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特別児童扶養手当の国会答弁と質疑
障害のある子を育てる家庭に支給される特別児童扶養手当と障害児福祉手当には所得制限があります。児童手当の所得制限が2024年10月に撤廃されたあと、これらの手当も同じように撤廃するかどうかが国会で議論されています。だれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2016-04)
障害児の手当の所得制限は国会でどれくらい議論されていますか? 2016年4月26日から2026年4月21日までに、国会会議録には障害児の手当の所得制限にふれた議員の質疑が68件、政府の答弁が63件あります。取り上げた議員は26人です(「特別児童扶養手当 所得制限」「障害児福祉手当 所得制限」「特別児童扶養手当 撤廃」を含む発言を数えたもの)。
数字で見る要点
- 質疑がいちばん多かったのは2025年の27件です。直近の2026年は17件です。
- 党(会派)ごとの質疑は、国民民主 42件(62%)、立憲民主 14件(21%)、チームみらい 5件(7%)の順に多くなっています。
- もっとも多くの日に取り上げた議員は、浅野哲(国民民主・5日)です。
- 直近の政府答弁は、2026年4月21日の参議院 内閣委員会で、長坂康正(厚生労働副大臣)が答えたものです。
集め方:「特別児童扶養手当 所得制限」「障害児福祉手当 所得制限」「特別児童扶養手当 撤廃」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2016年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の46人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-11-03 00:39。
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この話題に関係する法案
- 特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案 委員会に付託されず 2026年7月7日
- 特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案 委員会に付託されず 2026年3月27日
- 特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案 審議未了 2025年12月5日
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
障害児に対しましては、障害児を含めた次代を担う全ての子供たちの育ちを支える基礎的な経済支援としての児童手当に加えまして、ニーズに応じた現物給付である障害福祉サービスによる支援、世帯の所得状況に応じて支給される特別児童扶養手当等の現金給付など個別のニーズや状況に応じた支援策を講じており、こうした支援全般を踏まえる必要がございます。 近年、障害児に対する福祉サービスを充実することで、その給付額は大幅に拡大してきていることや特別児童扶養手当の支給額も年々拡大しているという状況を踏まえ、御指摘のような支給方式を含め、所得制限の見直しは現時点では考えておりませんが、こども家庭庁と連携しつつ、障害福祉サービスも含めた支援策全般という観点で取り組んでまいりたいと考えます。
特別児童扶養手当の所得制限の限度額につきましては、申請のうち所得制限に該当して支給停止となった割合がほぼ一割程度で変化がない状況が続いていることなどから、据え置いてまいりました。 一方、特別児童扶養手当の受給者数は少子化の中でも年々増加傾向にあり、加えて近年の物価上昇を踏まえた支給額の増額改定も行ってきておりまして、先ほども申しましたが、総支給額は過去十年間で三割増となっております。
特別児童扶養手当の受給者数も、少子化の中でも年々増加傾向にございます。 こうした状況下で、御指摘の八万円の控除額も含めて所得制限見直しは考えておりませんが、障害児支援に係る施策を所管するこども家庭庁とも連携しつつ、障害福祉サービスも含めた支援策全般という観点で引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
直近の質疑
では、まず特別児童扶養手当の所得制限について伺ってまいります。 この所得制限の所得の計算方法なんですけれども、基本的には地方税法上の総所得金額をベースにしつつ、各種所得、譲与所得などを合算して、給与、年金については一定の調整、これ十万円を控除して、そこから一律で社会保険料相当額控除として八万円を控除した上で、さらに一部の控除を差し引いた額を所得として算出し、支給の可否を判断していると認識をしております。
当初は所得制限で受給ができなかった。 夜中も起きてインスリン注射を打って命をつなぐ痛み、障害がある痛み、そして特別児童扶養手当を受けられなかったことの痛み、その痛みを知る者として、町として支援の意思を示したい。
特別児童扶養手当です。 私は所得制限の撤廃も必要だという立場ではありますが、それ以前に、自治体間格差があるのではないかという懸念の下で質問をさせていただきます。
よくある質問
障害児の手当の所得制限は国会でどれくらい議論されていますか?
2016年4月26日から2026年4月21日までに、国会会議録には障害児の手当の所得制限にふれた議員の質疑が68件、政府の答弁が63件あります。取り上げた議員は26人です(「特別児童扶養手当 所得制限」「障害児福祉手当 所得制限」「特別児童扶養手当 撤廃」を含む発言を数えたもの)。
障害児の手当の所得制限を国会で多く取り上げているのは、どの党ですか?
議員の質疑68件を党(会派)ごとに数えると、国民民主 42件、立憲民主 14件、チームみらい 5件の順です(発言時の会派で数えたもの)。
障害児の手当の所得制限を国会で多く取り上げた議員はだれですか?
取り上げた日数が多い順に、浅野哲(5日・最新 2025年12月10日)、玉木雄一郎(5日・最新 2026年2月25日)、小林さやか(3日・最新 2026年4月1日)です。
政府は障害児の手当の所得制限について最近なんと答えていますか?
2026年4月21日の参議院 内閣委員会で、長坂康正(厚生労働副大臣)が答弁しています。前後の文脈は会議録で確かめてください。
障害児の手当の所得制限が国会で最も多く議論されたのはいつですか?
質疑と答弁を合わせた件数が最も多かったのは2025年で、質疑27件・答弁24件でした。
会議録に繰り返し出てくる論点
- 児童手当と同じように所得制限を撤廃するか
- 撤廃したときの対象人数と必要な財源
- 所得制限で対象外になる家庭の実態(世帯の扶養人数・医療費)
- 障害児福祉と子育て支援の予算の均衡
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2016年 | 0 | 0 | |
| 2022年 | 9 | 7 | |
| 2023年 | 11 | 9 | |
| 2024年 | 4 | 2 | |
| 2025年 | 27 | 24 | |
| 2026年 04月まで | 17 | 21 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 浅野哲 議員ページ 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 5 | 8 | 4 | 2025-12-10 |
| 玉木雄一郎 議員ページ 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 5 | 5 | 2 | 2026-02-25 |
| 小林さやか 議員ページ 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 3 | 11 | 2 | 2026-04-01 |
| 日野紗里亜 愛知 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 3 | 5 | 2 | 2025-11-19 |
| 牛田茉友 議員ページ 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 3 | 3 | 2 | 2026-04-21 |
| 高山聡史 議員ページ 衆議院 | チームみらい | 2 | 5 | 2 | 2026-03-13 |
| 森ようすけ 議員ページ 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 2 | 4 | 2 | 2025-11-10 |
| 酒井なつみ 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 2 | 2 | 2 | 2025-12-10 |
| 岡本あき子 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 2 | 2 | 2 | 2023-04-24 |
| 自見はなこ 議員ページ 参議院 | 自由民主党・国民の声 | 2 | 2 | 2 | 2022-05-30 |
| 山井和則 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 4 | 1 | 2025-11-21 |
| 山内佳菜子 議員ページ 参議院 | 立憲民主・無所属 | 1 | 2 | 1 | 2026-04-02 |
| 田中健 愛知 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 1 | 2 | 1 | 2023-04-19 |
| 和田政宗 議員ページ 衆議院 | 参政党 | 1 | 1 | 1 | 2026-03-11 |
| 宗野創 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2025-11-19 |
| 橋本慧悟 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2025-04-15 |
| 竹詰仁 議員ページ 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-04 |
| 早稲田ゆき 議員ページ 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2024-03-26 |
| 西岡秀子 議員ページ 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2023-05-11 |
| 井坂信彦 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2023-04-19 |
| 山田太郎 議員ページ 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2023-03-09 |
| 堀場幸子 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2023-02-27 |
| 宮路拓馬 議員ページ 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2023-02-21 |
| 伊藤孝恵 愛知 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2022-12-01 |
| 宮本徹 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2022-11-18 |
| 矢田わか子 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2022-05-18 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 赤石千衣子 | NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長 | 1 | 1 | 2016-04-26 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 上野賢一郎 | 厚生労働大臣 | 9 | 12 |
| 野村知司 | 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長 | 6 | 14 |
| 高市早苗 | 内閣総理大臣 | 5 | 7 |
| 岸田文雄 | 内閣総理大臣 | 5 | 5 |
| 加藤勝信 | 厚生労働大臣 | 5 | 5 |
| 神谷政幸 | 厚生労働大臣政務官 | 2 | 2 |
| 辺見聡 | 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長 | 2 | 2 |
| 後藤茂之 | 厚生労働大臣 | 2 | 2 |
| 福岡資麿 | 厚生労働大臣 | 1 | 4 |
| 長坂康正 | 厚生労働副大臣 | 1 | 3 |
| 黄川田仁志 | 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助) | 1 | 1 |
| 齊藤馨 | こども家庭庁支援局長 | 1 | 1 |
| 吉田真次 | 厚生労働大臣政務官 | 1 | 1 |
| 石破茂 | 内閣総理大臣 | 1 | 1 |
| 加藤鮎子 | 内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画) | 1 | 1 |
| 小倉將信 | 内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画) | 1 | 1 |
| 堀内斉 | 厚生労働省大臣官房審議官 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の有権者の一票が当落に効く46人のうち、障害児の手当の所得制限を国会で取り上げているのは次の議員です。
- 日野紗里亜(衆議院) 5件・3日、最後は2025年11月19日 発言を読む
- 田中健(衆議院) 2件・1日、最後は2023年4月19日 発言を読む
- 伊藤孝恵(参議院) 1件・1日、最後は2022年12月1日 発言を読む
愛知の46人の発言はことがら「子育てと教育」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
制度そのものを調べるなら
事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。
発言のあゆみ
ただ、各種の制度に所得制限を設けるか否かにつきましては、やはり政策ごとに、その趣旨、目的や効果、そして財源の問題なども含め検討することが必要かと考えています。 全額公費による現金給付である特別児童扶養手当等の所得制限につきましては、障害児の生活の安定に寄与するよう必要な範囲で支給するという制度趣旨、また、同様に所得制限が設けられている全額公費負担又は保険料が拠出されていない制度との均衡、また、近年、障害のあるお子さんに対する福祉サービスの給付額、これが急増している、大幅に拡充をしている、そうした状況なども踏まえ、現在存続をさせているところでございます。
国民民主党は先ほど、障害児福祉の所得制限撤廃法案を参議院に提出いたしました。 全ての子供を支援する、そういった御答弁、今いただきましたけれども、そうであれば、特別児童扶養手当、そして障害児福祉手当の所得制限、なぜ撤廃しないのでしょうか。
御指摘の所得制限がある障害児関係の制度の中で一つ、特別児童扶養手当、これ厚生労働省の分でございますのでお答え申し上げます。 障害児に対する支援といいますと、現物給付である障害福祉サービスの支援と、特別児童扶養手当などの現金給付、こうしたものを個々の障害児の方あるいはその御家庭のニーズであるとか所得などの状況に応じた支援策を講じております。
続きまして、所得制限について詳しく伺っていきます。 現状、三歳から五歳の、先ほどもありました、児童発達支援は所得制限なく無償化、児童手当も所得制限が撤廃、高校授業料も無償化の流れとなっております。
第二に、障害児福祉の所得制限の問題です。 にもかかわらず、特別児童扶養手当を始めとする障害児福祉の支援策には所得制限が課され、懸命に働いた結果として支援が打ち切られるという理不尽が生じています。
第二に、障害児福祉における所得制限の問題です。 にもかかわらず、特別児童扶養手当を始めとする障害児福祉の支援策には所得制限が課され、懸命に働いた結果、支援が打ち切られるという理不尽が生じています。
令和六年十月より所得制限を撤廃しております。 一人家庭の生活状況や支援の必要度に応じて給付の重点化を図る観点から、所得制限を設定しております。
障害児に対する支援につきましては、現物給付である障害福祉サービスによる支援、それと、世帯の所得状況に応じて支給される特別児童扶養手当などの現金給付など、個別のニーズや状況に応じた支援策を講じてきております。 全額公費による現金給付である特別児童扶養手当等の所得制限につきましては、障害児の生活の安定に寄与するよう必要な範囲で支給するという制度の趣旨、あるいは、二十歳前に傷病を負った場合の障害基礎年金など他の所得制限を有する制度との均衡を踏まえたものであります。
所得制限の基準額を超える場合には委員御指摘のようなことも生じ得るものだと思いますが、これはほかの所得制限が設けられている様々な制度でも同様のことではございます。 また、特別児童扶養手当等の受給者数も、少子化の中ではございますが年々増加傾向にあり、総支給額自体も過去十年間で約三割増しとなっているところでございます。
次に、特別支援学校にお子さんが通学する親の方々からの聞き取りでは、特別児童扶養手当など、所得制限が生む逆転現象と制度上の不公平さについて指摘がございました。 所得制限の撤廃など、逆転現象を防ぐことが重要だと考えますが、大臣はどのように考え、対応するでしょうか。
これにつきましては、所得制限なしで拡充をしてまいりました。 また、ニーズに応じた現物給付であります障害福祉サービスによる支援、世帯の所得状況に応じて支給される特別児童扶養手当等の現金給付など、個別のニーズや状況に応じた支援策、これまで講じてきているところでありますので、こうした支援全般を踏まえて検討する必要があるというふうに考えております。
児童手当においても、所得制限の撤廃において、子供の育ちを支える給付が親の所得によって左右されるべきではないという考え方があるものと思います。 全ての子供の育ちを社会全体で支えるという理念、これを掲げる思いが私たちにあるならば、障害のある子供を所得制限という壁の外に置いてはならないということを申し上げたいなというふうに思います。
まず、児童手当でございますが、これは、少子化対策を強化する中で、障害児を含めた次代を担う全ての子供の育ちを支えるいわば基礎的な経済支援として、新たな財源の確保とともに、令和六年十月から所得制限を撤廃をしたというふうに承知をしております。 一方、障害児に対する支援につきましては、障害児のニーズに応じた現物給付である障害福祉サービスによる支援、また、障害児の生活の安定に寄与するよう世帯の所得状況に応じて支給される特別児童扶養手当等の現金給付など、個別のニーズあるいは状況に応じた支援策を講じてきたところであります。
今の大臣の答弁の中にも、ほかの所得制限を有する制度との均衡というお話がありました。 二〇二四年十月に児童手当の所得制限が撤廃されたと承知しております。
全額公費によります現金給付である特別児童扶養手当等の所得制限につきましては、障害児の生活の安定に寄与するよう必要な範囲で支給をする、そういった制度趣旨であったり、二十歳前に傷病を負った場合の障害基礎年金など他の所得制限を有する制度との均衡を踏まえたものであります。 その上で、所得制限基準額を超える場合には、御指摘のあったように、特別児童扶養手当等が支給をされない、あるいは障害児に対する福祉サービスの利用者負担の月額上限額が引き上がるということは生じ得るものでありますが、これは他の所得制限が設けられている制度でも同様であるというふうに認識をしています。
重度の障害を持つお子さんの御家族で、元々、特別児童扶養手当を受け取り、放課後等デイサービスも利用されていた、年収が上がったと思ったら所得制限を超えてしまって、むしろ手取りが減ってしまった、これは何も特殊なケースではなくて、障害児福祉における所得制限の構造的な問題として多くの御家庭が直面している現実であります。 今の例でいうと、特別児童扶養手当は、重度の場合、月額五万六千八百円、中度で月額三万七千八百三十円、放課後等デイサービスなど通所支援利用負担額は、所得制限を超えると月額四千六百円だったものが月額三万七千二百円になる、こういった現状がございます。
令和八年度税制改正における所得税の基礎控除の引上げのうち物価上昇を超える特例的な引上げは、働き控えへの対応と、中所得、低所得の方々の手取りの増加を図る観点から、一定の所得制限を設けた上で、給与所得者の全納税者のうち約八割が対象となるよう、中間層まで負担軽減を行うこととしたものでございます。 全額公費による現金給付である特別児童扶養手当などの所得制限は、障害児の生活の安定に寄与するよう必要な範囲で支給するという制度趣旨や、他の所得制限を有する制度との均衡を踏まえたものであり、適正に運用してまいります。
その一つは、政府・与党の強い要請で残ってしまった基礎控除の所得制限、六百六十五万円の壁と八百五十万円の壁です。 二〇一九年以前は、基礎控除には所得制限は全くありませんでした。
今取り上げました例えば特別児童扶養手当、これを少し歴史も含めて振り返りたいと思いますが、元々特別児童扶養手当は、在宅で障害児を介護する家庭の福祉を促進するために創設された制度です。 制度をつくった当時、厚生省は、本来、当時の厚生省は、元々所得制限を設けるつもりはなかったそうです。
また、今、児童手当の所得制限に触れながら、やはり制度の趣旨が違うということもありました。 私、本当に率直に感じますのは、児童手当の所得制限が当時は一千万円弱に設定をされていましたけれども、特別児童扶養手当の所得制限はそれよりも低い年収に設定をされています。
この数字の読み方
この道具の作り方