文部科学省 研究振興局 参事官(情報担当)
革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の構築
事業の目的・現状・概要に「生成AI」を含むため、AI関連事業として拾っています。
事業の概要
- 目的
- 我が国の科学の発展、産業競争力の強化に資するため、イノベーションの創出や国民の安全・安心の確保につながる最先端の研究基盤として、革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)を構築・運用するとともに、この利用を推進し、画期的な成果創出と社会への還元を図る。
- 概要
- HPCIを構築するとともに、この利用を推進する。具体的には、「特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律(以下「共用法」という。)」の対象である「富岳」(※令和3年3月共用開始)と国内の大学等のスパコンを高速ネットワークで結び、多様なユーザーニーズに応える計算環境を提供するHPCIを構築するとともに、幅広い分野の研究者等による利用を促進する。
また、令和12年頃までに、開発主体である理化学研究所において「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステムの開発・整備を行い、研究者等の共用に供する。(補助率:定額) - 期間
- 2006年度〜終了予定なし
- 事業のページ
- https://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/jouhou/hpci/1307375.htm
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 1-2_RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 1658(取得 2026-11-05)
1. 政策形成:AIに関する会議での言及
- 人工知能戦略本部 第1回 2025-09-12・配付資料
資料3-2 令和8年度AI関連予算について【報告】 1ページ(PDFのページ)に事業名が出ます - 人工知能戦略専門調査会 第2回 2025-11-04・配付資料
資料1-2 人工知能基本計画骨子案に係る関係府省庁の取組について 7ページ(PDFのページ)に事業名が出ます - AI・半導体ワーキンググループ 第1回 2026-02-12・配付資料
資料4 第1回AI・半導体ワーキンググループ事務局資料 26ページ(PDFのページ)に事業名が出ます
出典:内閣府 AI関係の会議の資料・議事要旨・提言(PDF本文の機械照合)(取得 2026-11-05)
行政事業レビューに書かれた「関係する計画・通知等」(10件)
- AI戦略2022(令和4年4月)
- 「強い経済」を実現する総合経済対策 ~日本と日本人の底力で不安を希望に変える~(令和7年11月閣議決定)
- デジタル社会の実現に向けた重点計画(令和7年6月閣議決定)
- 世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画(令和2年7月閣議決定)
- 健康 ・ 医療戦略(令和7年2月閣議決定)
- 新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025改訂版(令和7年6月閣議決定)
- 特定国立研究開発法人による研究開発等を促進するための基本的な方針(平成28年6月閣議決定)
- 第6期科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月閣議決定)
- 経済財政運営と改革の基本方針2025(令和7年6月閣議決定)
- 統合イノベーション戦略2025(令和7年6月閣議決定)
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 1-3RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 1658(取得 2026-11-05)
2. 予算と執行
2025年度
- 当初予算
- 181.2億円
- 補正予算
- 460.2億円
- 前年度から繰越し
- 88.3億円
- 歳出予算現額
- 729.7億円
- 執行額
- 0円
2024年度
- 当初予算
- 189.4億円
- 補正予算
- 88.5億円
- 前年度から繰越し
- 18.9億円
- 歳出予算現額
- 296.8億円
- 執行額
- 208.4億円(執行率 70.2%)
2023年度
- 当初予算
- 181.1億円
- 補正予算
- 7.0億円
- 前年度から繰越し
- 48.4億円
- 歳出予算現額
- 236.6億円
- 執行額
- 217.5億円(執行率 92%)
2022年度
- 当初予算
- 181.6億円
- 補正予算
- 54.2億円
- 前年度から繰越し
- 2,700万円
- 歳出予算現額
- 236.1億円
- 執行額
- 187.4億円(執行率 79.4%)
2021年度
- 当初予算
- 173.1億円
- 補正予算
- -70万円
- 前年度から繰越し
- 7,720万円
- 歳出予算現額
- 173.8億円
- 執行額
- 173.4億円(執行率 99.7%)
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 2-1RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 1658(取得 2026-11-05)
3. 採択:公募と採択先
この事業につながる公募の採択結果は、集めた公表資料(NEDO・JST・NICTの14公募)の中では確かめられていません。支出先は次の節のとおりです。
4. 実施:支出先
支出先 104件(ブロックごと)のうち、金額の大きい順に15件。ブロックはお金の流れの段(A=最初の支出先、B以降はその先)です。
- 国立研究開発法人理化学研究所 150.1億円
ブロックA 法人番号 1030005007111 - 富士通株式会社 62.6億円
ブロックI 法人番号 1020001071491 - 関西電力株式会社 30.4億円
ブロックI 法人番号 3120001059632 - 一般財団法人高度情報科学技術研究機構 20.0億円
ブロックC 法人番号 7050005010710 - 大阪瓦斯株式会社 15.5億円
ブロックI 法人番号 3120001077601 - その他 12.2億円
ブロックI - 国立研究開発法人理化学研究所 11.9億円
ブロックC 法人番号 1030005007111 - 一般財団法人高度情報科学技術研究機構 8.9億円
ブロックE 法人番号 7050005010710 - 国立研究開発法人理化学研究所 6.7億円
ブロックG 法人番号 1030005007111 - 株式会社カワサキマシンシステムズ 4.8億円
ブロックI 法人番号 3120001096320 - 国立大学法人東京大学 3.9億円
ブロックK 法人番号 5010005007398 - 国立研究開発法人理化学研究所 2.7億円
ブロックK 法人番号 1030005007111 - 富士通株式会社 2.1億円
ブロックN 法人番号 1020001071491 - 富士通株式会社 1.9億円
ブロックL 法人番号 1020001071491 - 株式会社大林組 1.9億円
ブロックI 法人番号 7010401088742
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 5-1RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 1658(取得 2026-11-05)
5. 成果評価
- 所管部局の点検結果
- 【事業の効果実績】・各アクティビティは、概ね順調に実施されており、アウトカム指標に関しても堅調に推移している。【国費投入の必要性】・本事業は、第6期科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月閣議決定)において、国は、共用法に基づく最先端の大型研究施設について、産学官の幅広い共用と利用体制構築、計画的な高度化、関連する技術開発等に対する適切な支援を行うこととされており、政策優先度の高い事業である。また、国内全体の計算環境を構築し、共通の計算基盤を提供する事業であり公共性が高く、地方自治体や民間等での事業実施になじまないものである。【事業の効率性】・一般競争入札の実施においては、過去の取引の状況から供給が可能と認められる事業者に積極的な周知を図るなど、その妥当性や競争性を確保している。随意契約の締結については、契約審査委員会に諮るなど、その理由や相手先について、その妥当性の内部審査を適切に行っている。随意契約締結後には、全ての随意契約実績の公表、監査の実施などの取組により、契約の妥当性についてチェックする体制を整えている。
- 改善の方向性
- 引き続き着実な事業運営を行う。
- 外部有識者の点検
- 外部有識者による点検対象外(2021年度)
- 推進チームの所見
- 事業内容の一部改善
- 所見の詳細
- 本事業は長期継続事業であり、各アクティビティは、概ね順調に実施されており、アウトカム指標に関しても堅調に推移している。しかしながら、令和6年度決算において執行率が低くなっており、多額の不用額が生じていることから、要因を分析したうえで、予算執行の実績を適切に概算要求に反映すべきである。
- 所見を踏まえた改善点
- 本事業では、想定外の調達手法の変更や仕様書構成の複雑化に対応する必要性が判明したことに伴い計画変更を行ったため、年度内に執行することができなかった。なお、執行できなかった予算は、翌年度に繰り越しており本年度において適正な執行を行う。
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 4-1RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 1658(取得 2026-11-05)
目標と実績(7件)
- アウトプット フラッグシップシステムの安定的な稼働
指標:運転率(%)
目標値:2021年度 90・2022年度 90・2023年度 90・2024年度 90・2025年度 90
実績値:2021年度 96・2022年度 96・2023年度 97・2024年度 97 - アウトプット フラッグシップシステムで提供する計算資源の高度化
指標:開発の進捗率
目標値:記載なし
実績値:記載なし - アウトプット フラッグシップシステムを含むHPCIの利用者の利便性向上・申請数・配分資源量の増加
指標:採択課題数※目標値は、令和5年度までは本格的に「富岳」が共用を開始した令和3年度実績を基準とし、着実な運用が実施されていることを評価。※令和6年度以降は、採択課題数が増加傾向にあることから、前年度実績を目標値として設定。(件)
目標値:2021年度 305・2022年度 305・2023年度 305・2024年度 456・2025年度 484
実績値:2021年度 305・2022年度 356・2023年度 456・2024年度 484 - アウトプット スーパーコンピュータ「富岳」を利用した先進的な研究成果の創出
指標:実施課題数(件)
目標値:2021年度 22・2022年度 22・2023年度 20・2024年度 20・2025年度 20
実績値:2021年度 22・2022年度 22・2023年度 20・2024年度 20 - アウトカム 優れた計算資源の継続的かつ安定的な提供
指標:富岳の利用状況(ジョブ充填率)※過去2年間の平均値を目標値として設定。(%)
目標値:2021年度 70・2022年度 70.7・2023年度 78.5・2024年度 85.6・2025年度 87.8
実績値:2021年度 70.7・2022年度 86.4・2023年度 84.8・2024年度 90.7 - アウトカム 最先端のスーパーコンピュータを利用した研究開発を行いやすい環境が実現
指標:フラッグシップシステムを含むHPCIを利用した論文数※過去4年間の平均値を目標値とした。(239件+280件+214件+231件)/4≒241(件)
目標値:2021年度 260・2022年度 250・2023年度 250・2024年度 239・2025年度 241
実績値:2021年度 239・2022年度 280・2023年度 214・2024年度 231 - アウトカム フラッグシップシステムを含むHPCIを利用した研究開発の広がり
指標:フラッグシップシステムを含むHPCIの利用者数※前年度実績を目標値として設定。(件)
目標値:2021年度 2642・2022年度 2783・2023年度 3404・2024年度 3940・2025年度 4574
実績値:2021年度 2783・2022年度 3404・2023年度 3940・2024年度 4574
出典:行政事業レビュー見える化サイト(RSシステム) 3-1RS_2025_基本情報_事業概要等 予算事業ID 1658(取得 2026-11-05)
6. 国会の質疑
この事業の名前で引いた国会の発言は、まだ取り込んでいません。AI政策全体の質疑は国会トラッカーにあります。
会議の構成員の所属と同じ組織名
この事業の支出先・採択先のうち、AI関係の会議の構成員名簿の所属と同じ組織名が出るもの。組織名が同じことを示すだけで、利益相反があることを示すものではありません。
- 国立大学法人東京大学
AI戦略会議、AI制度研究会、人工知能戦略専門調査会、制度の在り方検討ワーキンググループ、AI・半導体ワーキンググループの構成員名簿の所属に出る組織名 - 国立大学法人東北大学
AI制度研究会の構成員名簿の所属に出る組織名 - 国立大学法人大阪大学
AI制度研究会の構成員名簿の所属に出る組織名 - 国立大学法人東京科学大学
制度の在り方検討ワーキンググループの構成員名簿の所属に出る組織名 - 富士通株式会社
AI制度研究会、AI・半導体ワーキンググループの構成員名簿の所属に出る組織名 - 日本電気株式会社
AI制度研究会、人工知能戦略専門調査会、制度の在り方検討ワーキンググループの構成員名簿の所属に出る組織名
組織名の重なりの全体と、利益相反の管理について公表されている定め
出典と作り方
- 予算・執行・支出先・目標と実績・点検:出典 行政事業レビュー見える化サイト(CSVダウンロード 2024年度・2025年度)のデータを加工して作成。公共データ利用規約(第1.0版)(PDL1.0)に準拠。取得 2026-11-05。
- 会議の名簿・開催・資料・提言:内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局の AI関係のページ と e-Gov法令検索。取得 2026-11-05。
- 採択・審査・評価:NEDO・経済産業省・JST・NICTの公表資料から、法人名・テーマ名・日付・規程の文言を出所を明示して引用。取得 2026-11-05。
- 国会の発言:国立国会図書館 国会会議録検索システム(検索用API)。抜粋は会議録の文をそのまま切り出したものです。
- 会議と事業のつながりは、会議の資料・議事要旨・提言のPDFの本文に、行政事業レビューの事業名(括弧の前まで・10字以上)か、設定した関連語(GENIACなど)が出るかで機械的に判定しています。採択と事業のつながりは、公募名や評価報告書の「METI予算要求名称」の記載によります。
- 要約・論評・評価はしていません。誤りに気づいたら お問い合わせ からお知らせください。