かつ効率的なシステム入れ替えを目指す。
また、個人情報や機密情報が自治体や学校の外に漏れないよう対策したセキュアな環境下において、校務での生成AIを活用する実証研究を行い、学校や教育委員会での活用時における留意点を含めた実践例を創出することで全国レベルでの校務における生成AIの活用を推進する。 - 期間
- 2022年度〜2024年度
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 1-2_RS_2024_基本情報_事業概要等 予算事業ID 6777(取得 2026-11-05)
1. 政策形成:AIに関する会議での言及
- AI戦略会議 第5回 2023-09-08・配付資料
資料2 AI関連の主要な施策について 2ページ(PDFのページ)に事業名が出ます
出典:内閣府 AI関係の会議の資料・議事要旨・提言(PDF本文の機械照合)(取得 2026-11-05)
行政事業レビューに書かれた「関係する計画・通知等」(9件)
- 「GIGAスクール構想の下での校務DXについて~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~」(文部科学省 令和5年3月)
- 「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」(令和3年1月)
- 「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(審議のまとめ)」(令和6年5月)
- 「デジタル田園都市国家構想総合戦略(2023改訂版)」(令和5年12月26日閣議決定)
- 「デジタル社会の実現に向けた重点計画 」(令和6年6月21日閣議議定)
- 「経済財政運営と改革の基本方針 2024~賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現~」(骨太方針2024)(令和6年6月21日閣議決定)
- 「統合イノベーション戦略2024」(令和6年6月4日閣議決定)
- デジタル行財政改革 取りまとめ2024(令和6年6月18日デジタル行財政改革会議決定)
- 学校教育情報化推進計画(令和4年12月26日文部科学大臣決定)
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 1-3RS_2024_基本情報_事業概要等 予算事業ID 6777(取得 2026-11-05)
2. 予算と執行
2024年度
- 当初予算
- 2.7億円
- 前年度から繰越し
- 2.0億円
- 歳出予算現額
- 4.7億円
- 執行額
- 0円
2023年度
- 当初予算
- 7,926万円
- 補正予算
- 2.1億円
- 前年度から繰越し
- 10.5億円
- 歳出予算現額
- 13.2億円
- 執行額
- 10.8億円(執行率 81.3%)
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 2-1RS_2024_基本情報_事業概要等 予算事業ID 6777(取得 2026-11-05)
3. 採択:公募と採択先
この事業につながる公募の採択結果は、集めた公表資料(NEDO・JST・NICTの14公募)の中では確かめられていません。支出先は次の節のとおりです。
4. 実施:支出先
支出先 14件(ブロックごと)のうち、金額の大きい順に15件。ブロックはお金の流れの段(A=最初の支出先、B以降はその先)です。
- エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 2.2億円
ブロックD 法人番号 7010001064648 - 秋田県 1.7億円
ブロックA 法人番号 1000020050008 - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 1.5億円
ブロックB 法人番号 7010001064648 - 株式会社NTT ExCパートナー 9,999万円
ブロックF 法人番号 5010001091149 - アクセンチュア株式会社 9,955万円
ブロックD 法人番号 7010401001556 - PwCコンサルティング合同会社 9,830万円
ブロックD 法人番号 1010401023102 - 山口県 9,727万円
ブロックA 法人番号 2000020350001 - 株式会社ベネッセコーポレーション 8,200万円
ブロックE 法人番号 1260001011820 - 株式会社内田洋行 996万円
ブロックC 法人番号 1010001034730 - 株式会社システムディ 994万円
ブロックC 法人番号 8130001021041 - テクマトリックス株式会社 990万円
ブロックC 法人番号 4010401058467 - 株式会社文溪堂 961万円
ブロックC 法人番号 2200001011461 - 株式会社サイバーリンクス 944万円
ブロックC 法人番号 3170001001614 - 株式会社EDUCOM 928万円
ブロックC 法人番号 5180001073790
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 5-1RS_2024_基本情報_事業概要等 予算事業ID 6777(取得 2026-11-05)
5. 成果評価
- 所管部局の点検結果
- 「GIGAスクール構想の下での校務DXについて~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~」(文部科学省 令和5年3月)において、次世代の校務DXの在り方を示したが、令和6年2月時点で、次世代型校務⽀援システムの導⼊を検討している自治体は3.1%にとどまっている。技術的な整理も必要になることから、国が一定のモデルケースを創出し、横展開を図る必要がある。
- 改善の方向性
- 事業の重要性や目的を踏まえつつ、十分な公告期間や事業実施期間の設定などを通じて、契約における競争性、公平性、透明性を確保する。また、支出経費の精査等、事業の効率的な実施に努める。
- 外部有識者の点検
- 書面点検(2024年度)
- 外部有識者の所見
- 成果指標等については、事業の手段が指標設定されているように見受けられるため、特に長期アウトカムは導入による成果・効果を指標として設定すべきである。また、費用削減効果等についても成果指標に設定するなどより一層の工夫・改善が必要である。過去の指摘への対応や対策については、概ね適切になされていると認められる。校務のデジタル化等は費用削減効果が見込め有益と考えるが、統合によるシームレスなデータ連携による情報漏洩等のリスクを十分考慮した厳重な情報管理が重要である。
- 推進チームの所見
- 終了予定
- 所見の詳細
- この事業は、当初計画通り令和6年度を持って完了することとしている。外部有識者からの所見を踏まえ、本事業により得られた成果については後続事業に上手く引き継ぐこと。
- 所見を踏まえた改善点
- モデル事例創出等を目的とした本実証事業については令和6年度をもって終了し、令和7年度以降は、本事業で得られた成果を横展開していきながら、全国的な次世代校務DX環境の整備に向けた支援を実施する。
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 4-1RS_2024_基本情報_事業概要等 予算事業ID 6777(取得 2026-11-05)
目標と実績(5件)
- アウトプット 次世代の校務DXのモデルケースの創出
指標:本事業を通じて次世代の校務DXに着手した市区町村数(件)
目標値:2024年度 29
実績値:2023年度 26 - アウトプット セキュアな環境下における校務での生成AIの活用の実践例の創出
指標:本事業を通じてセキュアな環境下における校務での生成AIの活用に着手した市区町村数(件)
目標値:2024年度 4
実績値:記載なし - アウトカム 次世代の校務システムの導入に向けた検討を行う自治体数の増加
指標:次世代の校務システムの導入に向けた検討を行う自治体の割合(%)
目標値:2024年度 70・2025年度 80・2026年度 100
実績値:2023年度 63 - アウトカム 次世代の校務システムを導入済みの自治体数の増加
指標:次世代の校務システムを導入済みの自治体の割合(%)
目標値:2024年度 8・2025年度 15・2026年度 40・2027年度 50・2028年度 70・2029年度 100
実績値:2023年度 4.4 - アウトカム 生成AIを校務で活用する学校数の増加
指標:生成AIを校務で活用する学校の割合(%)
目標値:2024年度 5・2025年度 50
実績値:記載なし
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 3-1RS_2024_基本情報_事業概要等 予算事業ID 6777(取得 2026-11-05)
6. 国会の質疑
この事業の名前で引いた国会の発言は、まだ取り込んでいません。AI政策全体の質疑は国会トラッカーにあります。
出典と作り方
- 予算・執行・支出先・目標と実績・点検:出典 行政事業レビュー見える化サイト(CSVダウンロード 2024年度・2025年度)のデータを加工して作成。公共データ利用規約(第1.0版)(PDL1.0)に準拠。取得 2026-11-05。
- 会議の名簿・開催・資料・提言:内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局の AI関係のページ と e-Gov法令検索。取得 2026-11-05。
- 採択・審査・評価:NEDO・経済産業省・JST・NICTの公表資料から、法人名・テーマ名・日付・規程の文言を出所を明示して引用。取得 2026-11-05。
- 国会の発言:国立国会図書館 国会会議録検索システム(検索用API)。抜粋は会議録の文をそのまま切り出したものです。
- 会議と事業のつながりは、会議の資料・議事要旨・提言のPDFの本文に、行政事業レビューの事業名(括弧の前まで・10字以上)か、設定した関連語(GENIACなど)が出るかで機械的に判定しています。採択と事業のつながりは、公募名や評価報告書の「METI予算要求名称」の記載によります。
- 要約・論評・評価はしていません。誤りに気づいたら お問い合わせ からお知らせください。