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特別児童扶養手当・障害児福祉手当の所得制限は国会でどこまで来たか
障害のある子を育てる家庭に支給される特別児童扶養手当と障害児福祉手当には所得制限があります。児童手当の所得制限が2024年10月に撤廃されたあと、これらの手当も同じように撤廃するかどうかが国会で議論されています。だれが取り上げ、政府が何と答えてきたかを会議録から機械的に集めて並べます。
議員
(最初 2016-04)
集め方:「特別児童扶養手当 所得制限」「障害児福祉手当 所得制限」「特別児童扶養手当 撤廃」を含む発言を、国立国会図書館の国会会議録検索システムから2016年1月1日以降ぶん機械的に集めたものです(愛知の45人に限りません)。立場(質疑・答弁)は発言の冒頭の話者表記から機械的に分けています。要約も賛否の判定もしていません。最終取得 2026-09-18 00:32。
いま、政府は何と答えているか
大臣・副大臣・政務官・政府参考人としての直近の答弁です。語を含む文をそのまま抜いています。答弁は質問への答えなので、「この回の会議録」で質問とあわせて読んでください。
お答え申し上げます。 障害児に対しましては、障害児を含めた次代を担う全ての子供たちの育ちを支える基礎的な経済支援としての児童手当に加えまして、ニーズに応じた現物給付である障害福祉サービスによる支援、世帯の所得状況に応じて支給される特別児童扶…
特別児童扶養手当の所得制限の限度額につきましては、申請のうち所得制限に該当して支給停止となった割合がほぼ一割程度で変化がない状況が続いていることなどから、据え置いてまいりました。 一方、特別児童扶養手当の受給者数は少子化の中でも年々増加傾向…
御指摘の八万円の控除額につきましては、ただいま参考人から答弁がありましたように、これは必ずしも社会保険料額を全て控除する趣旨ではなく、障害児のいる家庭の状況に一定程度配慮する観点から設定されているものでございます。 特別児童扶養手当の受給者…
直近の質疑
おはようございます。国民民主党・新緑風会の牛田茉友と申します。 今日は、後半のテーマで、あかま国家公安委員長に質問させていただこうと思っているんですけれども、質疑の途中で大きな地震があった場合、速やかに御退室いただきまして、対応に当たってい…
引っ越したら不支給になったとか、お医者さんの診断書の書き方で結果が変わってしまうというような声もネットでも確認することができますので、是非、自治体間の格差の解消ですとか判定のぶれの解消については是非取り組んでいただきたいというふうに考えます…
理解をいただきたいというのであれば、やはり議論と反映が必要だというふうに考えております。この問題は引き続き取り組みたいというふうに思います。 次の質問に移ります。特別児童扶養手当です。 私は所得制限の撤廃も必要だという立場ではありますが、そ…
会議録に繰り返し出てくる論点
- 児童手当と同じように所得制限を撤廃するか
- 撤廃したときの対象人数と必要な財源
- 所得制限で対象外になる家庭の実態(世帯の扶養人数・医療費)
- 障害児福祉と子育て支援の予算の均衡
当サイトが会議録を読んで整理した問いです。どの立場が正しいかは判定していません。
年ごとの件数
| 年 | 質疑 | 答弁 | |
|---|---|---|---|
| 2016年 | 0 | 0 | |
| 2022年 | 9 | 7 | |
| 2023年 | 11 | 9 | |
| 2024年 | 4 | 2 | |
| 2025年 | 27 | 24 | |
| 2026年 04月まで | 17 | 21 |
最後の年は年の途中までの数字なので、前の年とそのまま比べられません。国会の会期や委員会の開かれ方でも件数は変わります。
だれが国会で取り上げているか
「日数」で並べています。同じ日の質疑で何度言っても1日です。別の日、別の委員会で繰り返し持ち出しているなら、続けて取り組んでいる印になります。名前は会議録の表記のままです。
| 議員 | 会派(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 会議の種類 | 最後に触れた日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 浅野哲 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 5 | 8 | 4 | 2025-12-10 |
| 玉木雄一郎 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 5 | 5 | 2 | 2026-02-25 |
| 小林さやか 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 3 | 11 | 2 | 2026-04-01 |
| 日野紗里亜 愛知 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 3 | 5 | 2 | 2025-11-19 |
| 牛田茉友 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 3 | 3 | 2 | 2026-04-21 |
| 高山聡史 衆議院 | チームみらい | 2 | 5 | 2 | 2026-03-13 |
| 森ようすけ 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 2 | 4 | 2 | 2025-11-10 |
| 酒井なつみ 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 2 | 2 | 2 | 2025-12-10 |
| 岡本あき子 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 2 | 2 | 2 | 2023-04-24 |
| 自見はなこ 参議院 | 自由民主党・国民の声 | 2 | 2 | 2 | 2022-05-30 |
| 山井和則 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 4 | 1 | 2025-11-21 |
| 山内佳菜子 参議院 | 立憲民主・無所属 | 1 | 2 | 1 | 2026-04-02 |
| 田中健 愛知 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 1 | 2 | 1 | 2023-04-19 |
| 和田政宗 衆議院 | 参政党 | 1 | 1 | 1 | 2026-03-11 |
| 宗野創 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2025-11-19 |
| 橋本慧悟 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2025-04-15 |
| 竹詰仁 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2024-06-04 |
| 早稲田ゆき 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2024-03-26 |
| 西岡秀子 衆議院 | 国民民主党・無所属クラブ | 1 | 1 | 1 | 2023-05-11 |
| 井坂信彦 衆議院 | 立憲民主党・無所属 | 1 | 1 | 1 | 2023-04-19 |
| 山田太郎 参議院 | 自由民主党 | 1 | 1 | 1 | 2023-03-09 |
| 堀場幸子 衆議院 | 日本維新の会 | 1 | 1 | 1 | 2023-02-27 |
| 宮路拓馬 衆議院 | 自由民主党・無所属の会 | 1 | 1 | 1 | 2023-02-21 |
| 伊藤孝恵 愛知 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2022-12-01 |
| 宮本徹 衆議院 | 日本共産党 | 1 | 1 | 1 | 2022-11-18 |
| 矢田わか子 参議院 | 国民民主党・新緑風会 | 1 | 1 | 1 | 2022-05-18 |
参考人として意見を述べた人
委員会に呼ばれて意見を述べた議員ではない人です(会議録の表記のまま)。現場の医療機関や研究者の声はここに出ます。
| 名前 | 肩書(会議録の表記) | 日数 | 件数 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 赤石千衣子 | NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長 | 1 | 1 | 2016-04-26 |
答えた側
大臣・副大臣・政務官・政府参考人として答えた側です。質問する側とは立場が違うので別に出しています。
| 名前 | 役職(最後の答弁時) | 日数 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 上野賢一郎 | 厚生労働大臣 | 9 | 12 |
| 野村知司 | 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長 | 6 | 14 |
| 高市早苗 | 内閣総理大臣 | 5 | 7 |
| 岸田文雄 | 内閣総理大臣 | 5 | 5 |
| 加藤勝信 | 厚生労働大臣 | 5 | 5 |
| 神谷政幸 | 厚生労働大臣政務官 | 2 | 2 |
| 辺見聡 | 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長 | 2 | 2 |
| 後藤茂之 | 厚生労働大臣 | 2 | 2 |
| 福岡資麿 | 厚生労働大臣 | 1 | 4 |
| 長坂康正 | 厚生労働副大臣 | 1 | 3 |
| 黄川田仁志 | 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助) | 1 | 1 |
| 齊藤馨 | こども家庭庁支援局長 | 1 | 1 |
| 吉田真次 | 厚生労働大臣政務官 | 1 | 1 |
| 石破茂 | 内閣総理大臣 | 1 | 1 |
| 加藤鮎子 | 内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画) | 1 | 1 |
| 小倉將信 | 内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画) | 1 | 1 |
| 堀内斉 | 厚生労働省大臣官房審議官 | 1 | 1 |
愛知の議員は
愛知の有権者の一票が当落に効く45人のうち、障害児の手当の所得制限を国会で取り上げているのは次の議員です。
- 日野紗里亜(衆議院) 5件・3日、最後は2025年11月19日 発言を読む
- 田中健(衆議院) 2件・1日、最後は2023年4月19日 発言を読む
- 伊藤孝恵(参議院) 1件・1日、最後は2022年12月1日 発言を読む
愛知の45人の発言はことがら「子育てと教育」にまとめています(こちらは2023-01-01以降)。
制度そのものを調べるなら
事業者の一覧や相談窓口は国が公表しているものが最新です。当サイトは会議録の側だけを扱います。
発言のあゆみ
今、こども政策担当大臣から答弁のありました理念等につきましては、厚生労働省としても共有をしているところであります。ただ、各種の制度に所得制限を設けるか否かにつきましては、やはり政策ごとに、その趣旨、目的や効果、そして財源の問題なども含め検討…
ありがとうございます。是非お願いいたします。 国民民主党は先ほど、障害児福祉の所得制限撤廃法案を参議院に提出いたしました。全ての子供を支援する、そういった御答弁、今いただきましたけれども、そうであれば、特別児童扶養手当、そして障害児福祉手当…
お答え申し上げます。 御指摘の所得制限がある障害児関係の制度の中で一つ、特別児童扶養手当、これ厚生労働省の分でございますのでお答え申し上げます。 障害児に対する支援といいますと、現物給付である障害福祉サービスの支援と、特別児童扶養手当などの…
力強く進めていっていただきたいと思います。 続きまして、所得制限について詳しく伺っていきます。 現状、三歳から五歳の、先ほどもありました、児童発達支援は所得制限なく無償化、児童手当も所得制限が撤廃、高校授業料も無償化の流れとなっております。…
チームみらいの高山聡史です。 会派を代表し、令和八年度総予算三案、いずれも原案に反対、また編成替え動議にも反対の立場から討論を行います。 チームみらいとしては、来年度のよりよい政策実現のために、本予算案には賛成できないと判断いたしました。 …
チームみらいの高山聡史です。 会派を代表し、令和八年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算、いずれも反対の立場から討論を行います。(拍手) 予算委員会における審議を通じ、来年度のよりよい政策実現のために、本予算案には賛成できないと判…
各手当の考え方なんですが、児童手当については、全ての子供の育ちを支える基礎的な経済支援として位置づけを明確化しております。令和六年十月より所得制限を撤廃しております。 児童扶養手当については、一人親家庭の稼得能力の低下に対する所得保障という…
お答えいたします。 障害児に対する支援につきましては、現物給付である障害福祉サービスによる支援、それと、世帯の所得状況に応じて支給される特別児童扶養手当などの現金給付など、個別のニーズや状況に応じた支援策を講じてきております。 全額公費によ…
所得制限の基準額を超える場合には委員御指摘のようなことも生じ得るものだと思いますが、これはほかの所得制限が設けられている様々な制度でも同様のことではございます。 近年、障害児に対する福祉サービス、これを充実してきておりまして、その給付額は大…
大臣からもありましたけれども、実態をやはりしっかりと直視をしていただければ様々な施策が打てると思いますので、よろしくお願いをいたします。 次に、特別支援学校にお子さんが通学する親の方々からの聞き取りでは、特別児童扶養手当など、所得制限が生む…
まず、障害児を含めた次代を担う全ての子供の育ちを支える基礎的な経済支援として児童手当がございます。これにつきましては、所得制限なしで拡充をしてまいりました。また、ニーズに応じた現物給付であります障害福祉サービスによる支援、世帯の所得状況に応…
児童手当においても、所得制限の撤廃において、子供の育ちを支える給付が親の所得によって左右されるべきではないという考え方があるものと思います。そうであるならば、持続可能性という問題があったとしても、障害という追加的な困難に対する支援こそ親の所…
まず、児童手当でございますが、これは、少子化対策を強化する中で、障害児を含めた次代を担う全ての子供の育ちを支えるいわば基礎的な経済支援として、新たな財源の確保とともに、令和六年十月から所得制限を撤廃をしたというふうに承知をしております。 一…
今の大臣の答弁の中にも、ほかの所得制限を有する制度との均衡というお話がありました。先日、代表質問で、国民民主党の玉木代表の質問に対する総理の御答弁の中にも同じような表現があったかなというふうに認識をしておりますが、ここで幾つかの制度について…
全額公費によります現金給付である特別児童扶養手当等の所得制限につきましては、障害児の生活の安定に寄与するよう必要な範囲で支給をする、そういった制度趣旨であったり、二十歳前に傷病を負った場合の障害基礎年金など他の所得制限を有する制度との均衡を…
ありがとうございます。 今、全国千七百を超える自治体でそれぞれ取組があるというところがございましたが、このデータ連携の課題というのは、実は、技術だけではなくて、千七百以上ある自治体でそれぞれに頑張って取組をして、異なるタイミングで、時に異な…
) 玉木雄一郎議員の御質問にお答えいたします。 冒頭、内閣総理大臣就任に対し御祝意を賜り、ありがとうございます。早口で四十問御質問をいただきました。 来年度予算と、これまでの政策の在り方からの転換についてお尋ねがございました。 高市内閣にお…
国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、高市総理に対して祝意を申し上げます。おめでとうございます。国民から与えられた大きな政治的パワーを使って、これまで長年できなかった政策の転換を実現されることを期待申し上げます。 私たち国民民主党も、対決…
ここでもまた均衡という言葉が出ましたけれども、やはり、政府側の考え方や理屈というのは理解できなくはないんですけれども、でも、その一方で、目の前、障害を持ちながら一生懸命働いて徐々に収入が増えてきた、それでも、この手当がなくなることによって、…
御答弁ありがとうございました。 まず、やはりこれまでも何度か繰り返してきているこのやり取りなんですけれども、今、黄川田大臣については公平性という言葉、また、上野大臣については均衡という言葉を使われています。こうした均衡ですとか公平性という言…
この数字の読み方
この道具の作り方