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藤田文武議員の質問と、政府の答弁

2021年2月24日 衆議院 予算委員会公聴会 第1号。「最低賃金の引き上げと中小企業の賃上げ支援」の国会トラッカーから、この1件を取り出しました。

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質問

その中の手法として、賃金水準を上げていく手法として、私は最低賃金を大幅に引き上げるというのは果たしてどうなんだろうというのはちょっと疑問に思っているところがあって、というのも、賃金、最低賃金を上げていくと、やはり企業側からすると、不確実性の多い雇用を長期に永続していくということを強いられるというか課せられるわけですから、なかなかいきなり賃金を上げるというインセンティブは働きにくい。つまり、どういうことが起こるかというと、低賃金水準の最賃張りつきみたいなことが起こるわけです。そうすると、全体の賃金水準を上げるインセンティブに果たしてなっているのかなというふうに私は思うんです。また、経済指標でいうと賃金水準というのは遅行指数ですから、賃金水準を上げることによって経済を活性化するという、最近イギリスとかを含めてそういうことも言われ始めていますが、私はちょっと懐疑的だなというふうに思っています。

答弁

第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト 熊野英生

一つ前提として言えることは、最低賃金を徐々に上げていくという政策は既に安倍政権下からずっと行われているので、我が国の政策は、最低賃金を上げるというふうにもうなっているんじゃないかと。ただ、それを劇的に上げるかどうかというところで問題があり、私は、最低賃金を劇的に上げると、困るのは大企業じゃなくて中小企業だと思います。製造業とかサービス業においては、日本はイギリスと違って価格転嫁がなかなかできないという国なので、最低賃金を上げると、むしろ中小企業がばたばた破綻するようなことになるので、ここは段階的にやらないといけない。あと、極めて重要な概念があと二つあって、一つは、賃金が上げられるのは生産性が上がることなんですね。やはり、生産性を大きく上げることを通じて最低賃金や賃金全体を上げていくということは非常に重要だと思っています。生産性の上昇の前提なくして賃金を上げるというのは、企業に無理強いをす…

抜粋は会議録の文をそのまま切り出したもので、要約していません。答弁は「質問の直後の政府側の発言」を機械的に取り出したもので、一つの質問に複数の論点があるときは、別の論点への答弁であることがあります。全文は会議録でご確認ください。

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